2014.10.31
ランの丘登頂
2014.10.30
カルカッソンヌ シテからの眺め
城壁の前から、新市街方向を望む。
緑以外は、オレンジの屋根がタイルのように並ぶ。
サクレクールから見えるパリは明るいグレー色だが、ここは全体的に赤っぽい。
いかにも、ここは南仏なのだ。

遠くに山が見える。
左側のほうは山がないが、その向こうがトゥールーズなのだろう。
カルカッソンヌは、山に挟まれた隘路になっている。
地中海から、ここを抜けねば、西ゴート王国の首都トゥールーズへ到達しない。
この城を攻め落とし、先へ向かおうとすれば、関が原に間に合わなかった秀忠軍のように、大変な思いをするに違いない。
無視して、トゥールーズへ進撃すれば、挟み撃ちにあってしまう。
敵軍は、ここから一望できる。
そんな、哨兵のような気分で眺めるのもいい。
ここは、城なのだ。
緑以外は、オレンジの屋根がタイルのように並ぶ。
サクレクールから見えるパリは明るいグレー色だが、ここは全体的に赤っぽい。
いかにも、ここは南仏なのだ。

遠くに山が見える。
左側のほうは山がないが、その向こうがトゥールーズなのだろう。
カルカッソンヌは、山に挟まれた隘路になっている。
地中海から、ここを抜けねば、西ゴート王国の首都トゥールーズへ到達しない。
この城を攻め落とし、先へ向かおうとすれば、関が原に間に合わなかった秀忠軍のように、大変な思いをするに違いない。
無視して、トゥールーズへ進撃すれば、挟み撃ちにあってしまう。
敵軍は、ここから一望できる。
そんな、哨兵のような気分で眺めるのもいい。
ここは、城なのだ。
2014.10.29
プラハとトラム マーネス橋昼
2014.10.28
ラ・ロッシュ・ギュイヨン近景遠景
お城というのは、戦いにおいての防御の拠点である。
それゆえ、塔が立っており、見張りが見張っているはずである。
その塔が、ここの街の絵になっているのだ。

近くまで寄ると、ぎっしりとした石積みが見える。
よくもまぁ、これだけ積んだものだ。
そして、これだけきれいになるように積んだものだ。
大きさが違うのは見て取れるが、最終的に、見事な円柱が出来上がっている。

小学生の団体の脇から、お城を撮る。
生徒は課外授業。
先生の説明を聞きつつ、移動してゆく。
最近は、ガイドさんのツアーよりも、オーディオガイドを耳にしながらの鑑賞というところが増えた。
自分のペースで回れるのはいいが、オーディオガイドに質問しても、答えてはくれない。

少々引いたところから。
この街は、本当に紅葉がきれいだ。
それゆえ、塔が立っており、見張りが見張っているはずである。
その塔が、ここの街の絵になっているのだ。

近くまで寄ると、ぎっしりとした石積みが見える。
よくもまぁ、これだけ積んだものだ。
そして、これだけきれいになるように積んだものだ。
大きさが違うのは見て取れるが、最終的に、見事な円柱が出来上がっている。

小学生の団体の脇から、お城を撮る。
生徒は課外授業。
先生の説明を聞きつつ、移動してゆく。
最近は、ガイドさんのツアーよりも、オーディオガイドを耳にしながらの鑑賞というところが増えた。
自分のペースで回れるのはいいが、オーディオガイドに質問しても、答えてはくれない。

少々引いたところから。
この街は、本当に紅葉がきれいだ。
2014.10.27
ヴィールの城壁
2014.10.26
Rue Leibniz レニズ通りのプティットサンテュール
2014.10.25
ボース平野のシャルトル大聖堂を求めて
2014.10.24
ランの丘へ
2014.10.23
汽車でカルカッソンヌを
息を切らして登城していると、目の前に、汽車が現れた。
Petit Trainという、先頭が汽車の形をした、観光”バス”である。
モンマルトルにもいるが、とにかく、この列車型バスは、フランス中のいたる所で活躍している。

