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2015.10.06

パリ、毎年10月第1日曜日のお祭り 凱旋門賞2015

モードの祭典があったり、収穫祭があったり、大きなスポーツイベントがあったり、祭りがあったり、何とかデーがあったりと、毎週、何かしらのイベントが開催中のパリ。
定番のものは、季節と同じ意味を指す。
この凱旋門賞は秋。
パリを改造したナポレオン3世が造った競馬場だ。
凱旋門賞
日本からのファンもいるし、おそらく、在住の日本人の方も多く、ここへ足を運んでいることだろう。
もちろん、このレースが、競馬ではなく、イベントであるからでもある。

この競馬場も、この週末を最後に、改修工事に入る。
来年は、北郊シャンティイにて開催。
古いスタンドでは、最後の開催だ。
凱旋門賞
今年は、日本の馬はいないのだが、あの、日本のオルフェーヴルを破った、トレーヴというフランスのヒロインが主役。
競馬場の雰囲気も、前哨戦も、彼女が勝ち、彼女がここを勝つために、すべての舞台が作られた。
そういった感もある。
凱旋門賞
実際、負けるはずのない馬、そう誰もが思っていた。
勝てば、このレース史上、初めてとなる3連覇の達成。
しかも、女の子であるのにだ。
凱旋門賞
2週間雨の降らないパリ。
競馬場のコースは乾ききって、スピードの出るレースコースに。
あらゆる手を使って、盛り上げる、まるで、トレーヴに勝ってください!という出来レースのような雰囲気の中レースはスタート。
凱旋門賞
ところがだ。
やってきたのは、英国のニューヒーロー、今年のダービー馬ゴールデンホーンだった。
前日、母国開催のラグビーワールドカップでオーストラリアに完敗し、なんと予選敗退。
打ちひしがれてやってきた、英国人に勇気と希望を与える大勝利であった。
2015.06.20

女性の帽子 ディアヌ賞2015

この日のための帽子屋さんがパリ市内にもあるという。
6月の第二日曜は、シャンティイの町に、おしゃれをした女性があふれる。
ディアヌ賞
目的は、競馬。
無論、初めて、競馬場に訪れる人もいるだろうし、年に、この日だけ楽しみにしている人もいるのであろう。
ディアヌ賞
一家離散。
憔悴。
一文無し。
競馬に付きまとう、日本でのイメージ。
ディアヌ賞
ここは、貧乏人の世界ではなく、競馬は社交界。
今週行われていた、ロンドン郊外のアスコット競馬場も、ロイヤルアスコットと呼ばれ、競馬大好きエリザベス女王以下、多くの上流階級の人もあふれる。
ディアヌ賞
ロイヤルアスコットと違い、ディアヌ賞開催日のシャンティイには、ドレスコードはない。
だから、TシャツでもOK。
ディアヌ賞
日本人は賭けるという。
ギャンブルでしかない。
こちらは、賭けというPari(パリ)という単語も存在するが、遊ぶという。
着飾り、賭け、声援を送り、喜び、ふくれ、時を分かち合う。
k友達同士でやってきて、それぞれ、赤、青、緑のドレスを着、互いに写真を取り合う。
ディアヌ賞
デジカメと、スマホの出現で、写真を撮る人の数が激増したように思う。
写真を撮るために着る。
そんな人も、きっといる。
ディアヌ賞
むろん、ここへは、撮られるためにやって来る人も多い。
彼女達は、それが仕事でもなく、そうでありながら、きちんとポーズをとってくれたりする。
また別の場所へ行き、別のカメラに収まる。
まるで、お祭りで練り歩くかのようだ。
ディアヌ賞
今年のディアヌ賞の広告には、C'est Partyとなっていたが、これはもう、お祭りだろう。
Fête(フェット)とは祭りの意味。英語のフェスティヴァル。
そんな雰囲気だった。
ディアヌ賞
祭りを作り出したのは、何度でも取り直しの効く、撮ったらすぐ確認できるカメラ。
気に入らなければ、撮りなおせるカメラ。
そして、多くの人が、メインレースの写真を撮ろうと、手を上げている。
2015.06.14

