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2011.08.31

Square Charles Péguy シャルル・ペギー公園から雑草聖地へ

プロムナード・プランテを途中、右にそれてゆくとシャルル・ペギー公園というのがある。
スカール(Square)であるから、そんなに大きくはない。英語で言うスクエアであろう。
シャルル・ペギーと言う人は、詩人であるが、名前は知っているものの、どんな人かは全く知らぬのである。

プロムナード・プランテが途中で分岐するのには訳がある。
まっすぐ伸びる通常の路線は、ヴァンセンヌ方面へ伸びて行くのであるが、この分岐線は、実は、パリ環状線(プティット・サンチュール)に合流するのである。

その合流地点の三角部分が公園になっていると思ってもらえばいい。

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この何の変哲もない公園、その線路跡でああろうカーブ沿いをぶらぶら歩いてゆくと、橋が見えてくる。
線路があったはずの橋だ。
ここに、この先、プティット・サンチュールとの合流地点が、Le Sentier Natureという(自然小道)になっていますよとの案内版があるのである。
無論、市が建てている看板だ。

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で、入ってゆくと、雑草の生い茂る中、ビーチベットを持ち込み、日光浴しながら読書にふけるおばちゃんやら、散歩のおばちゃんやらが、結構いる。
日本なら、どうみても雑草の生えた不毛の土地にしか見えぬのだが、パリにおいては大事なのであろう。
カメラは向けられぬから、写真はないが、雑草生い茂る中のおばちゃんの写真撮っても・・・である。

その奥には、落書き小屋かと思いきや、ドメニル小学校の子供達の菜園がある。

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このLe Sentier Natureの村長に挨拶は欠かせぬ。

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さらに、線路跡は続くよを歩いてゆく。
整備のされ方は微妙だが、”自然と言うのは、できるだけ手をくわえてはいけないのだよ!”と管理人に言われそうである。
もっとも、フランスの場合、花、花、花とゴテゴテにした公園が多いから、雑草公園は貴重だ。
赤よ!ピンクよ!黄色よ!ほらほらほら!!という公園がお好きな”まあ、きれい!”というマダムもいらっしゃるだろうが、そういう方は、バガテル庭園辺りに出かけた方が良く、ここはお勧めしない。
いや、来て欲しくない、雑草聖地には。

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奥の行き止まりの金網の上からのぞけば、そこには、在りし日のプティット・サンチュールの寂びたレールが見られる。

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ベンチである。おそらく、東部鉄道会社線からプティットサンチュールへ伸びていた”マニア垂涎?のレールを使ったベンチ”である。
こんなのが、パラパラと設置してある。
パリで唯一合法的に線路に座れる場所に違いない。



手前の整備されたお花の公園には、若いお母さんと子供達に溢れている。

奥の雑草公園には、少々年齢高めの方の散歩コースである。
整備されていない、生のパリの土を感じられる場所だからなのであろうと、一人合点しているのである。
昔はね、こんなところが一杯あったのよ!なんて懐古できる場所なのかも知れぬ。
村長も天敵子供のいないこちらの村がお気に入りに違いない。

そして、ここが唯一のパリ廃線鉄道公園・・・ふふふ、線路ベンチだけだが。
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