少々上り坂のきつい箇所でお目見えする。
ここのはいくらかは知らぬが、大抵、高額ではないから、歩こうか?乗ろうか?迷うような金額設定であることが多い。
これなら、”ケチ”なフランス人観光客でも、利用してくれるに違いない。
登りを体感するをモットーに旅しているから、いまのところ、これにお世話になったことがないのだが、取り損ねた写真をもう一度なんて思い立てば、お願いします!ということに相成るかもしれない。
Petit Trainという、先頭が汽車の形をした、観光”バス”である。
モンマルトルにもいるが、とにかく、この列車型バスは、フランス中のいたる所で活躍している。

少々上り坂のきつい箇所でお目見えする。
ここのはいくらかは知らぬが、大抵、高額ではないから、歩こうか?乗ろうか?迷うような金額設定であることが多い。
これなら、”ケチ”なフランス人観光客でも、利用してくれるに違いない。
登りを体感するをモットーに旅しているから、いまのところ、これにお世話になったことがないのだが、取り損ねた写真をもう一度なんて思い立てば、お願いします!ということに相成るかもしれない。
2014.10.22
聖ヴィート教会の壁に
教会の内陣の壁を見上げると、紋章がたくさん描かれていた。
この教会の影響力の範囲内なのか?
それとも、この教会に何かしら寄進した証なのか?

これが、国のものであると一発で分かったのは、赤白の市松模様である。
クロアチア。
日本ともワールドカップで対戦したことのある国であるから、より覚えているこの模様。
その、二つ左は、赤と白の横線文様。
これはオーストリアであろう。

全てのマークが分かるわけじゃないが、一番右は、チェコの赤に白ライオンの紋章であろう。
スペインらしき色合いもあるし、チェコの左側は、ハンガリーとも読めるし、ハプスブルグ家とも関係ある国々の紋章であろうか?いつ描かれたのかは定かではないが・・。
国の紋章ともなると、宗教色よりも政治色が強い。
城内の大聖堂なのだと、改めて思うわけである。
この教会の影響力の範囲内なのか?
それとも、この教会に何かしら寄進した証なのか?

これが、国のものであると一発で分かったのは、赤白の市松模様である。
クロアチア。
日本ともワールドカップで対戦したことのある国であるから、より覚えているこの模様。
その、二つ左は、赤と白の横線文様。
これはオーストリアであろう。

全てのマークが分かるわけじゃないが、一番右は、チェコの赤に白ライオンの紋章であろう。
スペインらしき色合いもあるし、チェコの左側は、ハンガリーとも読めるし、ハプスブルグ家とも関係ある国々の紋章であろうか?いつ描かれたのかは定かではないが・・。
国の紋章ともなると、宗教色よりも政治色が強い。
城内の大聖堂なのだと、改めて思うわけである。
2014.10.21
ラ・ロッシュ・ギュイヨンの紅葉
2014.10.20
ヴィールの坂道
2014.10.19
ベトナム航空でパリへ行く19 羽田便にて
またしても、ベトナム航空でパリへ向かうことになった。
安いからである。
その理由は、羽田就航の記念ということなのだろう。
7月から羽田便が飛んでいるのだ。

この羽田便で、欧州アクセスが大幅に改善。
ベトナムへ行くには、ハノイやホーチミンで、9時間とか18時間とか、とにかく、とんでもない長い乗り換え時間を要したのである。ところが、この羽田便のおかげで、他のアジア諸国のエアラインと変わらぬ短い滞在時間で乗り継ぐことが出来るようになったのだ。

短い時間で乗り継ぐことが出来るようになったため、一つの楽しみが減った。
それが、ベトナム国内に入国して観光することだ。
ともあれ、その、羽田ハノイ線を使って、パリへ行ってみる。
しかし、羽田空港、ゲートまで、ずいぶん歩かされますなぁ。
もっとも、荷物預けるまで延々と歩かされる、シャルルドゴールのターミナル2よりは、荷物持たないで歩くほうがよっぽどいいですが。
安いからである。
その理由は、羽田就航の記念ということなのだろう。
7月から羽田便が飛んでいるのだ。

この羽田便で、欧州アクセスが大幅に改善。
ベトナムへ行くには、ハノイやホーチミンで、9時間とか18時間とか、とにかく、とんでもない長い乗り換え時間を要したのである。ところが、この羽田便のおかげで、他のアジア諸国のエアラインと変わらぬ短い滞在時間で乗り継ぐことが出来るようになったのだ。

