2010.03.31

モンマルトルの丘

100407
モンマルトルの丘を登る観光客は多い。
そのほとんどは正面からサクレクール寺院へ登って降りてくる。
もしくはテルトル広場へ周り、ムーランルージュやアベッス界隈へ向って降りてくる。またはその逆のコースだ。

ここは丘であるから、東西南北に坂がある。

北側、東側、西側の斜面は、極端に人が減る。
特に東西は少ない。

パリ一望もいい。
でも、モンマルトルの楽しさは、裏通りの物悲しい雰囲気、言葉を話しそうな猫が出てくるような街角が魅力だ。
侘び寂びは日本の文化なれど、日本人の五感にだけ存在するものではなかろう。

ちょいと歪んだ該当の笠も、けして悪くはない。
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2010.03.30

サンポール・ド・ヴァンス06

100330
煙るプロヴァンスの里。
サンポールの城壁から眺める。
ドバイやニューヨークの尖った高音域の風景とは、真反対に位置する、朴訥低音域の風景である。
癒しは高音域帯ぬに住む都会人のための言葉でもあるが、人は癒しと刺激の両方を求めるものだ。
どちらも贅沢なのだろう。
2010.03.29

NO.69 過去と未来

aller + infinitif ・・・ 近接未来
venir de + infinitif ・・・ 近接過去


infinithifはアンフィニティフ=動詞の原型ですな。アンフィニティフで覚えちゃいましょう。フランス人の先生は”動詞の原型”とは言ってくれませんので。

aller + voir ・・・見る予定
aller + manger ・・・食べる予定
aller + parler ・・・話す予定
aller + aller ・・・行く予定
aller + partir ・・・出発する定

venir de + voir ・・・みたところ
venir de + manger ・・・たべたところ
venir de + parler ・・・話したところ
venir de + venir ・・・来たところ
venir de + partir ・・・出発したところ


まあ、何とでもくっ付けられる。
近接未来というのは、近い未来であるから、将来日本の人口が1億人を下回る予定、なんて場合には使わぬ。
そんな場合は未来形という奴だが、未来形の説明はまた先だ。



もっとも、近接未来はあえて使わなくとも、近接未来は現在形でも代用できる。
日本語、日本人だって、明日行きます!というではないか。
まあ、話し言葉だから当たり前だが、どこからどこまでは現在形で良く、どこからどこまでが近接未来というか?などという厳密な線はない。
物事には絶対と相対があるが、およそ絶対的な事象はこの世であまりお目にかからぬ。TPOによって変わるのだ。

今すぐ!っていう感覚を伝えたいのなら、どれを使うべきか?
というのなら、
immédiatement(イメディアットモン)(今すぐ
を動詞の後ろにつければよい。
immédiatement?と語尾上げて聞けば、今すぐなの?って使える。



が、ちょっとひねくれた考えをすると、この方法で未来を言う場合、allerの活用さえ知っておけば、後の動詞の活用を知らなくとも未来形が作れちゃうという代物なのだ。
たとえば,mangernousの活用が出てこなかったとしよう。
このmangernousの活用はer動詞ながら少々特殊な活用をする。
nous mangeons
eが入るのだ。
こんなことを知らなくとも
nous allonsallerを活用できれば、nous allons mangerと使えちゃうわけだ。不規則活用動詞であっても怖くないということになる。

もちろん、たくさん覚えなくていいという意味に取らぬほうがいい。
旅先で困ったとき、とっさに活用が出てこない場合、こいつでその場をしのげるから大丈夫、聞いちゃおう、しゃべっちゃおう的な捉え方のほうが良かろう。



それよりも、気をつけるべきは、その発音であろう。

後が母音で始まる動詞の場合、allerの場合のリエゾン、venir deの場合のエリズィヨンは気をつけましょう。
Je vais aller.
je viens d'arriver.

