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2011.06.19

並んでTGV切符を予約する

モンパルナス駅にラヴァルまでにTGVチケットを予約しに行ったときのことだ。
並んでいるのは7人ほど。
といっても、3グループである。
わしの後ろには、一人のフランス人おばちゃんが並んだ。


いわゆるみどりの窓口というところに当たる。
ここでは、列車の予約から、レンタカーや宿なんかも手配することができる。
だから、TGVの予約だけをしようとしても、なかなか順番が回ってこないことになる。
通常の切符売り場で予約することもできるのだが、そちらは急ぎの人専用のため、並んでようやく自分の番がきても、この窓口じゃなくて、あっちの窓口へ行ってくれと言われることもある。


さて、20分程待ったろうか。
4つ空いていた窓口は、担当者が休憩で3つにへった。
自分の番が回ってきたので、気の強そうな美人の若いお姉さんである。
フランスレイルパスでラヴァルまでのTGV予約をしたい旨を告げた。
しかし、検索してもチケット用の予約席はもうないようだ。


前回、アンジェへ向かうときはこれであきらめた。
しかし、そのアンジェ行きは、祝日とは知らずに、大変な思いをしたので、奥の手を二つ用意してきた。
一つは、立席でTGVに乗せてもらえないかということだ。


パリからラヴァルまでTERという在来線で行くこともできる。
パリからヴェルサイユ、シャルトルと経由しルマンへ出てここで乗り換える。
ラヴァルへも在来線である。


このラヴァルへの在来線というのが、午前中ほとんど走っていないのだ。
TGVというのはすべて専用線を通る訳ではなく、このルマンーラヴァル間はTGV銀座と化しており、乗りたい人はTGVどうぞということになっているのである。
在来線が走ってないから新幹線にしなさいねといっても、地元の人は困らない。別に対して値段が変わらないからだ。
だからね、お姉さん、在来線電車があまりないから、予約なしでTGVの立ち席なんぞを売ってくれませんか?と聞いてみたのである。


しかし、ここでの答えも”ノン”であった。
”ただ、1等車ならとれるわよ、40ユーロ別料金必要ですが・・”
なんと融通の利かぬパスであることか!
すでに、このパスは、アンジェ往復時の自身の祝日チェック漏れ事件で、1日で往復するところ、2日でアンジェを往復したため、3日間券の元が取れるかどうかも怪しくなっているのである。
一等車に乗って40ユーロも払うのなら、2等車のノーマル運賃とそんなに変わらないでしょ!


そこで、奥の手第二段に出た。
じゃあね、ルマンからラヴァルまでだけTGVのレイルパス用席取ることはできないの?
laval


そのときだ、後ろから叫び声があがったのは。
むろん、フランス語がそんなにできるわけではないわしには、何を言っておるのかわからぬ。

これに、わしの担当をしてくれている、気の強い美人お姉さんが応じたのである。
旅行のてはいっていうのは、すべからくこういったものなのよ。だからある程度時間がかかるのは仕方がないわ!”と。


周りを見渡すと、わしの前と前の前のお客さんたちは、まだ、旅の手配中であった。
わしは、そのおばちゃんの形相を確認するのは怖いので、振り返らず、話を続けた。


奥の手第二段が効奏し往復とも、この手段で行って帰ってくることがなんとかできる。
東京から浜松まで新幹線に乗ることができるチケットを持っているが、そのチケット用の予約席分が満席。
静岡まで鈍行で行き、静岡から浜松だけ新幹線に乗るというものだ。
帰りも、静岡から東京は鈍行に乗りなさいという、まあ、奥の手とは言うもののお得感のない方法ではある。


わしは、後ろのおばちゃんには悪いなぁと思いながら、そんなことは基本お構いなしのフランス人同様、KYになりきって、さらに別の日のシャンティイ往復チケットを依頼する。
「これはね、このパス使わないで、自分で払ってゆきます、お願いいたします。」


目の前の気の強いお姉さんは、心なしか、おばちゃん叫び前より、優しい雰囲気である。
にっこりお別れすると、わしの前の客と、前の前の客は、まだまだ接客中であった。
ということは、あのおばちゃんは、あの気の強いお姉さんの窓口へ行くことにな・・・もうその窓口にいた。
110619-1
メトロの椅子だ。結構座り心地がいい。はまり具合が好きだ。
ただ、今回はその背後の広告である。
どうもタブレットPCの広告を良く見る。

TABLETTE(タブレット)ああ、TABLE(テーブル)
カタカナの字面が全然ちがうので、想像つかなかったが、そうだったのね。
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Posted at 11:33 | パリ雑記 | COM(0) | TB(0) |