短い時間で乗り継ぐことが出来るようになったため、一つの楽しみが減った。
それが、ベトナム国内に入国して観光することだ。
ともあれ、その、羽田ハノイ線を使って、パリへ行ってみる。
しかし、羽田空港、ゲートまで、ずいぶん歩かされますなぁ。
もっとも、荷物預けるまで延々と歩かされる、シャルルドゴールのターミナル2よりは、荷物持たないで歩くほうがよっぽどいいですが。
2014.10.18
シャルト大聖堂・アン・リュミエール
2014.10.17
ランの大聖堂
Laonと書いて、ランという。
Craonと書いて、クランという。
Laonという町は、地図上で、最も気になる町のひとつだった。
そのつづりゆえだ。ラオンと言ってしまいそうになるが、ランなのだ。
なんだか、座り心地のわるいいすに座ってしまったかのようだったが、この町に来てLaonというつづりを見ていると、いつの間にか、そのつづりが、カッコよく見えてくるのだ。

ランという町については、歴史の本で一度出会っただけだ。
勝った負けた、取った取られた。
なんだか、嫉妬深い司教さんが、ここの町の司教として赴任してきた。
そんな、話を聞いただけだった。
ところが、あるきっかけで、この町を地図他で見ていると、巨大な丘があり、その丘に大聖堂が建っている。
そんな特異な地形をしていることがわかった。
そう知ると、それを実際見てみたくなるものだ。
ランに到着した。
宿は、駅から丘の向こう。
歩いてスーツケースはしんどいが、ぐるりと回る市内バスがある。
宿に荷物を置いて、丘の上を目指すことにした。
Craonと書いて、クランという。
Laonという町は、地図上で、最も気になる町のひとつだった。
そのつづりゆえだ。ラオンと言ってしまいそうになるが、ランなのだ。
なんだか、座り心地のわるいいすに座ってしまったかのようだったが、この町に来てLaonというつづりを見ていると、いつの間にか、そのつづりが、カッコよく見えてくるのだ。

ランという町については、歴史の本で一度出会っただけだ。
勝った負けた、取った取られた。
なんだか、嫉妬深い司教さんが、ここの町の司教として赴任してきた。
そんな、話を聞いただけだった。
ところが、あるきっかけで、この町を地図他で見ていると、巨大な丘があり、その丘に大聖堂が建っている。
そんな特異な地形をしていることがわかった。
そう知ると、それを実際見てみたくなるものだ。
ランに到着した。
宿は、駅から丘の向こう。
歩いてスーツケースはしんどいが、ぐるりと回る市内バスがある。
宿に荷物を置いて、丘の上を目指すことにした。
2014.10.16
カルカッソンヌ登城
茶色のお城がそびえたつ西側。
こちらから登城してゆくと、真下から城を望むようになる。
近づいてみると、壁は2重になっているようだ。

青い空を入れて撮る。
教会や、お城と空をセットにすると、空ではなく、天という言葉の方が合う。
天という発想が、欧州にあったのかどうか?
ブリューゲルが、バベルの塔を描いているのだから、似たような概念があったのかも知れぬ。
もっとも、バベルの塔は欧州のものではあるまい。
人とか、そういう代物を超越した存在。
絶対的な漠然とした何か。
人造では、決して届くことのない、無限の広がり。
城が人の造ったものであるのなら、その対比。
大聖堂や、城などの大きな建物の方が、よりいっそう天を意識させる。
こちらは、天どころか、お城の山へ登るだけで、精一杯である。
こちらから登城してゆくと、真下から城を望むようになる。
近づいてみると、壁は2重になっているようだ。

