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2011.02.25

Rue Mallet-Stevens マレ・ステヴァン通り

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通りの看板名のとおり、建築家の名前のついたとおりである。私道である。
この人の作った建物が並んでいる通りなのだ。
110225-2
この通りへやってくると、中国人カップルがデジカメで撮影していた。
ルーブル、オルセー、凱旋門といったガイドブックではなく、詳細が載っているようなガイド本には載っている通りであるし、建築に興味があれば、その手の情報から、ここへたどり着くことはできよう。
そういったことに興味のある人は、この通りやギマール建築その他を見ながら、ブラブラ16区歩きを展開するはずだ。
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こういったある種マニアックな場所でも、中国の方と出会うところが、あの国の経済発展を物語っているような気もするし、模倣の国もいずれは、オリジナリティあふれる国と変貌してゆくに違いない。
なんといっても、はんぱない人口であるのだから。
白い建物に目を取られるが、個人的には、黒の格子部分が、なんともフランスっぽいと思えるのである。
この格子窓こそ、フランスの建物の無機質感と、重厚感、エッフェルのあとも続く鉄のイメージを、わしに連想させるのである。ただ、ワシの子供心は、あの赤い丸屋根の下に入ってみたい衝動に駆られるのである。
これをさらに楽しくしちゃったのが、フンデルトヴァッサーなのかも知れぬ。
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2011.02.24

NO.102 フランス語の命令形2

街中でも聞く、見る、命令形をピックアップしておこう。

待って!
attends
attendons
attendez

駅では聞きませんが、バス停では聞きますね。
ちなみに降りるとき、バスの扉を開けてほしいときは、開けて!と命令形では言わず、La porte,S.V.P!って言ってますね。

聞いて!
écoute
écoutons
écoutez


来て!
viens
venons
venez

大人が子供に”来なさい!”なんて時、聞こえてくる。

取って!
prends
prenons
prenez


このほかにもよく聞くのがこれだ。

va
allons
allez


これに、”そこへ”というyをつけると

vas-y(ヴァジ)
allons-y(アロンジ)
allez-y(アレジ


となる。
とくに、allez-y(アレジ)はよく聞くはずだ。
そこへ行ってくださいということだから、つまり、どうぞ!という場合である。
ドアの扉を持って、アレジ!というのはよく聞くに違いない。もちろん、こちらの名前をジャン・アレジと勘違いしているわけではないし、日本人はジャン・アレジをしっているだろうと、気を遣って愛想を振りまいているわけでもない。レーサーのアレジの事を言っていた!と思った日本人は相当数にのぼるに違いない(笑)

命令形の基本でtuの時の活用からsを取るのが基本だ。
が、vas-yは母音が重なるのを避けるために復活しているのだろう。

2011.02.23

ヴァロリス4

110223
陶器の町であるから、陶器のお店がある。
南仏であるから、セミの陶器の飾りが売っている。
それにしてもあまりに巨大であるが、信楽のタヌキと存在意義は同じなのであろう。
どんなものでもいい、陶器の入れ物でもいい。
さりげなく家で使える御当地雑貨を手に入れておきたい。

もちろん、いいものがなければ、気に入ったものでなくては、手を出してはいけない。
けして、大きく街名が書かれたお土産を買ってはいけない(笑)
なぜなら、自己悦のために手に入れるのであって、人に見せるためではないのだ。
2011.02.18

Avenue de la Frilliere フリリエール通り

110218-1
短い通り抜けの道路と言った趣もあるこのとおり。
いかにも住宅街の、小路といった感じだ。
実際、このあたりは閑静な場所であり、しょうめんに見える向こうの通りの板とガラスの扉面が、また、いい雰囲気をかもし出してくれている。
16区の南部である。あの、パリサンジェルマンの本拠地、パルク・デ・プランスまで徒歩5分といったあたりだ。
110218-2
こんな通りにも、イカすギマールの建物がある。
2011.02.17

