2008.07.08
ブローニュの森

国際的に権威のある競馬場、凱旋門賞やパリ大賞の行われるロンシャン競馬場とパリ大障害などが行われる障害レース専門のオートゥイユ競馬場を二つ抱え込み、それだけで大きな庭園であるバガテル庭園があり、大き目の湖を二つ持つ。他小さな湖もある。
南には、テニスの聖地、ローランギャロスが森の外に控え、森の北には、遊園地や博物館もある。
レストランもあり、幹線道路が森の中を通過している。
そんな、数多くの施設などを持つパリ西部の森であるが、一歩中に入れば、やはり森である。
この森を縦断しようと、43番のバスで終点ひとつ手前で降り、バガテル庭園へ行く。
以前ブログで紹介したとおりだ。
南下すると、風車の見えるロンシャン競馬場が見える。
途中の右側に展開する広場では、サッカーをしていたり、休みの日になると、野球をしているシーンにも遭遇する。
ここから、一番大きい湖を目指す。アンフェリウール湖である。
競馬場脇の滝のある交差点から、この湖に向うように歩いていくと、森らしい雰囲気になっていく。
湖脇のベンチでしばし休憩。
バガテル庭園でもうろついた脚はすでに、疲労度満点である。
小型の湖、シューペリウール湖は翌日あることにして、そのまま、パリ市内16区へ抜けて、街中へ戻る。
翌日は、シューペリウール湖脇を歩く。南へ向うと、右に湖、左にオートゥイユ競馬場がある。
オートゥイユ競馬場へ出かけるときは、たいていメトロ10号線のポルト・ドートゥイユでおりて、トンネルをくぐっていくものだが、この湖脇を散歩しつつ、裏から入るのもいい。
さらに南へ抜け、ローランギャロスへぶつかる。
2日間にまたがって、森を縦貫してみたが、縦貫散歩のために森に来る様なところではない。
東のヴァンサンヌは散歩している人が多く、西のブローニュでは、ジョギングしている人が目立つ。
道路でいくつかに分割されているブローニュは、それぞれのゾーンで異なった顔を持つが、湖近辺が最も憩いの場らしい雰囲気である。
やはり、水と緑は人を癒してくれるのだ。
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