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2008.09.25

フランスと馬

革命記念日
フランスは今でも多くの馬を生産する国である。
しかも、この国の人は馬肉を食べる習慣もある。

写真はロンシャン競馬場。この競馬場脇に修道院があったのだろう。
修道院では、パンやチーズやワインを作っていたから、こういった風車が修道院近くに存在することは普通のことである。
修道院、僧院をアベイという。
風車はムーランだ。
赤い風車のキャバレーがムーラン・ルージュというからご存知だろう。
このロンシャン競馬場の有名なレースに、アベイ・ド・ロンシャンというレース(ロンシャン僧院)とムーラン・ド・ロンシャン(ロンシャンの風車)というレースがある。


ここフランスにはなんと250以上もの競馬場がある。オーストラリアについで世界2番目の多さである。英国にも150以上の競馬場があるが、この仏英の面積辺りの競馬場の数は世界ナンバーワンだろう。
そんなこともあって、日本のように、競馬関係の仕事そのものが特別なことではない。
通常の職業のうちのひとつだ。
もちろん、ジョッキーはある意味特殊だろう。
が、馬のお世話をする人であれば、ジーンズを穿いた若い女の子も結構いる。

この国は馬を大事にしているし、馬の文化も大事にしている。
シャンゼリーゼで革命記念日7月14日にパレードがある。
このトリと飾るのも騎馬である。

日本の10倍近い競馬場を持つフランスは、イベントがあるところで、人が集まるところで競馬を開催している。お祭りなのだ。

山手線の内側ぐらいしかないパリでも3つの競馬場を持つ。
ロンシャン、ヴァンセンヌ、オートゥイユである。

お城と共に存在する競馬場もパリ郊外にある。
ランブイエ、メゾンラフィット、フォンテーヌブロー、コンピエーニュ、シャンティなどがお城も競馬場もあるところだ。

他にも、カジノもある保養地アンギャン、ロンシャン競馬場から結構近いサンクルーと競馬場は多い。

これだけでも、いかにフランスに競馬場が存在するのか一端をお分かりいただけよう。

平日の競馬場を日本でたとえるなら、医者の待合室である。
ご老人が集まって、賭け事をするでもなく太陽の下で話をしていたりする。
どちらが健全かは言を待たない。

この国では、お祭り、社交場、そして憩いの場であるのだ。
その中で、世界最高峰の馬を決めるレースがまもなくやってくる。
凱旋門賞だ。このような国の、それも世界の頂点を決めるレースに日本の馬が挑戦する。

それはそれで意義深いものなのだ。
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