2010.03.26

サマータイムと日本人

いよいよ、欧州でも日曜からサマータイムが始まる。

日本の場合、日が長くなれば、残業時間が増えるだけ、なのだそうだ。
もちろん、増えるのは、有給残業ではなく、サービス残業か、時間に関係なく支払われる別名金額固定手当該当分残業であろう。
時間通りに上がれば、”別にいいんだけどさ!、なんかチョッとね”と言われてしまう、礼と情の国日本。
すばらしい面もあるが、こういった感性はクソ食らえである。礼と情はすばらしい日本の持ち物であるが、チョッと間違えば、パワハラの温床になりかねぬ。
礼と情の国であることも、良い部分がいっぱいあるだけに、なんとも、人間社会は難しいものである。


仕事があるのに、さっさとやらずに、時間が来たからと平気な顔で変えられるのも癪にさわるし、先輩としても、上司としても、経営者としてもむかつくが、上司の機嫌が悪くなる、先輩の機嫌取りで、ただ、何となく帰れぬのも、痛い会社だ。
結局のところ、厚顔無恥が最も強いという、やったもの勝ちの世の中になりつつある。
こうなると、礼も情も契約も、強者の論理の武器に成り下がる。礼という名の非礼であろう。


むろん、こんなことばかりの寂しい国ではない。日本の一局面でしかない。
後から来た人にサッと譲る日本も、次の人のために扉を抑えて待つ欧州も、礼は受容と許容から始まる。


衣食足りて礼節を知る
礼の元は為政者にあるのかも知れぬ。
今の世に必要な政治家は坂本龍馬ではなく、管仲なのかもしれぬ。
人は自身の時代を激動の時代にしたがるが、今、激動の変革の時代なのかどうか?


さてさて、サマータイム。日本人には、夏から秋には夜を楽しむという風習も習慣もある。花見から始まる、グチも悪口もない、心地よい仕事帰りを楽しみたいものだ。
Posted at 11:55 | その他 | COM(0) | TB(0) |
2010.03.25

サンポール・ド・ヴァンス05

100325
村に入る。可愛らしい小路もいいのだが、その城壁へ。
当時のものなのか?いつの時代にか作り直したのか?
そんなに遠くない時代に修復したにせよ、組み上げるのは大変だったろう。
とにかく、石のサイズはバラバラであるから、多量の石を背後に運んでくる人。
それの中から選んで城壁に積み上げる人。
サイズが上手いこと行かなければ、ノミで削って入れるしかない。
そんなことを繰り返したのだろう。
気が遠くなる時間か、膨大な人力が必要だ。

パリの街中でも、道路工事のおっチャンたちが、トンカチを片手に、道路にセメントを塗りつつ、石畳のレンガを並べている。むろん、現代の話だ。
その石畳は、きれいに加工されたレンガを色を見つつ模様に並べていくという作業であったが、地面に大きな石を打ち込んでいった昔の石畳はもっと大変だったに違いない。
現代のものは、片手で握れるほどのレンガであるから、大変な作業であるが、持ち上げるだけで腰を抜かすほどではない。

このおよそ非統一な石で統一的な城壁が出来上がっているのは、感動ものだ。
遠くから見た威容から、この苦労はわかるまいという代物なのだ。
2010.03.24

パリのドイツ新幹線

100324
パリは国際駅である。ここは東駅であるから、ストラスブール、そしてその先、ドイツ方面へと鉄路はつながっている。
以前は、ドイツ国鉄の在来線特急車両が東駅へきていたのだが、現在はドイツ新幹線である。
そのDBの赤の文字と赤のラインは変わらない。白い車体もドイツ国鉄ならではだ。
もちろん、TGVもここからシャンパーニュ、ロレーヌ、アルザスへ出発する。
2010.03.23

サンポール・ド・ヴァンス04

100323
城壁を作り、街を囲むといった形ではない。
丘の上に絶壁の壁を作り、その上に街を作る。
ここを攻めるには、この城壁を登らねばならぬ。水源を絶つか?トンネルを掘るか?
攻める側は、考えたに違いない。
日本では唐を目指して留学生が勉強していたころ、こちらは、イスラム、ヴァイキングから村を守るため、砦が作られていたのである。
2010.03.19

忘れ物しても大丈夫!

フランスへ出かける場合、忘れてはならないのは、パスポート航空券クレジットカードの3種である。
正直これだけあれば、何とでもなる。
これがなければ、アウトになるといっても過言ではない。

もちろん、クレジットカードの代わりになるお金でもいい。

これ以外だと、ホテルの予約がある人は、そのバウチャーや現地の連絡先ということになる。
もっとも、クレジットカードさえあれば、予約したはずの宿に泊まれずとも、何とかなるのだが・・・。

日本を出国して、飛行機に乗ることが出来ることが、最低限であることに違いない。

あとは、東京から大阪に行くのと同じで、現地で何とでもなるのである。



最近銀座で話題になったH&Mもあるし、ユニクロもある。無印もあれば日本の本屋さんもある。
スーツケースを忘れたって、格安のスーツケースを手に入れることさえ出来る。

