FC2ブログ
2009.05.08

リヨンに異変が起きている

とはいっても、サッカーの話である。
このところ、8年だったか?ずっと、オランピック・リヨンがフランスサッカー界の天下を取ってきた。
ところが、今年は異変が起きている。
もう、リヨンには優勝の目がほぼない。

5月は欧州各国のリーグ戦の優勝チームが決まる大事な時期である。

そんなにフランスのサッカーに興味がなければ、知っているチームは、少し前の人なら、パリ・サンジェルマンオランピック・マルセイユなどであろう。
ロナウジーニョはパリにいたし、ジダンはマルセイユにいた。

いや、それよりももっと前からライバルの2チームである。
むろん、歴史は、マルセイユに軍配が上がる。

が、このところ、リヨンが席巻しており、その2チームとも、低迷にあえいでいた。

現在、4試合にして、優勝の可能性が高いのが、マルセイユボルドー
3位争いをリヨンパリがしている。

試合に勝つと3ポイント獲得できる。
残り4試合だから、12ポイントなわけである。
引き分けの場合は1ポイント加算され、負ければ0だ。

現時点では
1位マルセイユ68ポイント
2位ボルドー68ポイント
3位リヨン61ポイント
4位パリ60ポイント
5位トゥールーズ58ポイント
以下と続く。

優勝はもちろん、欧州最優秀チームを決めるチャンピオンズリーグ出場権は3位まで。
カップ戦出場権は4位まで。
5位以下何もなしである。
5位のトゥールーズと3位のリヨンの差はたった3ポイントであるから、1試合で追いつかれてしまうのだ。

もちろん優勝争いも熾烈だ。68で同点である。得失点の差でマルセイユがトップであるが、予断は許さない。

マルセイユの旧港にサッカーチームのカフェがある。
この近辺の街でも、試合の日は親父どもが酒を片手にカフェで地元チームを応援する。
マルセイユは言ってみれば、野球の阪神みたいなチームなのである。

ちなみに、やはり、大都市のチームは強い。
このほか、リールニースレンヌなども上位の常連である。

アメリカの野球同様、欧州のサッカーも基本フランチャイズ同士の戦いである。
レッズ対アントラーズやジュビロ対アルビレックスではない。
浦和VS鹿島、磐田VS新潟というのが基本である。

日本より、はるかに地元意識がつよいのは、フランスの欧州の歴史を紐解いていくと、わかるような気がする。
バスクのサンセバスチャン出身の男の子が話をしていたが、スペインのチームであっても、どんな大会の決勝戦であっても、マドリッドのチームを応援することはない。
ちなみに、バルセロナのチームは好きでもなければ嫌いでもないそうだ。レアルマドリッドについては、はっきりと、”だいきらい”と答えていた。
その背後に歴史が全くないとはいえまい。

さあさあ、阪神が久々に優勝したときは、盛り上がったものだが、マルセイユが優勝すると、盛り上がるのだろうか?
そういった意味では、フランスが盛り上がるわけではなるまい。"マルセイユ”が盛り上がるのである。
もちろん、優勝の可能性はボルドーといまのところほぼ五分の条件である。

特に、サッカー、ラグビー、自転車、競馬は大きな大会があると、盛り上がる。
これも、芸術、モード、料理、ブランドのフランスの別の一面である。
スポンサーサイト




この記事へのトラックバックURL
http://rvabeille.blog80.fc2.com/tb.php/509-ba7f1594
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント
管理者にだけ表示を許可する