青い空を入れて撮る。
教会や、お城と空をセットにすると、空ではなく、天という言葉の方が合う。
天という発想が、欧州にあったのかどうか?
ブリューゲルが、バベルの塔を描いているのだから、似たような概念があったのかも知れぬ。
もっとも、バベルの塔は欧州のものではあるまい。
人とか、そういう代物を超越した存在。
絶対的な漠然とした何か。
人造では、決して届くことのない、無限の広がり。
城が人の造ったものであるのなら、その対比。
大聖堂や、城などの大きな建物の方が、よりいっそう天を意識させる。
こちらは、天どころか、お城の山へ登るだけで、精一杯である。
2014.10.15
聖ヴィート教会の銀の棺
2014.10.14
ラ・ロッシュ・ギュイヨンの白い岩
丘の上に登ったら、降りねばならない。
登ったところとは街の反対側から降りる。

ヴェクサンフランセの白い岩肌を削ったような道を下る。
すると、ガレージらしきものが出現。
岩をくりぬいてできているのだ。
通りも、白濁しているが、ガレージの壁もモノトーンで、統一感あふれる。

しばらく下ると、こんどは、家が出現。
きっと、家の中は、何もしなくても、白い壁があるのだろう。
パリから、そんなに遠くに行かなくても、洞窟住居は存在していた。

下へ下ってくると、風景は、徐々に、普通の村へと変わってゆく。
普通とは、色があるということなのかもしれない。
白黒というのは、家具でも、服でも、車でも好まれるトーンだけれど、何にも色がないと、生気もない。
登ったところとは街の反対側から降りる。

ヴェクサンフランセの白い岩肌を削ったような道を下る。
すると、ガレージらしきものが出現。
岩をくりぬいてできているのだ。
通りも、白濁しているが、ガレージの壁もモノトーンで、統一感あふれる。

しばらく下ると、こんどは、家が出現。
きっと、家の中は、何もしなくても、白い壁があるのだろう。
パリから、そんなに遠くに行かなくても、洞窟住居は存在していた。

下へ下ってくると、風景は、徐々に、普通の村へと変わってゆく。
普通とは、色があるということなのかもしれない。
白黒というのは、家具でも、服でも、車でも好まれるトーンだけれど、何にも色がないと、生気もない。
2014.10.13
シャルトル イルミネーションスタート前に
2014.10.12
ヴィール川のほとりにて
2014.10.11
ポルト・ドゥ・サントゥアンの煙突
パリの周回通りには、いくつも、門と名のつく場所がある。
ポルト・・・というのがそれだ。
門をでれば、町の外。
周回通りは、ブールヴァールと呼ばれ、いわゆる城壁跡なのだ。
城壁には門がつきもの。
パリ17区と18区の境、パリの最も北エリアの門のひとつ、サントゥアンへの出口、サントゥアン門、ポルト・ドゥ・サントゥアンにやってきた。

いくつかのパリの門には、目印になるものがある。
ここには、大きな病院、ビシャ病院の煙突が目印になっている。
この病院の裏手の方から、クリニャンクールあたりまで、サントゥアンの蚤の市、またの名をクリニャンクールの蚤の市が一帯に広がっている。
詳しくは知らぬのだが、このあたり、韓国人の人が多いのだろうか?
トイレがてらに入った喫茶店でも見かけたし、昔の韓国人のお知り合いも、このあたりに住んでいると言っていた。
韓国人街と感じることはなかったが、住んでいる人は多めなのかも知れぬ。
アフリカ人街、トルコ人街、インド人街、ユダヤ人街、チャイナタウン等々、パリにもいろんなゾーンがある。
その住んでいる人たちによって、街の雰囲気も変わってくる。
何区であるとか、右岸左岸というのとは別に、国際都市パリの顔のひとつを形作っている。
シャンゼリゼ通りとか、オペラ通りとかは、その表層の一部でしかない。
パリに架かる橋、大きな広場、そして門。
パリの顔のしわのひとつひとつを、写真に収めてゆく。
ポルト・・・というのがそれだ。
門をでれば、町の外。
周回通りは、ブールヴァールと呼ばれ、いわゆる城壁跡なのだ。
城壁には門がつきもの。
パリ17区と18区の境、パリの最も北エリアの門のひとつ、サントゥアンへの出口、サントゥアン門、ポルト・ドゥ・サントゥアンにやってきた。