現に、手ぶらで出かけて、現地で手に入れたスーツケースで帰国したこともある。
郊外でかった、25ユーロのスーツケースを現在も使っている。
安物だから、割れかかって、ぼろぼろであるが、ガムテープで補強して使っている。
わしの場合、ガムテープがステッカー代わりなのである。
あまりのぼろさに、盗まれることもないだろうし、なんとも目立たないグレーであるにもかかわらず、ある意味目立つ。



着るものや洗面関係など、忘れたところで、現地で手に入れればシレテイル。
それより、ネットで仕入れた情報をプリントアウトしたり、さして、必要のないページの多いガイドブックを切ったりコピーしたりして荷物を減らしたり、飛行機やフランスの宿で遊んだりするための道具や、カメラなどのメモリーカードや、充電関係を忘れぬようにした方がいいに決まっている。



手に入るといっても、日本で用意しておくべきものは、電化製品関連かも知れぬ。
充電器も持った、デジカメも持った、でも、デジカメの電池が劣化していて、朝まで充電したところで、昼には電池が切れてしまう!!とか、もっていったメモリーカードがいっぱいで、もう、これ以上写真が保存できない!とか、そちらの方が大変だ。
もちろん、フランスで手に入れられる。しかし、定価購入みたいな値段か、下手すると、定価より高いんじゃないの?見たいな値段になりかねぬ。



そうそう、クレジットカードをもっていったが、暗証番号が違うと現地で言われて使えなかったなんて悲劇もありえます。
最近は、サインではなくて、暗証番号を入力することの方が圧倒的に多いです。
クレジットカードの暗証番号って、日本人にはあまり必要ないことも多く、銀行のと一緒だと思っていたら、実は違っていた!なんてことが、おきる人もたまにいるのだ。
使ってない人は、出発前に確認しておこう。
Posted at 11:56 | その他 | COM(0) | TB(0) |
2010.03.18

サンポール・ド・ヴァンス04

100318
村から少し下ったところから、手前を入れて撮影。
これも失敗写真であったのだが、何とか復活。
天気の悪い日であったが、村は、別の光が当たっているかのように浮かび上がる。
物見やぐらから眺め渡せるよう、ものの見事な形をしている村だ。
2010.03.17

リヨン、ボルドーだけじゃない、佳境が近づくリーグ戦。

リヨンが先日バケモノチームのレアル・マドリッドを下して欧州のベスト8に進出した。
昨年はボルドーにフランスのリーグ戦で敗れたものの、それまでリーグ7連覇していたチームである。
エースだったベンゼマは、そのレアル・マドリッドに移籍した。
しかし、リヨンは、その、超ビッグクラブに勝利して、駒を進めている。

ところがである。
リヨンは国内で圧倒的な強さを誇ってきたにもかかわらず、覇権は怪しくなった。
ボルドーに、あの1998フランスワールドカップ代表DFのブランが監督になって、昨年は優勝をリヨンから奪った。
マルセイユも、同じく当時の代表キャプテン、デシャンを監督に迎え、往時の輝きを取り戻しつつある。

そういった強豪だけではなく、名監督退いたオーセールも今年は好調であるし、リールも、相変わらずリーグ戦ではまずまず戦っている。

面白いのは、以前広山選手も所属した、2部に落ちていた古豪モンペリエが一気に今年台頭した。

現時点で、トップのボルドーから、6位のマルセイユまでなんと勝ち点3の大激戦なのである。
チャンピオンズリーグには3チーム、UEFAカップには1チームしかリーグ戦から出場権を取れない。欧州の頂点を目指すためには、4チーム、いや、3チーム以内に入らねばならぬ。

アフリカの選手や、南米選手が活躍することで、欧州全体のレベルが底上げされているように思われる。
アジアの選手も、だいぶ欧州でプレーするようになっている。
個人プレーのスポーツではないから、野球と同じくエースだけを金で集めても、必ずしも優勝するとは限らない。
実力差が縮まると、歯車次第でどうにもなる。監督の力量が、フロントの力量より大事になる。

