2015.12.07

ノワイヨン大聖堂の椅子

オルセー美術館に絵を見に行く。
椅子といえば、ゴッホを思い出す。
座る部分が編まれていて、正三角形が4つできている奴だ。
三角形の集まる中心部分は、少しへこんでいる。
教会の多くに、このような椅子が置かれている。
ノワイヨン
そういうイメージがあるが、実際のところは、ベンチシートもあるし、形は同じでも、座る部分が板になっているものもある。
最初に見た椅子が、ゴッホの絵のようであったから、そういうものだと勝手に思い込んでいるのかもしれない。

そもそも、教会の椅子の形がそれであるのなら、ゴッホは、どこかアルルの教会から、椅子を拝借してきたのだろうか?
きっと、ああした形の椅子が、一般的であったのだろう。

整然と並んだ椅子と、だれもいない教会。
パリには多くの教会があるが、ノートルダム寺院や、サクレクール寺院のように、人にあふれているところは少ない。
平日は、たいてい、わずかな人がいるだけだ。

ただ、だれもいなくとも、こうして、きれいに並んだ椅子と、大きな空間、そして、響く音を目の当たりにすると、少々背筋が伸びる気持ちになる。

ノワイヨンは、ゴッホの椅子だった。
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