いくつかのパリの門には、目印になるものがある。
ここには、大きな病院、ビシャ病院の煙突が目印になっている。
この病院の裏手の方から、クリニャンクールあたりまで、サントゥアンの蚤の市、またの名をクリニャンクールの蚤の市が一帯に広がっている。
詳しくは知らぬのだが、このあたり、韓国人の人が多いのだろうか?
トイレがてらに入った喫茶店でも見かけたし、昔の韓国人のお知り合いも、このあたりに住んでいると言っていた。
韓国人街と感じることはなかったが、住んでいる人は多めなのかも知れぬ。
アフリカ人街、トルコ人街、インド人街、ユダヤ人街、チャイナタウン等々、パリにもいろんなゾーンがある。
その住んでいる人たちによって、街の雰囲気も変わってくる。
何区であるとか、右岸左岸というのとは別に、国際都市パリの顔のひとつを形作っている。
シャンゼリゼ通りとか、オペラ通りとかは、その表層の一部でしかない。
パリに架かる橋、大きな広場、そして門。
パリの顔のしわのひとつひとつを、写真に収めてゆく。
2014.10.10
ソワソン サン・ジャン・デ・ヴィーニュ修道院
2014.10.09
カルカッソンヌの登山道
2014.10.08
プラハ 聖ヴィート教会のステンドグラス
ミュシャ以外にも、他では見かけないステンドグラスに彩られている。
細かいタイル貼りのようなステンドグラス。
オレンジ系のグラデーションで、後光が差すような、太陽の光が描かれている。

一枚のステンドグラスが細かい模様で成り立っているのだが、寄ってみると、その色は、さまざまな組み合わせになっている。
ブルー系の中に赤系。
赤系の中にブルー。
同系色グラデーションか?
反対色なのか?
細かく変えてゆくか?
ゾーンで変わってゆくか?
イメージはずいぶん変わってくる。

現代アートというのか、アニメ調というのか、ミュシャの雰囲気とはまた違い、クラシックな雰囲気ではないステンドグラスを眺めていると、美術館に来て絵を見ているのとなんら変わりはない。
細かいタイル貼りのようなステンドグラス。
オレンジ系のグラデーションで、後光が差すような、太陽の光が描かれている。

一枚のステンドグラスが細かい模様で成り立っているのだが、寄ってみると、その色は、さまざまな組み合わせになっている。
ブルー系の中に赤系。
赤系の中にブルー。
同系色グラデーションか?
反対色なのか?
細かく変えてゆくか?
ゾーンで変わってゆくか?
イメージはずいぶん変わってくる。

現代アートというのか、アニメ調というのか、ミュシャの雰囲気とはまた違い、クラシックな雰囲気ではないステンドグラスを眺めていると、美術館に来て絵を見ているのとなんら変わりはない。
2014.10.07
ポワシーの魚
2014.10.06
凱旋門賞2014
2014.10.05
ラ・デファンスのオブジェ
ラ・デファンスで買い物をしようと出かけた。
真四角なさいころ型オブジェを見かけたが、乗り物アンケートのものだった。
1週間前、ポワシーの駅で、アンケート員に、声をかけられた。
おそらく彼は、こう言っていたのだろう。
「乗り物のアンケートに協力していただけますか?」
ところが、予測していない文章や、状況がわかっていないことを、いきなり話されて理解できるというレベルのフランス語能力がない。
そのため、なんども聞いて、ようやく理解できたのだ。
もちろん、答えは「ノン」
そのアンケートの質問ひとつでも理解するのに、どれだけの時間を要すかを考えたら、応えるべきじゃない。
むこうさんも迷惑だ。

