2008.06.06
バガテル庭園

無節操とはまさにこのことだ!とこの公園に来て思うのである。
入るのには3ユーロ。
結構な人が訪れている。広間から入り口近くのレストランは満席である。
入り口に立っていた守衛?の黒人のお兄さんに聞いてみる。
地図ないの?
あるある。
手渡してくれ、「この写真のところはこのあたりだが、その前のこのあたりがマニフィック、すばらしい!と丁寧に教えてくれたのである。
まあ、でっかいカメラぶら下げていたためでもあろう。
ありがたく、そのあたりへ歩いていく。
いわゆるガーデニング、とは、こういうやつを言うのだろうか?
POTAGERというのは、野菜なんかを植えているところかと思いきや、ガーデニングしているところなのである。
シャンティの入っていないが、シャンティにもある。
さらに、写真が載っている場所へ到達する。
相当手をかけている。
あのねぇ、バンバカ植えりゃいいってモンじゃないのよ!といいたくなるほどに凄い。
咲き乱れている。
いや、咲き乱れ並んでいる。
統一感はほとんどないが、とても不自然である。
近くで何人もの男性陣がお仕事だろう、土を掘り返して何かを植えようとしている。
いやあ、あれも植えた、これも植えた、赤白ピンクにオレンジに。
ほら、囲いもあって道も何本も網の目のように通っているでしょ!
おばはんが、全ての指に違う色の宝石つけてみました状態である。
花は嫌いではない。
が、名前なんぞは覚えられないし、花屋さんへ行ったことも片手すらない。
がねぇ、これはないでしょ。
花の近くで競馬の予想でもして優雅になんて考えていたが、とても落ち着いたモンじゃない。
しかし、この公園は整備されている。
一番のメインのところより、手前の、ああ、ガーデニングなのねというあたりの方がまだいい。
花の部分以外は緑、芝生その他で、結構な公園である。
遠くに花の見える位置で、ピクニックらしきことも良いかもしれない。
この公園は、孔雀が多い。もちろん放し飼いである。凄い泣き声でないている。
きものの展覧会を中でやっていたが、やはり洋より和のほうが、美的には好きである。
もちろん、こちらの人が喜びそうな柄は派手なものだろうが、自分にそういう方向の趣味はない。
咲いている花をたくさん見たければ、ここもいいかもしれない。
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