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2012.11.25

アヴランシュの城壁内散策

10世紀半ばに建てられたアヴランシュ城。
その当時の城壁であるかどうかはわからぬのであるが、観光局の裏側一帯がお城になっており、そこを囲んでいたのだろう。このお城のドンジョンには登れる上、モンサンミシェルが眺められることは、既に紹介したとおりである。
アヴランシュ
ここが戦略拠点であることは、つい先ごろの大戦でも米軍がここを目指したことではっきりしている。
10世紀といえば、ヴァイキングがフランスを攻めたてていた時代。
911年にできたノルマンディ公国を守るため、ブルターニュ、アンジュー地方へのにらみを利かせていたのだろう。
アヴランシュ
この城壁内にあたる街をぶらぶら散策する。
ちょっとした丘になっているから、坂道になっている。
そんな戦略拠点と裏腹に、物静かな散策エリアになっているのだ。
アヴランシュ
このノルマン人が英国王になる。

跡継ぎの娘マティルダが、ここのすぐ南にいた、アンジュー家のジョフロワ4世と結婚することになる。
英国王が、ノルマンディと同時にアンジュー地方も手に入れた瞬間なのである。

このカップルの間に生まれたヘンリー2世が、さらにその南のアキテーヌ公国のアリエノールと結婚することになる。
英国王がノルマンからアンジュー、アキテーヌとフランス半分を手に入れた瞬間なのである。

して、その子ライオンハートことリチャード1世が、ついにフランスと100年戦争を戦うことになるのである。
その数百年後、フランスを救うジャンヌダルクの出現と歴史は流れてゆくのである。

そういえば、ライオンハートをフランス語でいえば、クードゥリオンCoeur de Lion。ノルマンディの有名チーズの名前である。どこまでもノルマンディなのである。
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