本日は、国鉄大工事で、途中までバスでの移動という面倒な乗り継ぎになった。
私の滞在地の郊外からパリへ向かう列車がすべて止ったのだ。
駅の説明係の人に尋ねると、
「そこからホームを通って、駅の反対側の改札を抜け、目の前のバスターミナルから、サルトルーヴィルまでバスに乗ってください。」
そう言われた。
これが理解できたのは、
ホームの向こうへ歩いてゆくと、もうひとつ改札があるということ。
今日は、列車が止っていて、サルトルーヴィルまでバスに乗らなきゃいけないということを、案内板で昨日に知っていたこと。
駅の向こうにバスターミナルがあることを知っていたこと。
その、乗り場を聞きたいがためだけに、質問していること。
これだけの条件がそろっていたため、相手のフランス語を何とか理解することができるのだ。
むろん、聞き取りは半分もできていないが、既知を足して100にすることができるのである。
実際の実力は、何時ですか?ぐらいの質問でも、突然だと反応できない程度のフランス語力なのである。
ここが、本当に話せる人との大きな大きな差なのだ。
そんなんでも、チャレンジしきゃ、語学力をキープすらできない。
この話すという行為は、このレベルの自分にとっては、勇気と覚悟が必要なのである。
短い会話でも、体力の脳の消耗度は結構激しい。
あれこれ聞くなど、試験前の緊張度なのだ。
真四角なさいころ型オブジェを見かけたが、乗り物アンケートのものだった。
1週間前、ポワシーの駅で、アンケート員に、声をかけられた。
おそらく彼は、こう言っていたのだろう。
「乗り物のアンケートに協力していただけますか?」
ところが、予測していない文章や、状況がわかっていないことを、いきなり話されて理解できるというレベルのフランス語能力がない。
そのため、なんども聞いて、ようやく理解できたのだ。
もちろん、答えは「ノン」
そのアンケートの質問ひとつでも理解するのに、どれだけの時間を要すかを考えたら、応えるべきじゃない。
むこうさんも迷惑だ。

本日は、国鉄大工事で、途中までバスでの移動という面倒な乗り継ぎになった。
私の滞在地の郊外からパリへ向かう列車がすべて止ったのだ。
駅の説明係の人に尋ねると、
「そこからホームを通って、駅の反対側の改札を抜け、目の前のバスターミナルから、サルトルーヴィルまでバスに乗ってください。」
そう言われた。
これが理解できたのは、
ホームの向こうへ歩いてゆくと、もうひとつ改札があるということ。
今日は、列車が止っていて、サルトルーヴィルまでバスに乗らなきゃいけないということを、案内板で昨日に知っていたこと。
駅の向こうにバスターミナルがあることを知っていたこと。
その、乗り場を聞きたいがためだけに、質問していること。
これだけの条件がそろっていたため、相手のフランス語を何とか理解することができるのだ。
むろん、聞き取りは半分もできていないが、既知を足して100にすることができるのである。
実際の実力は、何時ですか?ぐらいの質問でも、突然だと反応できない程度のフランス語力なのである。
ここが、本当に話せる人との大きな大きな差なのだ。
そんなんでも、チャレンジしきゃ、語学力をキープすらできない。
この話すという行為は、このレベルの自分にとっては、勇気と覚悟が必要なのである。
短い会話でも、体力の脳の消耗度は結構激しい。
あれこれ聞くなど、試験前の緊張度なのだ。
2014.10.04
サンクルーの秋
パリは今週末、来週末とフランス国鉄の工事が大規模に行われる。
土曜日に、地方へ日帰りする予定も、帰り便が全く手配できず。
工事で、こんがらがって、良くわかんないんだ!と駅で、言われてしまった。
郊外滞在なのだが、土日は一日中、途中駅から、バスに乗らねばならぬらしい。
となれば、行く場所をキッチリ決めて、ゆっくり回って、早く帰るに限る。

本日は、サンクルーにある競馬場へ出かけた。
ここの入り口付近の紅葉は、いつも緑の芝とのコントラストが美しい。
このサンクルーという街。
パリのブローニュの森からセーヌを渡った対岸にある。
丘の街だから、パリが一望できる、まさに山の手。
山の手。そんなところにこそ、こちらでは競馬場があるのだ。
土曜日に、地方へ日帰りする予定も、帰り便が全く手配できず。
工事で、こんがらがって、良くわかんないんだ!と駅で、言われてしまった。
郊外滞在なのだが、土日は一日中、途中駅から、バスに乗らねばならぬらしい。
となれば、行く場所をキッチリ決めて、ゆっくり回って、早く帰るに限る。

