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2008.12.09

南仏、フランスとは

081209
写真は、どこか不明ではあるが、南仏である。
オレンジの瓦屋根は南仏だけのものと言うわけではないが、南仏らしい屋根ではある。


北フランスと、南フランスでは、建物を含めて、大きく違う。
丁度、欧州のローマ圏とゲルマン圏の境が、フランス中部に東西に走っていると思えばいいのだろう。
アルプス地方、リヨンの辺りから、ポワティエ、コニャックあたりへ線を引いてみると、南北に分かれる。
言葉が違うのは、よく言われることであるが、建物の雰囲気も違う。


もっとも、フランスと言うのは、イルドフランス地方文化圏の現フランス地域の統一であって、日本のように、島国であるのとは大分違う。

アルザス、ブルターニュ、バスク、コルシカなどは、全く違う文化圏の代名詞のようなところであるが、ブルゴーニュも、もともとはブルグンド王国であり、プロヴァンスも別の国であったし、サヴォワもそうだ。ルシヨン地方はカタルーニャでもあるし、北部は、ベルギー、フランドル地方といえる。


さまざまな文化の融合体であり、だから、パリだけでは、イルドフランスの一部を知るに過ぎないのである。
もちろん、最近、おフランス文化に食傷ぎみの連中は地方へ向かうが、アルザス、ブルターニュ、バスクなどだけが、ステレオタイプのフランスと異なる文化を有しているわけでもない。

それぞれの地方、それぞれの歴史から、違っていたり、混ざっていたりの文化圏がたくさんあるのがフランスなのである。だから、フランスの地方は面白い。

そして、こんなところに何故、それなりの大きな都市があるのか?や、日本のように、一極集中型ではなく、巨大ではないけれども、結構そこそこ規模の都市が全土たくさんあるのも、フランスと言うこの地方、特有のものであることが分かる。皆違う文化圏だったのだ。そこの首府が、今の地方の中心都市とも言える。


パリの色は赤と青である。
フランス国旗を見れば、イルドフランス地方が現フランスを統一したと言っていいことが分かるともいえる。フランス語もまた、イルドフランスの言葉なのだ。
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