2008.03.11
マントン ジャン・コクトー美術館

マントンの海に面した、マリーナの脇にコクトー美術館がある。
パリの郊外のミイ・ラ・フォレにコクトーデザインのコクトーのお墓のある、サンプル教会がある。
南仏、ニースの隣町、ヴィルフランシュ・シュル・メールにもコクトーのチャペルがある。
このマントンの市役所の結婚式場もコクトーのデザインだ。
パリの教会のデザインに比べて、南仏のコクトーデザインのもののカラフルなこと。
ピンク、ライトグリーン、スカイブルー・・・。
建物がそうさせるのか、この陽光がそうさせるのか、コクトーの絵も、南仏モードになっている。
この美術館を訪れた人は、皆、コクトーのファンになってしまうのではないか?
そう思わせる、美術館である。
パリ郊外のサンプル教会はその名のとおり、壁一面に薬草が描かれている。
サンプルというのはシンプルという意味もあるが、ここでは薬草の意味である。
南仏の絵は、そこにいる人々が生き生きと描かれているように思う。
その絵の雰囲気の違いは、パリから南仏に来たときよりも、南仏からパリに帰ったときに、ああ、と知る事ができる。
太陽の恋しいパリの空。
太陽一杯の南の空。
陽光は、景色も人も空気も皆変えてしまう。
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