2015.04.27

アロマンシュの丘から

風が行く。
アネル村から歩いて登ってきた。
海が見える。
高い位置から見る海は、壮大だ。
水平線が、海辺から見るのとは、何か違うように感じる。
風の向こうに、戦争の爪あとが点々と見える。
アロマンシュ
もと来た方を振り返れば、アネル村方面が見えている。
こうしてみると、随分登ったものだと思うが、何も見えない一本道をずるずると登っていると、そんなに高いところに到達したとは感じていなかった。
アロマンシュ
おそらく、ドイツ軍の哨兵は、ここにいたのに違いない。
迫り来る連合国英軍をどんな気分で眺めていたのだろうか?
時代とはいえ、その時代に命を懸けて戦わねばならぬというのは、悲しいものだ。
アロマンシュ
海に風紋を作りながら、風は行く。
風に乗ってやってくる罵声は、昼飯に何を食べるかでもめる夫婦喧嘩の声だけであることを望む。
そんなことを、考えてしまうのは、アネル村から、何も食っていないからだ。
懐にはアネル村サブレがある。
もう少し。
ゴールが見えたら、あけようと思う。
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