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2008.09.18

モルニー公のドーヴィル

モルニー公
ドーヴィルといえば何を思い出すだろう。
女性でもあこがれる、ノルマンディの海岸保養地である。

海岸にある、木の板のプランシェ、ここをカップルで歩きたい!という女性もいるだろう。
また、映画、男と女を思い出す人もいるだろう。
ここが舞台である。


この街は行ったいつから出来たのか?

この街が出来るのに大きくかかわった人がモルニー公である。
ナポレオン3世の弟である。

このナポレオン3世という人は、パリの街を改造し、今のパリを造った人でもあるのだ。
誰もがあこがれるきれいなパリを演出したその人である。
それまでは、暗く、糞尿が投げ捨てられ、きたない街であったのだ。

このころに同じくできたロンシャン競馬場もこの弟モルニー公が深くかかわっているし、ドーヴィルも同じなのである。
要するに、当時の貴族のステータスのひとつに競馬があり、ドーヴィルの街も競馬場と共に発展して言ったのである。

駅を降りて、左へ歩いていけば、競馬場へ出る。もう、すぐだ。
この立地、海からの距離、そんなところが、フレンチリゾートをあらわしているといっていいだろう。
ドーヴィルは競馬の街なのである。


競馬場の雰囲気も、レンガ作りのスタンド、厩舎、そして、人工的な雰囲気のしない、いかにも優雅なパドック。
夏にもなると、多くの競馬が開催され、ラフな姿のお金持ちが、競馬を楽しみにやってくる。
そんな生活がしたくて、ドーヴィル近郊に家を買っちゃうご老人の方もいるほどだ。

あなたがあこがれるフランスは、上の社会に行けば行くほど、競馬とは密接になるのである。
競馬=おフランスの原点ともいえる。
誰もがあこがれる街、パリ、そして、ドーヴィルは、ナポレオン3世、モルニー公、オースマン知事らによって、このころ出来上がったのだ。
ルイ15世時代から始まり、マリーアントワネットがルイ16世におねだりして始めた競馬は、ナポレオン時代を過ぎ、ナポレオン3世時代についに、現代我々が聞くような大レース、パリ大賞などが創設されることにいたるのである。1860年ごろの話だ。
フランス革命からは70年近くたっている。

ドーヴィルは、これ以降、貴族やブルジョワが押しかけることになる。

ちなみに、今、雑貨でも人気の画家サヴィニャックは、ここドーヴィルの隣町、カジノの町、トゥルーヴィルに住んでいたのであり、いまも、彼の町として話題に上る。
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この記事へのコメント
はじめまして

ブログ村からやってきました。簡潔で的をえた文章に思わずひき込まれ、RueAbeille.comも拝見しました。もりだくさんの内容ですね。

私ごとですが、ブルターニュのHPを立ち上げようとその内容を考えているところです。あれもこれもと欲張っても仕方ないのですが、まだ絞り切れずにいます。

またうかがいますので、よろしくお願いいたします。

Posted by 市絛 三紗 at 2008.09.18 18:06 | 編集
ブルターニュも楽しみですね!
がんばりましょう。
Posted by 管理人 at 2008.09.22 19:32 | 編集
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