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2011.10.24

Passage du Chantier パサージュ・デュ・シャンティエ

11区と12区の境、フォーブール・サン・タントワーヌ通りは家具屋街である。
その、大通りから建物の下を潜るように、細い道が伸びている。
入口には、PASSAGE DU CHANTIERの文字。12区だ。
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NHKの世界ふれあい街歩きでもこの通りが出てきたし、おそらく、世界各国のガイドブックにも、この通りは紹介されているのだろう。人の数はかなり多い。カメラをもった人たちだ。
人気のない写真を撮るためには、”待つ”という根気が必要だ。
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日本では、まだまだ、歩いて街を感じるという文化は浸透していないかもしれない。
目指す物を目的としない、ただ雰囲気を味わうという、一見、無駄とも思える時間の流れ。
なんと贅沢な旅であることか。
物は写真紹介しやすい。目で見るものであるからだ。
雰囲気は肌で感じるもので、こうしたブログなどで、感じてもらうことは、なかなか出来ない。
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非日常を求める旅もいい。
ただ、街歩きは、どちらかと言えば、日常を感じる旅だ。
そのなかにある、小さな非日常を感じ、同時に、人間という同種の安心感を得る旅なのかもしれぬ。
逃避行や傷心旅行は、大海原やジャングル密林より、”知らない人”ばかりいる街こそ似つかわしい。
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この通りは、可愛らしく、美しいパサージュである。
でも、感じる街歩きは、けっして、可愛らしい道にだけあるわけではない。

おじいさんが、椅子に座っていた。
その横に立って、道の写真を撮るときに、小さく会釈すると、”どうぞ”とばかりに、頷いてくれた。
ふふふ、たしかに、カメラ持ちが多い。
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