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2011.07.08

バスティーユ広場

バスティーユ広場の中央に、大きな塔が建っている。
バスティーユと言えば、フランス革命の代名詞だけに、なんとなく、きっと、これは、革命記念に建てられたんだと思ってしまうのである。
もちろん、正解。
”革命記念”である。
しかし、それは、あの1789年のフランス革命ではなくて、それから31年後に起きた革命の記念なのである。

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このあたりややこしい。

フランス革命が起きたが、恐怖政治で混乱。ナポレオン1世登場!

ナポレオン失脚。ルイ18世即位。
ナポレオン復帰。
ナポレオン失脚。ルイ18世復位。
ルイ18世死去。シャルル10世即位。

革命後、皇帝ナポレオンとブルボンの王様が権力取り合いになったんですな。
で、再び革命勃発。
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これが、写真の7月革命で、ルーブル美術館の超有名画、”民衆を率いる自由の女神”になるわけですな。
当然、ドラクロワは同時代人。
ルーブルのオダリスクなどを書いたアングルと新聞紙上でやりあったなんてのがきっとこの時代。
印象派のさきがけとなった人といえるんでしょう。

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奇しくも、日本でも、長々と続いた江戸幕府に対する庶民の反乱が起きていたんですな。
大塩平八郎の乱。1837年。
坂本龍馬はこのとき生まれた直後らしい。幕末へ繋がるんですなぁ。
ちなみに、睡蓮のクロード・モネは龍馬の4つ下。モネは幕末の画家なんです。
今、中東で起きていることも、似た事情があるに違いないと思えば、現代社会も見えるかも。

110707-2

バスティーユ広場のこの塔を、なんとしても写真に収めようと、後ろへずるずる下がる。
下がっても入らぬから、空と先っぽの写真になる。
そうすると、この日付は写真に入ってくれぬのですなぁ。
広角だと、全く日付見えず。
シャルル10世はこの翌日7月30日に退位しました。



話は、モネや龍馬まで広がるねぇ。
でも、肝は、ナポレオン1世とルイ18世。

ルーブルのナポレオンの戴冠式の画と、ドラクロワの絵の意味は全く違う意味を持つ。
アンヴァリッドのナポレオンの棺、そしてバスティーユ。
ちょっと、単なる、有名な絵と場所に行ったというのと違ってくるでしょう。
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