Avenue Foch フォッシュ大通り

110217-1
先日凱旋門の項で写真を載せたパリで最も幅の広い通りである。
この写真に見えている範囲内だけではないのだ。
110217-2
通りの歩道部分には、並木というより公園というに近い緑地帯があり、
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その外側にもう一本広い側道があって、建物が建っている。
110217-4
この辺りの写真になると、果たして、これは道なのですかい?という雰囲気になる。
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パリマラソンの最後もここの道だが、あの凱旋門が目前に迫ってくる。
とはいっても、ここからゴールまで300mはあろうか?

2011.02.15

NO.101 フランス語の命令形

見る regarder の現在形

je regarde
tu regardes
il regarde
nous regardons
vous regardez
ils regardent


er動詞ですから、分かりやすい。

このうち命令形となるのは

tu regardes
nous regardons
vous regardez


見て!
見よう!
見てください!


の3つである。

そのた、主語が自分、彼、彼女じゃ、命令しようがない(笑)




命令形の作り方は簡単である。

主語を省けばいい。
tuの時は最後のsをとる。


regarde!
regardons!
regardez!


このあたり、教科書どおりで、あまり特筆すべきではない。

子供が親に向かって、見て見て見て!なんて時、この単語の命令形はよく聞きますな。
親に連れられた子供が親の方に何か提示しているとき、こんな単語が聞こえてくる。
regarde!って、きこえたら、あなたも、もう、街ゆくフランス人の会話が耳に入ってきた一人なのです。
そして、おおっ、その命令形ならs抜きね!とでも思えば、文法も完璧なわけです。


どんなフランス語の命令形がよく使われるか?
それは、どんな命令形の日本語がよく使われているか?っていう質問と同じこと。

次回は他の命令形例を見ておきましょう。
2011.02.14

マルセイユ15 イフ島壁

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東京はバレンタインデーの夜である。
夜21時過ぎに新宿駅へ地下から上がると雪が舞っている。

わしは、フランス人ではないが、夏と太陽のほうが好きだ。
好き過ぎて、こないだの夏は日射病になりかけ、帽子を被って自転車に乗ると、帽子が飛びそうになって、そして、次の瞬間は顔面からアスファルトに叩きつけられていた。

でも、夏をうらんではおらぬ。

少々キントレしたお陰か?昨年より寒いはずなのに、冷え性はだいぶ改善した。

で、雪のバレンタインデー・・・。予定変更で、あたたかい写真を一枚。

相変わらずイフ島のダメダメ写真を載せ続けているのだが、これは結構お気に入りの一枚なのだ。
なんてことはなく、人に見せれば、へ!の一言もらえるか、一瞬にして流される写真である。

こんな写真に、侘び寂びを感じるあなた・・・あなたはきっと内なる感情豊富で、人には中性的に見られるに違いない。
なんて。

そとの雪で立ち往生した車を見た後に、ちょいとこの写真で、地中海のカゼニフカレテ見てください。
2011.02.10

マルセイユ14 イフ島海鳥

110210
なんという鳥なのか?
きっとカモメであろうと思うのだが、理科が不得意であったため、植物の名前も、鳥の名前も、昆虫の名前も怪しい。
キャベツとレタスの区別はなんとかつきそうであるが、そんなことで家庭科も全くダメである。

こんなとき、この場所で、あなたは何の鳥ですか?とネットに問いかけられれば、たとえばカモメさん!と声をかけてあげることができるのだが・・・・。
どぎまぎしている人間より、実に堂々としている。
2011.02.09

