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2008.08.21

露出補正が出来るカメラを選ぼう

ナミュール01
ナミュール02
二つの写真を見ていただこう。
微妙な違いがわかるだろうか?
片方は少し白っぽく、片方は締まっている。

今回は、露出補正の話である。


露出補正とは、何か?

今まで説明してきた絞りとシャッタースピードの関係を、無理やりいじることである。


どんなときにこの露出補正を使うのか?

カメラというのは、全体の平均値をとる傾向がある。
自動的に、F5.6の1/125秒と判断したとしよう。
どうやってこれを判断しているかというと、写真になる中心部分を重点的に、光の量を測って、決めているのである。
それゆえ、撮影した人の意図と、微妙にずれることが、実は多いのである。

カメラは人間ではないので、今日は、ちょっと暗めに撮りたいと思ったり、ここは、少し締まった方がいいなと思っても、人間の個人個人の頭の中身までは読み取ってはくれない。
だから、撮影者が、自分の好みに合わせられるよう、この露出補正という機能がついているのだ。


どうやって露出補正するのか?

カメラには、たいてい、-2から+2までの横軸のインジケーターがある。
マイナス方向にずらせば、締まって暗くなるし、プラス方向にずらせば、明るくなる。


たとえば、

下の写真は、ベルギーのナミュールという街の写真であるが、こういった写真なら、まあ、パソコンで修正可能な範囲だ。

が、逆光で、中心にある人の顔が暗くなってしまう、というときなどに、この機能が活躍するのだ。



実際は、絞りとシャッタースピードをいじっていることになるのだが、カメラ的には、先程のインジケーターをプラス側かマイナス側へ動かす作業をするだけで、絞りとかシャッタースピードとかは、あまり意識はしない。
マイナス側へ動かすことを アンダーにする といい、
プラス側へ動かすことを オーバーにする という。



もうひとつ、カメラにある決定的な特徴がある。
それは、光というものは反射であるが、それが色によって、反射率が違うということなのだ。
だから、カメラの基準値は、グレーの反射率にあわせて、光の量を測定するようになっている。

ややこしい話だが、簡単に言うと。

真っ白い雪の撮影をすると、ちょっとグレーっぽい雪になってしまう。
真っ黒の家やお城の壁を撮影しても、ちょっとグレーっぽく、締まっていない黒になってしまう。

グレーの反射率基準なので、簡単に言えば、グレーに近づけようとカメラがしてしまうのだ。

だから、真っ白な雪にしたければ、露出補正でオーバー目に撮影。
真っ黒な壁にしたければ、アンダー目に撮影。

すればよいことになる。

これを応用すれば、女性なら、 黒い服を着たほうが、肌が白く写る ということになる。
もちろん、全体の中のどれほどが黒い部分で占められるかによるが・・・。
そして、露出補正されないことも必要である(笑)


さて、上の風景写真に戻る。
この場合、オーバー目に撮った方がいいのか?アンダー目に撮った方が正解なのか?
それは難しい。
わしもプロではないので、風景を見た瞬間に、判断できない。
アンダーがいいだろうと思っても、どれほどアンダーにしたらいいのか???など判らない。

そんな場合、オーバー目だったり、標準だったり、アンダーだったりで撮影しておけばいいのだが、いちいち、設定して撮影などするのは面倒だし、そうは言っても、せっかく欧州まで出かけて、写真も失敗したくない。
そんなときに便利な機能が付いているカメラもある。
その話はまだ次回。
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