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2009.07.15

パリの地下鉄のスリ2

旅行シーズンだ。被害者を減らすため、書きすぎるということはあるまい。
前回は地下鉄のホームの話、そこから一番最後に乗り込んでくるスリの話だったが、今回はまた別。

子供のスリである。


日本は安全な国。そういう意識が無意識の中にあるのか?少なくとも、実際日本のほうが圧倒的に安全なため、危機回避の能力退化なのか?いくら気をつけていても、ずっと気を張っていると疲れてしまう。
欧米では、そんな程度の気遣いは、疲れるに値しない。常にアンテナを張っているから慣れている。


満員電車でないメトロで、近くに人がいないと、つい、気が抜ける。しかし、そんなところに、小さな子供が移動してくる。
子供が来ても、無防備のままだ。
そこを突かれる。

知り合いの何人かは、この状況で子供にすられた。または、すられそうになるのを注意された。”子供の手が入っているわよ!”と。


旅のおしゃれはいい。でも、あなたが持っているバッグは、簡単にチャックが開く。いや、閉じることもできないトートバッグや、中の財布も丸見えのスケルトンのバッグ。
スリは、そんな、無防備なおしゃれの人を探している。きれいだなぁとは思わない。おいしいなぁと思うのだ。


旅行に少々きれいな格好をしていく。東アジア人ガイドブックを持っていたりする。
日韓中は、旅のおしゃれ度も共通部分が多いように思う。彼らにとって、相手が旅行者であれば、日韓中の区別は必要ない。
そんなちょっとおしゃれの無防備旅行者を探している。住んでいる人を狙うより、帰国してしまう、しかも通常より結構お金を多く持ち歩く旅行者の方が、彼らにとって安全に狙えるカモなのだ。


相手が子供でも、十分な注意は必要だ。
20年近く前に始めてフランスへ行った時の仲間も、留学中のクラスメートも、数年前に出会った在仏の人も、子供にやられている。
おしゃれは、安全を考慮して決めるべきだ。スケルトンのバッグから、ヴィトンの財布がチラチラ見えているのは、向こうでは違和感がある。

パリジェンヌは人目を引くような格好では歩かない。自分の地元なのだから当たり前だが。
シャンゼリーゼできれいな格好で歩いているヨーロピアンをたくさん見た!と反論する人もいる。
それは、フランス人であったとしても、パリの旅行者なのです。むろん、フランス人の数よりフランス人でないヨーロピアンの数の方が多いのだが。

危険と安全は、自分の意識でだいぶ変わるものなのだ。
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