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2010.11.04

ニヨロン2

101104
南の島に旅したい人と、欧州を旅したい人は、どちらも非日常を求めているのかも知れぬが、前者は、視覚的、後者は知覚的な非日常を求めているのかもしれない。
南の島の旅と違って、とかく欧州の旅はスケジュールがぎっしりになりがちだ。

しかも、そう何度も行っていられないから、一度行けば、その都市数が・・・、一都市集中型なら、その町をしらみつぶしに観光名所数が・・・、けっこうな数のスケジュールになりがちである。
ツアーもそうした要求を満たすように出来ているし、あるものは、有名都市を巡り、あるものは無名ながら一つのテーマに沿って巡り、あるものはメインイベントというべきイベントに都市観光をくっつけた形となる。
そして、日本人観光客の義務というべきお土産購入時間という自由時間が設定されている。
しかし、ニーズを満たすものであるし、結構イカシタツアーも多く、個人旅行とはまた別の魅力も一杯あるのである。


個人旅行も、あるものは旅のテクニックを駆使し、誰も予想もしないルーティングとスケジューリングをし、あるものは、あえて情報に頼らぬアドヴェンチャー的な旅を起草し、あるものはネットや情報や外国語そのものを駆使して、格安度をアップさせたり、あるものは、あえてけして人が知らぬマイナーなポイントを探して、それを企図する。それも旅の醍醐味といえる自己悦という欲に入りやすい、個人旅行の最大の特典だ。


そんな非日常に日常が溶け込んだとき、背景とあいまって、かけがえのない時間になってゆくのかも知れぬ。
それは、くだらぬ口げんかかも知れぬし、会社のグチかも知れぬし、旦那のグチかも知れぬし、はたまた、自己の悩みかも知れぬし、趣味の話花盛りかも知れぬ。
旅先で話せば、ここまで来て野暮と忌避されそうな日常が、非日常に溶け込んだとき、旅は思い出の最高潮を作っているのかもしれない。


遠くに、ここの”日常”であろう、ダイビング講習会らしきものを開催していた、ニヨロンの透明な水をみつつ、そんなことを感じてみる。
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