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2009.04.01

乗り継ぎ便でパリへ行く11

エイプリルフールであるが、以下の話は実話である。


さして、たいした話ではない。
以前シンガポールへ行ったときのことである。
シンガポールへはJALで行き、帰りは乗継ではないが、台湾経由のシンガポール航空にのった時の話である。
シンガポール滞在時にJALの123便の事故があったときだ。



台北で一度航空機を降りると、一旦、降りたところの待合室で飛行機を待ち、そのまま、今まで乗ってきた飛行機に乗り込むことになるというトランジットであった。
こういった経験をしたから、便名の変わらぬトランジットは同じ飛行機に乗り込むのだろうと、オーストラリアのメルボルンで飛行機を逃してしまった経験は以前お話したとおりである。

台北に着いたシンガポール航空機は、エンジントラブルで1時間ほど出発が遅れることになった。
実は日本語でこれを聞いたのであるが、それだけなら記憶に残るまい。



待合室にあるアナウンスのマイクの近くを通ると、その近くにいる乗客に英語で尋ねている係員がいる。英語が出来ますか?と。

どうやら、日本語で、場内アナウンスをしてもらいたいらしい。
その女性乗客のひとに英語を伝え、その日本人女性が日本語でマイクをとおしてアナウンスを行った。
内容は、先程のエンジントラブルによる1時間ディレイの内容だ。

日本語が出来る台湾の人などいくらでも空港にいるのだろうに、よりによって、乗客の一人にアナウンスを頼むのはまた、どうしたわけだろう?とも思ったが、まあ、おかげで、英語も分からぬわしも先程の内容を理解したわけである。
もしかしたら、JALの事故で皆がナーバスになっていたため急遽日本語アナウンスを行ったのかも知れぬが、真相は分からない。

それにしても、旅か仕事か分からぬが、居住者でもないのに外国で日本語アナウンスを行うとは、なかなかあるまい。思い出に残ることであろう。
むろん、シンガポール航空は無事に成田に到着した。



何年もたって、たまたま、シンガポール航空でパリへ行くことになった。その時のシンガポールまでの便が台北経由であった。
時代は変わる。
台北についても、日本で使える携帯電話のアンテナが立ったまま。もちろん、フランスでもシンガポールでも携帯電話は使えるのだが・・・。

予期せぬことが起こるのが旅。一度不思議な縁のあった土地には、意識せずとも不思議と再び訪れると言うのも旅なのだ。
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