2016.08.17

シティナイトラインで行くプラハ5

盗難にあって、打ちひしがれて、まんじりとも眠れない。
そう思ったが、いつしか、眠りに落ちた。
3段式の最上階が良かったか?

夜半、下の階でばたばたが始まった。
明らかに、息が荒い。
はぁ、はぁ、はぁ。

そして、聞こえてきた女性の言葉は、「メルド!」(フランス語でちくしょう!)であった。
ケルンから一緒に乗った女性だ。
どうやら、フランス人だったらしい。

列車はベルリン駅に停車している。
ベルリンの何とか駅なのであろうが、そこまではわからない。

血相を変えて、荷物をまとめ、猛烈な勢いで出て行った。

ベルリンの停車駅は、めちゃめちゃ長い。
ここが、下車駅だったら、問題ないのだが、もっと手前で降りるつもりだったら、大変だ。

でも、もっと前で降りるのなら、クシェットで寝る必要などないはず。
きっと、ベルリンが下車駅だったのにちがいない。
降りられてよかったね!
そういうことにしておく。
パルドゥビツェ
翌朝、目覚めると、隣の、おそらくチェコ人の女の子から、おはよう!と声を掛けられる。
起きたら、すかさずだ。
女性とは、何度か付き合ってきたのだが、朝から、おはよう!なんて記憶は全くない。

階下では、チェコ人カップルと、おそらく、ドイツ人の会話が始まっている。
会話は英語だ。
その、推定ドイツ人は、パルドゥヴィツェへ行く!そうのたまった。
競馬に行くかどうかは、わからぬが、そう言っているように聞こえる。

おんなじ競馬ファンかもしれない。
つたない語学力を振り絞って、会話をするほどの元気はない。

となりの女の子に、グッドモーニング!を言うのが精一杯の気分。

プラハの街が見えてきた。
ホームへ滑り込んでゆく列車。

チェコへの旅は終わった。

チェコ人3人、独仏日1人ずつの6人コンパートメントであった。

1等車だと、旅行。個室ですからね。
2等クシェットは、旅。
挨拶しかしていないのに、会話に参加していた気分になっちゃうからね。
そんな感じだ。
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