6月第2日曜日は女性の着飾るフランス競馬が最も華やかになる日

今週は、ディアヌ賞の広告が、街中に随分現れてきました。
普段、競馬をしない人も、この日だけ、普段しないような格好をして、パリ北方にあるシャンティイ競馬場をめざします。
ディアヌ賞
広告の通り、一番華やかになるのが、女性の帽子。
そもそも、エルメスがスポンサーを何年もしていたこともあるのでしょうが、完全に女性が輝くための日になります。
むろん、英国のように、ドレスコードがあるわけではありません。
一番のメインレースは、第4レースに組まれているディアヌ賞。
3歳の牝馬の頂点を決めるレース。
英国では、オークスと呼ばれるレースのフランス版。
今年の一番人気になりそうな馬はシャネルの馬クイーンズジュエル。
さてさて、どんなストーリーが用意されていますことか?
2015.06.08

ローランギャロスの向かい側で

ローランギャロスの決勝で混雑する、パリ16区のはずれ。
ローランギャロスへ向かう人の波から、外れて横断歩道を渡る。
渡る人が、全くいないわけじゃない。
そこは、テニスの聖地から、通り挟んだ所。
オートゥイユ競馬場。
障害競走の聖地である。
オートゥイユ競馬場
やってくると、こちらも大盛況。
何しろ大レース。
フランス人も多いが、障害競走の本場からやってきている、イギリス人も多い。
ネクタイ締めて、ビール飲んでいたら、大抵イギリス人と思ってよさそうだ。
なにしろ、英国からも随分と馬がやってきている。
まあ、ロンドンパリって言ったって、関東関西ってな距離ですがね。

もしかしたら、パリ観光がてら、アンディ・マレーを応援に来ていた人かもしれない。
錦織選手が決勝なら、自分も、どこかでパブリックビューイングだっただろう。たぶん。
オートゥイユ競馬場
上の写真は大レース。
下の写真は、大レースの合間のなんでもないレース。
プログラムを見ると、パスワードという馬が・・・。
昨今、日本じゃ、話題になったキーワード。
ってなことで、それの単勝(1着のみ的中)、複勝(3着まで的中)の2種類を買って楽しむことに。
紺色に、赤い日の丸の勝負服だ。
オートゥイユ競馬場
真ん中、付近にいたパスワードが、最後の障害では2番手で通過!
オートゥイユ競馬場
いやいや、来た!
オートゥイユ競馬場
いい感じ!
オートゥイユ競馬場
来い!
オートゥイユ競馬場
差せ!
オートゥイユ競馬場
差せ!
差せ!
刺せじゃないよ。
オートゥイユ競馬場
いやぁ、来ました!パスワード。
おかげさまで、予想してきた他が、ダメダメの中、コーヒー1杯分のプラスに。

走る競馬は、ロンシャン。
歩く競馬は、ヴァンセンヌ。
そして、跳ぶ競馬は、オートゥイユ。
パリ山手線の内側程度の小さな街なのに、3種類の専門競馬場が存在する。


今日は、帰りのメトロは、赤と黄色と黒のユニフォーム着たベルギー人も多かった。
フランス対ベルギーのサッカーの試合が、パリ郊外であるのだ。
昨日は、ドイツ・ベルリンで、サッカーのチャンピオンズリーグの決勝。
ドイツのベルリンって言ったって、東京九州ってな距離ですがね。
AKBの総選挙を都内でテレビで見るのと同じ距離感なわけです。
それこそ、ベルギー対フランスじゃ、アルビレックス新潟対FC東京のサッカーの試合みたいな距離感ではありますね。
言葉も、フランス語つうじますし・・・。