本日は、サンクルーにある競馬場へ出かけた。
ここの入り口付近の紅葉は、いつも緑の芝とのコントラストが美しい。
このサンクルーという街。
パリのブローニュの森からセーヌを渡った対岸にある。
丘の街だから、パリが一望できる、まさに山の手。
山の手。そんなところにこそ、こちらでは競馬場があるのだ。
2014.10.03
カタール色に染まるシャンゼリゼ通り 週末、凱旋門賞2014
カタールがスポンサーの競馬の祭典、凱旋門賞。
今年は、シャンゼリゼ通りに、広告が出るとは聞いていたが、果たして、カタール色のエンジ色に染まっていた。

もっとも、競馬ファン以外、紫色ののぼりがいっぱい並んでいる緑とのコントラストのきれいな有名通り以外のなにものでもあるまい。
QATAR Prix de l'Arc de Triompheが、凱旋門賞。
この広告、競馬ファン以外が気がつくのであろうか?
それはともかく、今週末に、日本の馬が、100年近いこのレースの頂点を目指す。
日本の馬は、2着が4回。
日本どころか、アジアはもちろん、ヨーロッパの馬以外、勝ったことはない。
億単位の人が注目するこのレース。今年もいよいよ今週末。
6万とも言われる観客が押し寄せる。
日本の3人の騎手と3頭の日本生産調教の馬が、世界の強豪相手に、歴史に挑む。
今年は、シャンゼリゼ通りに、広告が出るとは聞いていたが、果たして、カタール色のエンジ色に染まっていた。

もっとも、競馬ファン以外、紫色ののぼりがいっぱい並んでいる緑とのコントラストのきれいな有名通り以外のなにものでもあるまい。
QATAR Prix de l'Arc de Triompheが、凱旋門賞。
この広告、競馬ファン以外が気がつくのであろうか?
それはともかく、今週末に、日本の馬が、100年近いこのレースの頂点を目指す。
日本の馬は、2着が4回。
日本どころか、アジアはもちろん、ヨーロッパの馬以外、勝ったことはない。
億単位の人が注目するこのレース。今年もいよいよ今週末。
6万とも言われる観客が押し寄せる。
日本の3人の騎手と3頭の日本生産調教の馬が、世界の強豪相手に、歴史に挑む。
2014.10.02
オ・ダック・ドゥ・ラ・シャペルのパン・オ・ショコラとショッソン・オ・ポム
何年かぶりに訪れたパン屋さん。
パリで、もっとも観光に縁遠い場所とも言うべきところにある。
18区ではあるが、モンマルトルではない。
シャペル地区にある。

2008年の最優秀バゲットを獲得。

依然来たときより、ひっきりなしに人がやって来る。
もっと、ひっそりとしていたと思ったが、それもそのはず・・・。それは、2008年以前だったのだ。
当時は2006年。
このタイトル絶大なのだ・・と分からせてくれる。

オーソドックスなパン・オ・ショコラである。
普通の美味しいパン・オ・ショコラのイメージそのまま。

ショッソン・オ・ポムも、オーソドックスなもので、これまた、パリの代表的イメージそのままである。

残念ながら、バゲットを買って食べることは今回なかったが、近所の公園で、18区パン屋食べ比べという、言い訳に基づく、パン買い食いが、とっても楽しい。

オーソドックスゆえ、不器用な私は、手を汚さぬように食べるのが難しい。
ショッソン・オ・ポムを食べると、べたべたになってしまうのだ。
パリで、もっとも観光に縁遠い場所とも言うべきところにある。
18区ではあるが、モンマルトルではない。
シャペル地区にある。

2008年の最優秀バゲットを獲得。

依然来たときより、ひっきりなしに人がやって来る。
もっと、ひっそりとしていたと思ったが、それもそのはず・・・。それは、2008年以前だったのだ。
当時は2006年。
このタイトル絶大なのだ・・と分からせてくれる。

オーソドックスなパン・オ・ショコラである。
普通の美味しいパン・オ・ショコラのイメージそのまま。

ショッソン・オ・ポムも、オーソドックスなもので、これまた、パリの代表的イメージそのままである。

残念ながら、バゲットを買って食べることは今回なかったが、近所の公園で、18区パン屋食べ比べという、言い訳に基づく、パン買い食いが、とっても楽しい。

オーソドックスゆえ、不器用な私は、手を汚さぬように食べるのが難しい。
ショッソン・オ・ポムを食べると、べたべたになってしまうのだ。