武蔵新城にて

110209
先日、川崎市の武蔵新城付近にて、親父の知り合いのシンガポーリアンと会ったのである。
向こうは英語で、こちらは全く英語ができぬというシチュエーションながら、心と心で会話をしたのである。
むろん、文章理解率は約1パーセントであり、単語聞き取り率は、ほんのもう少し高く、にもかかわらず、言いたいことが何なのかは、きっと50パーセント当たり分かっているであろうと都合よく推測している。
もっとも、英語が分からぬといっているのだから、理解したつもりが全く違うということもありうるわけだが、感情部分においては、電話などとちがって、面と向かっているから、充分伝わってくるのである。


霊長類であるから、面と向かうと、なにやらその霊という単語の部分か?以心伝心率が高くなるように思うのである。

写真は、昨日のカシの海の写真であるが、全くシンガポールとも関係ないのであるが、海つながり、また、カシと言わねば、全くどこか分からぬ写真であるから、勘弁していただくとする。

次お会いしたときには、Speak slowly please!とだけは言うつもりである。
もっとも、今回、わしの周りには、英語ができる人たちがたくさんいたので、事なきを得たのである。
Posted at 22:03 | 日本 | COM(0) | TB(0) |
2011.02.08

カシ8

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カシの港である。
こうした小さな港でも、港町の散策は楽しいものだ。
被写体にあふれている。
2011.02.07

ヴェルサイユ宮殿

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エッフェル塔、ノートルダム寺院、凱旋門・・・・。
観光では、カメラに収まりきらない建物が多いのだが、縦に入らぬものはイメージしやすい。
ここは、横に入らない。
それほど、馬鹿がつくほどでかく、横に全く収まらぬ。

この建物が、フランス革命後、フランスへ多大なる観光客を集める名所となっていることが、ある意味皮肉かも知れぬ。世界に類を見ないほどの 馬鹿げた元個人宅が、ふふふ、広角レンズの必要性を教えてくれる。
当時のフランス国民の血税であろうし、当然、フランス国民が利益享受すべきものであると、そんなことを考えさせられるほどにでかい。
2011.02.04

パリのバスの時刻表

110204
サンクルー市をぬけてマルメゾンへ抜けるバスの時刻表が例である。

左から、
月曜から金曜
土曜
日曜祝日
月曜から金曜(学校休み期間、PONT)
の4つの時刻表に分かれている。

PONTというのは、飛び石連休の”中日”のことであろう。

フランス中どこもかしこもこれと同じ曜日分けではない。
水曜の午後は学校がないから運休とか、走っているのは、限られた曜日だったり、曜日によって行き先が違うとか様々だ。

2011.02.03

Place Victor Hugo ヴィクトル・ユゴー広場

この界隈では大きな交通の要所となっている広場だ。そこそこ大きい。
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噴水が中央にあって、下にはメトロ駅がある。
チョコレート有名店や日本の人もよく行く自身も世話になったフランス語学校もこの界隈にある。
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凱旋門とポルトマイヨーというさらに巨大なロータリー交差点との分岐点に当たるここは、バス通りでもあり、信号の変わり目を何回か経ないと、通過できないなんてこともよくある。
それでも、噴水と緑と落ち着いた雰囲気の合成は、16区のものだと感じる風景である。
2011.02.02

マルセイユ13 イフ島からノートル・ダム・ドゥ・ラ・ガルド2

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赤と青と白。フランス国旗カラーのようであるが、こうしたバランスになるとやはりフランスというより地中海といった方がイメージに近い。
赤い先の灯台の向こうには、良き母を抱く丘が見える。
白く飛んでしまった島の地面と城壁部が地中海の陽光を表しているかも知れぬ失敗写真である。
写真の季節は春なのである。
2011.02.01

Rue de Belleville ベルヴィル通りピレネー壁文字

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ベルヴィル通りの中腹、ピレネー駅上。
ピレネー通りの始点部分にあたるベルヴィルとおりの交差点である。
そこにある、この壁文字が、まあ、ここのランドマークといえるか?

おそらくこの近所に縁のあった人だけが、ああ、あれねと思えるものかも知れぬが、こうした、記憶に残る画は、パリにも身近にも実はあるはずである。