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2011.09.22

Rue Vercingétorix ヴェルサンジェトリクス通り パリのメンヒル

パリ14区の線路沿いに南北に走るとおりだ。
ヴェルサンジェトリクス通り。その通り名の由来は、通り名看板に書いてあるとおり。
Chef des peuples Gaulois(ガリアの首長)
フランスにまだケルト人があふれていた頃、ローマのシーザーがやってきた。
最後まで戦ったのが、彼なのだ。ウェルキンゲトリクスとも言われる。
そういった意味で、この国で彼は英雄である。


日本の感覚だと卑弥呼って行ったらイメージ沸くかもしれぬが、もっと前の時代の人だ。


中国人が三国志を読むように、この国の人は、アステリクスとオベリクスという話を知っている。
最近映画のシリーズになって、ドパルデューが出ている人気映画なのだが、日本では、あまり知られていない。
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歴史というだけで、はぁぁ・・・となってしまう人も多いだろう。
でも、パリという街の名前の由来もケルトのパリシイ族からきているように、この国とケルトは入れぬ。

ちなみに、スイスのドメインは.chであるが、ケルト民族ヘルウェティイ族の共同体という意味らしい。
ラテン語のスイスの正式国名の略だ。



さて、その通りに、メンヒルがあるらしい。
メンヒルっていうからには、ヴェルサンジェトリクスどころか、もっと昔の話に違いない。
ケルト民族以前だ。
パリにある指折り数える古いものであるに違いない。

ブルターニュのカルナックまで出かけなくとも、パリでメンヒルを見る事ができるのだ。
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カルナックに、かなり前に訪れたとき、金網に囲まれた石の列のなかで、牛が飼われていた。
パリでは、メンヒルで鳩が休憩している。

丁度、これを撮影しているときに、中学生ぐらいの男の子が通りかかったが、撮り終わるまで待っていてくれた。
「わかってるぜ、鳩だろ。」ってなかんじで、うなずいて通り過ぎていった。
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たいそうな場所にあるわけではなく、住宅の建ち並ぶ中に、置き忘れたように立っているのである。
あっけないほどだが、今も昔も、ここに人がいて、生活を営んでいるという事だ。
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なんでメンヒルとかいうでかい石を立てるのか?
その答えは、もう一つ向こうに見える、現代のメンヒルが教えてくれる。

単純に立てたいのさ。
「馬鹿なんじゃない!?」と紀元前の女性達に言われたに違いない。
立てたのは男達で、理由は、立てたいからだったに違いないと、遠くの現代のメンヒルを見て確信したのである。


あれが何か分からない人もいるだろう。
あれが、現代のパリのメンヒルの一つ、モンパルナスタワーなのである。


ヴェルサンジェトリクス通り。
うーん、なんかいい感じとすら感じない、面白みもなさそうな、この通り。
実は、小ネタにあふれている。
おいおい、紹介してゆくとしよう。
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