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2010.06.21

NO.78 フランス語の数字 ルイ14世

本日は序数とローマ数字の続編である。
ヴェルサイユ宮殿ルイ14世が建てたものである。

Louis XIV・・・(ルイ・キャトルズ
である。

けして、14番目の王、Louis XIVe(ルイ・キャトルジエーム)ではない。実際14人目の王どころか、数え切れぬほどいるから、14番目ではありえない。


王侯貴族のこの何世というのは、序数ではなく通常の数字を使う。例外を除いては・・・である。
その例外というのが1世なのである。


ナポレオン・プルミエナポレオン1世。すなわち、我々が良く取り上げる方の白馬に乗った、凱旋門のナポレオンである。
Napoléon Ier
これだけは序数であるので、erが必要だ。
最初の王という意味があるのだろう。
ナポレオンの場合、皇帝だから、最初の皇帝、すなわち、始皇帝ともいえるが、ここでは、ナポレオンの最初という意味であろう。。

ルイ14世ルイ16世はもちろんメジャーだが、ルイ1世という人もいる。
このルイ1世という人は、シャルルマーニュ(カール大帝)の子で、今のEUともいうべきフランク王国を仏伊独などの基礎に分割した王様である。
Louis Ier・・・(ルイ・プルミエ
もちろん、Louis 1erとアラビア数字表記もある。
この人、最初のルイであって、最初の王ではない。
最初のシャルルも最初のアンリも最初のフランソワも最初のフィリップも皆プルミエである。

ちなみに、ドイツのアーヘン(フランス語では、エクス・ラ・シャペル)に都を置いたシャルルマーニュは、京都に都を置いた桓武天皇と同時代人である。
ルイ1世は、そういった時代の人である。

それはともかく、ルイ14世ルイ・キャトルズ、または、ルイ・キャトーズと発音するだけで、ヴェルサイユ宮殿も少々違ったものに見えるかも知れぬ。
むろん、カタカナに頼らず、発音しましょう。
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