孫子の兵法ではないが、現場にいないフロントが、戦術に口を挟むようになると、瓦解するというチームも、この少差のなかでは出てくるのだろう。

フランスリーグはあと2ヶ月少々。目が離せぬ。
そして、ACミラン、レアル・マドリッド、マンチェスターユナイテッド、チェルシー、バルセロナ、インテル、バイエルン・ミュンヘン、アーセナルといった、とんでもないビッグクラブと戦っているリヨンボルドーもどれだけやれるのか?楽しみである。
2010.03.16

サンポール・ド・ヴァンス03

100316
真っ暗になっていた写真が少々復活。
下の木々の部分は、目が粗いが、失敗写真だけに仕方あるまい。
それでも、村の要塞的雰囲気はうかがえる。
最初に載せた、ミモザの見える景色でもわかるように、回りの土地は低い。しかも城壁に囲まれている。
けして、周りから村が見えぬように出来ている鷲巣村ではない。
むしろ、威容を誇っており、何人も近づく前に発見できる難攻不落の艦船である。
2010.03.15

フランス語を上達するには

今回は、文法の話は脇へ置いておこう。

耳の話である。

留学から帰ってきて、しばらくたったときに、フランス語の語学学校へ行った。
入学する前にちょっとしたテストを受ける。
これは、まあ、日仏共に一緒だ。

とまあ、自分で思っていたよりも、全く反応できない。
何を言っているかを聞き取るのに聞き返したり、言おうと思ったことが、さっと口に出てこない。
もちろん、そんなことはフランスにいても良くあることなのだが、フランスにいたときなら出来ていたろう範囲のことですら、できぬのには、自分自身が最もビックリした。


筋肉と同じだ。


使わねば、衰える一方なのだ。


そうはいっても、フランス人と頻繁に話す機会を手に入れることは、誰でもができることではない。
学校や、先生、といった事以外となると、中々ない。
かりに、フランス人やフランス語圏の友達ができたとしても、そう、フランス語ばかりで会話したら、こちとらの会話レベルじゃ疲れてしまうし、そもそもまともに会話が成り立たぬ。
日本にいるのなら、日本語があるていどそのフランス人に通じてしまうから、フランス語で会話など中々しないものだ。


そんなときに役立つのが、インターネットラジオである。

何を言っているのかわかる必要などない。
聞いておくことが大事だ。


現在も渡仏するたび、耳が慣れるまでに時間がかかる。
脳が良くなることはなくとも、記憶を引っ張り出すスピードが上がるのだろう。

だから、普段から、フランス語を聞いていれば、引っ張り出すスピードは上がりやすい。
真剣に聞いたところで、ニュースを聞き取れることなどない。
聞き取れる人は、ここの記事も入門レベルの文法も全く不要の輩である。

そうではない、全然できるようになんねぇじゃん!!!という人のための話だ。



きちんと聞くことは大事だが、きちんと聞くのは大変だ。
訓練であるから、きちんと聞いた方がいいに決まっているが、何言ってるかわからぬフランス語のラジオを死に物狂いで聴き続けることは頑張るほど苦痛でしかない。


いいのだ、ただ、ズルズル流しておけば。
流しておいて、時々、ちょっと何言ってるんだろうと聞いてみる。
知っている単語が、耳に入ってくる
聞き取れたことのなかった単語が、あれ!聞き取れたかな??となる。
そんなことが起きることだけでも、何もしないより、何倍も何十倍もいい。


ラジオは無料だ。
パソコンの電気代だけだ。
日本のラジオがインターネットで聞けぬのに、フランスのは聞ける。
英語の歌が流れたり、フランス語の歌が流れたり・・・何語でもいい。
耳を鍛えるのは、フランス語だけである必要もない

何度も同じ曲に出くわせば、何度も同じ単語を聞くことになる。
いい、練習素材である。
歌だけに、真剣に聞き取らなくてもいい。ところどころ、単語が聞き取れるようになればラッキーだ。
知らぬ単語なら、今まで習った発音の練習部分の知識を総動員して、単語のつづりを想像して、辞書で引いてみるもよし。何処かのサイトで歌詞を探して、辞書で引いてみるも良し。

苦痛にならぬ程度に楽しき聞こう。
2010.03.12

今年のミモザ

100312-1
100312-2
今年のミモザである。
といっても、昨日、久々の青空に映える、日本のミモザである。

人間、年をとると、原色を好まなくなるそうだ。チョッと渋めの色が多くなるらしい。
ベージュ、栗、山吹、藍、朱、薄紅、紺、灰・・・。
が、どうもわしは、原色とまでは行かぬも、傾向のはっきりした色が好きだ。

