2011.04.07
マルセイユ16 よき母2
2011.04.06
サントゥスタッシュ協会2
2011.04.05
延期と自粛

ようやく自粛、延期といった流れに立ち向かおうという流れも出てきた。
だから良いとは言い切れぬ。
自粛にせよ、行動にせよ、ムードや流行に乗っかって、強制する空気が問題なのだ。
被災者といっても、その状況は多岐にわたる。ニュージーランドで被災された方たちもいる。
個の感情も、個の強さも、みなそれぞれだ。
被災地からの距離や、震度の数字、身内に被災者がいるかどうか、被災者か被災者でないかなど、客観的事実だけで、一様に判断することは出来ない。
基準は幅であって、一本線ではない。
被災地の映像を見て、ショックを受ける人も、行動しようと思う人も、自粛しようという人も、経済をまわそうという人も、みな、この幅にはいるのだ。
公平、平等、均等は美しい言葉に見えるが、個を無視した強制を伴いやすい。
写真はノートルダム寺院。意外と人の写らぬ写真が撮れるものである。
物事にはいろんな面があるのよ!と教えてくれているのかも知れぬ。
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