それにしても、欧州は、それぞれの趣味へ、短い夏を楽しみ始めている感じですね。
2015.06.01

フランスのダービー ジョッキークラブ賞にて

今日は、フランスの競馬の祭典。
フランスのダービーこと、ジョッキークラブ賞の日である。

どたばたの日であった。
朝から列車は遅延。
北駅近くのスーパーで買った水は、口が開いていた。
ちょっといやな気がしたのだが、蓋がちゃんとしまっていたから大丈夫だと思ったのだ。
そういえば、水がほんの少し少なかったと思われる。
一口飲んでしまったが、だれかの病気をもらっていないことを祈る。
ジョッキークラブ賞
さて、列車に乗って、シャンティイ競馬場へむかう。
ところがだ。
先ほどの遅延の影響らしく、運転手がいないとのこと。
日本じゃ、聞いたことない。
他の運転手捜しているが、1時間ぐらい出発が遅れる見込みだそう。
もっとも、こちらの人は、ため息ひとつだけ。慣れている。

2時間待って、列車は動き出した。
ようやくにして競馬場の入り口についついた。
チケットを買って、中に入ろうとする。
今買ったばかりのチケットは、2014年のものだから、入れないという。
もちろん、セキュリティーのおじさんが、あわててチケット交換しに行ってくれたが、なぜ自分だけが2014年のチケットを窓口で渡されたのか?は不明。
いやいや、1年前のチケットが、窓口にあったこと事体不明でしょ!
この程度は、たいした迷惑でもなく、笑い話の部類。
入れればいいのだ。
ジョッキークラブ賞
上はメインレースのひとつ前。
紫の服の子は、女性ジョッキーである。

メインレースが始まる。
となりのおやじが、馬が入場してきたことを、つついて教えてくれた。
隣の親父も写真を撮っているのだ。
ありがとう!と写真を撮っていると、突然、カメラが動かなくなった。
なんとまぁ、すべての電源が切れている。
何をやってもうんともすんとも言わぬ。
換えの電池はわすれてきた。

ゲームオーバー!
なんていうことだ、大事なレースの直前に電池切れですか!
自分の準備ミスながら、なんと運のないことかと思う訳だ。
こればかりは笑い話ではない。
だが、あきらめて、生で見るぞ!と空元気。
片付けようと、レンズをはずし、再びつけると、なぜか、電池満タンで動き出した。
ジョッキークラブ賞
テニスの試合も、遅れるほどの雨の日であったが、自分が歩いているときだけは、なぜか雨にならなかった。
ここで運を使い果たしたようだ。
いやいや、多くのネタがあっただけ、運がいいとも言える。
旅は、ネタが命なのだ。
ジョッキークラブ賞
2週間後のディアヌ賞では、着飾った人々で、ここも列車もあふれる。
列車が動くことと、衣装が映える太陽が出ることを祈りつつ、馬券惨敗の競馬場を去る。
2014.10.06

凱旋門賞2014

日本の馬3頭が挑戦した凱旋門賞が終了。
今年も、また、残念な結果でしたが、改めて、お祭り競馬は楽しいもの。
凱旋門賞
結局、フランスの馬が連覇するという結果になった。
結構な数に日本人がやってきましたが、落胆したひとも多かったはず。
それも、ひとつの、凱旋門賞の光景になりつつあります。

狂喜乱舞する日本人が見られるのは、何年先になるのか?
凱旋門賞2015へむけて、スタートすることになります。
2014.10.04

サンクルーの秋

パリは今週末、来週末とフランス国鉄の工事が大規模に行われる。
土曜日に、地方へ日帰りする予定も、帰り便が全く手配できず。
工事で、こんがらがって、良くわかんないんだ!と駅で、言われてしまった。
郊外滞在なのだが、土日は一日中、途中駅から、バスに乗らねばならぬらしい。
となれば、行く場所をキッチリ決めて、ゆっくり回って、早く帰るに限る。
サンクルー競馬場
本日は、サンクルーにある競馬場へ出かけた。
ここの入り口付近の紅葉は、いつも緑の芝とのコントラストが美しい。

このサンクルーという街。
パリのブローニュの森からセーヌを渡った対岸にある。
丘の街だから、パリが一望できる、まさに山の手。

山の手。そんなところにこそ、こちらでは競馬場があるのだ。