年中フランスで見かける、芽をつまんでいれば咲き続けるゼラニウムも好きだが、このミモザ、ひなげし、サクラ、つつじ、もみじの緑、もみじの赤、銀杏の黄色、南天、紫式部、寒椿なども、数少ない好きな季節の花たちである。

好きな色は、相変わらず派手なものが多いが、小さいころは全く意識しなかった季節感を、大人になって求めるようになった。
フランスの冬は長く、暗く、寒い。
住めば、太陽族になりやすいのだろう。
といっても、ヴァカンス前から日焼け肌をこれ見よがしに披露しながら、メトロに乗っているフランスお姉様方と、巨大サンバイザーでチャリに乗る日本のお姉様方には、あまり感心しない。
Posted at 11:46 | 日本 | COM(0) | TB(0) |
2010.03.11

サンポール・ド・ヴァンス

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サンポールのミモザ。
南仏のミモザと、日本のミモザは同じなのだろうか?
なんとなく、南仏のミモザは寒さに強そうな気がする。
大抵2月には咲いているからだ。
日本だと、3月の花といった感じだ。

これらは過去の失敗写真を見られるようにしたものたちであるが、明日は忘れなければ、近所のミモザを撮影してみよう。
2010.03.10

TERの時刻表

TERという奴がある。
これは、いわゆる、郊外線または、在来地方路線のことだ。
日本で言えば、JR各社がそれぞれ運転している地方路線といっていいかも知れぬ。




昔は国電といった、今はE電?(死語?)は、まあ、パリのRERに相当する。
埼京線、山手線、大阪環状線、学研都市線、京葉線などといったものだ。

TGVは日本の新幹線で、TERではない。

TERは、JR東日本なら、湘南新宿ライン、快速アクティ、ラビット、ホームライナー、横須賀線、熱海以遠へは行かぬ東海道線などであろうし、西日本の新快速なんかもTERにあたる。

フランスでも、地方をまたがって走る列車もあれば、地方内だけを走る列車もある。
東京発大垣行きのムーンライトながらなどは、TERとは呼びがたい列車であろう。


パリだと、TRANSILIENといい、列車に葉っぱのマークがついている。
RER以外のサンラザール、モンパルナス、北、東、リヨン等各駅から出発する鈍行列車である。

ピカルディ地方には、ピカルディ地方のTERが走っているし、ノルマンディはノルマンディのTERが走っている。
アルザスはアルザスの、アキテーヌはアキテーヌのTERが走っているのである。
もちろん、全てSNCFである。フランス国鉄だ。
当然、日本のJRと同じく、西日本だ、東海だ、東日本だといって、通しで切符が買えぬわけではない。

ローカル線運行区分といえばいいだろう。詳しく知らなくても、まあ、あまり問題ない。
トーマスクックの時刻表にもまずまず載っているのだが、全てとは行かぬ



そんなTERの時刻行は、それぞれの地方の駅などに行けば手に入る。
パリで全てを手に入れることは出来るのかどうか?
パリに乗り入れているノルマンディピカルディシャンパーニュブルゴーニュサントル地方などのTER時刻表はパリで当然手に入るのだが、インターネットが確実に全てを手に入れられるだろう。




この時刻表、自分の地方以外まで乗り入れて走っている列車についても書いてあるが、このTERの縦割り分割よろしく、該当地方を出たとたん、駅が全て載っていないことが多い。
A地方とB地方にまたがる列車の場合、双方のそれぞれの時刻表を手に入れぬと、時刻表に載っていない駅に停車するなんて事も起きる。
むろん、降りぬのなら、何の問題もないが、駅数を数えて、誤って、降りてはならぬ。




日本には、昔から国鉄用時刻表が2種類発売されているが、まあ、駅などに置かれる標準サイズのものは、全駅全国掲載である。鉄道地図もある。
もう1000号が出たとか出ないとか。
日本という国は、つくづく、何でも便利にそろっている。




TERは楽しい。
カフェオレボウルのファンなら、サルグミン駅もリュネヴィル駅もクレイユ駅もジアン駅もディゴワン駅も存在する。
もちろん、それらの窯元があった街の駅だ。
ヴィッテル駅もあれば、ヴォルヴィック駅も存在するのだ。

