2015.09.06

アレ・レ・バンの今も残る壁

ベルリンの壁が崩壊した。
そのドイツへ向けて、多くの難民が移動している。
そんなニュースが流れている。
アレ・レ・バン
ハンガリーから、オーストリア、そして、バイエルンへと流れてゆくのだろう。
いまは、東西欧州や国境に、見えざる壁はあったとしても、そんなに高くはないであろうから、なんとか越えてはいける。
アレ・レ・バン
たしかに、移動できる時代になったのかもしれないが、人々の間にできる壁は、そう簡単に低くならぬ。
人は石垣、人は城というけれど、それは、そもそも自分達の所属する側にいる人たちの論理。
大きな見える壁は崩壊したけれど、それは、見えざる小さな壁となって、無数に人々の間に介在するようになった・・・のかもしれない。
結局人とは、時に協力し、時に反目し、見えざる壁と見える壁を行きかうだけの存在なのかもしれない。

だとしたら、見える壁の方が、対処しやすい。
心の壁を突き崩すことは、至難の業だ。

朽ちた、それでも残っている壁は、われわれDNAの所作の歴史を語っているのかもしれない。
壁は必ずしも悪いものではない。
秩序の一形態でもあるのだ。

市中の中学校の部活動同様、厳しい先輩に育てられた後輩は優しい先輩となり、優しい先輩に育てられた後輩は、厳しい先輩になるだけなのかも知れぬ。
たとえそうであったとしても、多くの人が何らかの幸せをつかむことを期待したい。
スポンサーサイト

この記事へのトラックバックURL
http://rvabeille.blog80.fc2.com/tb.php/2527-83a19e75
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント
管理者にだけ表示を許可する