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2011.06.13

ル・リオン・ダンジェへ その10 一路パリへ

アンジェ駅を通過する貨物列車である。
線路も道である。フランス語でChemin de Fer読んで字のごとく、鉄の道である。
繰り返しになるが、道も鉄の道もカーブはいいねぇ。
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その帰り道、アンジェからルマンへ向かうTERに乗った。
下の写真と同じような列車である。
当然、検札がある。
その、検札のお兄さんにレイルパスとパスポートを渡す
”ありがとうございます”
日本語で返事が返って来る。


暫くすると、そのお兄さん、別の車掌さんを呼んでくる。
なんだなんだ?レイルパスってのは、こうやってチェックするのだよ、覚えておきなさい!と講義が始まるのかと思いきや・・・。
彼は日本に住んでいたんだよ!と紹介されたのである。
しかも、これまた、わしの知っている名古屋人に顔も雰囲気も似ておる。
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その呼ばれた名古屋フランス人は、
”えぇ~、いいよ先輩、わざわざそんな紹介しなくても”
ってな雰囲気であったが、おせっかいな先輩に言われてしまったのであろう、フランス語で1年日本に住んでいました。と言った後、東京と大阪と長野にいましたと日本語でのたまったのである。
"良い旅行を!"と会話わ終わったのだ。


いやぁ、私の知る限りでは、彼の持っている独特の雰囲気というのは、名古屋周辺人特有のものと同質なのだ。
あの、わしの知り合いにも感じるし、イチロー選手にも感じるし、名古屋で喫茶店に入ったときなどは、周りの人みな、同じような空気を持っているように感じてビックリしたのである。
ただ、彼は、名古屋へは行かなかったようである。
もしかすると、カフェも含め、東海地方とフランスの気質共通点というのが、将来どこかの学会で発表されるかもしれん。
なんだか、フランスの地方の在来線で日本人と会話したような気分である。
110612-3
大垣-豊橋間の快速ではない。
ルマンで乗り換えたTERはシャルトルを経由してパリへ向かう。
シャルトル停車3分前ごろが勝負だ。


実は、昨年、ボース平野の向こうに見えるシャルトル大聖堂という写真を撮りに、シャルトルから一駅行ったところへ散策しに行ったのだ。
その時は、まさか列車から、この画が見られるとは思っていなかったので、カメラを用意していなかったが、今度はぬからぬ。
手前の駅を通過して、家々が切れたとたん、見えたと思ったら、連写しまくる事だ。
考えている暇はない。
まだ?と時計に目をやってはいけない。

これはTGVに乗らなかった旅人へのプレゼントなのである。
フランスローカル線の旅もまたオツだ。

気を抜いてはならない。
シャルトル手前で、カーブする線路の向こうにそびえるシャルトル大聖堂という画に出くわす。
それを過ぎれは、後は駅前から見えるシャルトル大聖堂という、平凡な図柄だけが待っている。
近くて、でかく見えればイイってもんじゃない!


ルマンから乗車するのなら、進行方向を向いて左側、ルマン行きなら、進行方向右側に座れば、その昔、巡礼者が目指した、丘の上に輝く大聖堂という画を拝めるのである。
左斜め前方を撮りやすい位置に座る事である。
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