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2012.08.25

Villa du Bel air ヴィラ・デュ・ベレールとパリ環状線廃線

ヴィラと名のつく通りであるから、基本、最後が行き止まり。(実際は、抜け道小路によって、大通りへつながる)
並木があって、石畳。
さぞかし、閑静な住宅街であろう。
パリの道
そう思って並木の向こうを見ても、家はない。
緑の柵があるのだが、その柵の向こうが線路なのである。
この目の前を、汽車が、ガタゴトと通っていたのである。
優良物件から一気に格安条件へなってしまう案件だ。
しかし、今や、廃線。
夏草や兵どもが夢の跡状態なのである。
したがって、ここは、優良物件に違いない。
パリの道
女性は現実的だ。
今はやりの、鉄子さんでもなければ、住んでいる家の目の前の鉄道の音がステキ!なんて人はなかなかいまい。
その点、男性なら、それはそれで酒の肴になるかもしれぬ人も、そこそこいそうである。

この並木の向こうですよ!列車が通る風景なんて、なんと洒落ていることか!
でもね、毎日音で眠れない、会話できないじゃぁ、確かに大変だ。
想像だけなら、素敵な通り。

電車の通らぬ、汽車の通らぬ今のほうが、魅力的と思う人が多いかもしれぬ。
列車の通らぬ線路の侘びさびを考えると、松尾芭蕉を超える句が思い浮かばぬとも限らぬ。

並木、石畳、緑の植栽、緑のゴミ箱ゴミ袋、縦列駐車の車車車、鉄道廃線。何も内容で、パリらしさそろい踏み。
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