格安で話題のライアンエアーが飛んでいるパリといってもシャルルドゴールではない、ボーヴェの空港のあるボーヴェへも、このTERで行くことが出来る。



車がなくとも、楽しい地方旅行は出来る。その鍵は、このTERにある。最近何かと不品行が話題の鉄道ファンであるが、鉄道ファンでなくとも、心に残る鉄路の風景が待っているに違いない。
2010.03.09

サン・ポール・ド・ヴァンス01

100309
バスに乗って揺られてゆくと、結構前からサンポールの村が見える。
とはいっても、初めて行く人にとって、どれなんだかわからぬことも多かろう。

その、高台のサンポールからふもとの町を見下ろすと、ミモザの花が。
わしは、野菜の季節をしらない。なにしろ、長い間、野菜嫌いであったからだ。
夏だろうと、秋だろうと、嫌いなものに興味はない。
不器用なため、魚も好きではなかった。
単純に、骨をとれぬのだ。
この不器用は、今でも変わらぬ。よって、スイカも全く上手に食えぬので、スイカも好きになれぬ。
おそらく、種なしスイカは好きだろう。骨がまずない魚は大好きだ。シーチキンもそうである。

よって、季節感というのは、花でしか理解できぬ。
しかし、その花というのも好きになったのは、最近かも知れぬ。
写真を撮るようになってからだ。
2010.03.08

NO.68 私はトゥールーズから来ます???

Je viens de Toulouse.

先日、”マルセイユへ行く”であったので、今回は”トゥールーズから来ます”である。
とはいうものの、この文章なんか変だ。

私はトゥールーズから来ます”という文を述べるシチュエーションはあまり考えられぬ。
あるとするなら、”私はトゥールーズから来ました”であろう。

ということで、主語を変えてみる。これならありえぬこともない。

Il vient de Niigata.
Il vient de France.
Il vient du Japon.
Il vient d'Italie.
Il vient des Etats-Unis.


venirは”来る
deは”から
の意味であるから、

venir de は”どこどこから来る”という意味になる。




町、村などや女性名詞の国は
de

男性名詞の国は
du

複数名詞の国は
des

としておく。
男性名詞と複数名詞の場合、aller à と同じく、定冠詞の縮約で話した形となる。au aux du desである。女性国名の場合、endeになると覚えることにしている。





Il vient du Japon.
Il vient de Japon.


の双方の表記が見つかったりするので、実のところ正確なことはわからぬ。
少々微妙だが、通じればいいというのなら、あまりこだわることもあるまい。
試験を受ける人は、先生に確認しておこう。

Il vient de Japon.という表記が複数形にも当てはまるのなら、
Il vient d'Etats-Unis.ということになろうが、こう言うのかどうか???である。





私はトゥールーズから来ます!という文章を言うシチュエーションが考えられぬという話をしたが、

Je viens de Toulouse.
私はトゥールーズ出身です。

とも使える。

Je viens du Japon.
私は、日本出身です。

となる。

英語にcome fromというのがあるが、全くそれだ。

comeは”来る”
fromは”から”

come from = venir de
となるということだ。
2010.03.05

カフェもお昼はお茶できぬ

カフェのコーヒー1杯の相場は2ユーロ程度であるが、もちろん、職場のキャンティーンのような場所と、シャンゼリゼでは全く別の金額である。
サルトルが、朝から晩まで1杯のコーヒーで粘ったとかなんとか、話もあるが、サルトルほどの有名人であればともかく、そうでもなければ、お店に長居して貢献することは死後もあるまい。
といっても、長居したからといって、胡散臭い目で見られるわけでもない。

が、ランチタイムはチト違う
本当に、お茶オンリーのカフェであればともかく、大抵、店内席はランチ用である。
昼休みたっぷり2時間のフランスでは、午後3時近くまで、お茶の人は外で!ということになるカフェも多いのである。



さて、話は地球温暖化である。
ニュースにもなっていたが、冬のカフェの名物の外の暖房機が温暖化原因の一つに挙げられいているらしい。
あのタバコ友好国フランスですら、最近は禁煙の嵐とタバコ増税の渦に巻かれている。
ワールドカップで優勝した辺りから、この流れは顕著で、今や、禁煙大国と言えぬこともない。


そのとばっちりはカフェにもくる。


とある、フランス人が言う。
タバコのすえぬカフェはもはやカフェではない

この禁煙ブームのなか、何年か前には、ジム・ジャームッシュのコーヒーアンドシガレッツなんかも映画であったわけだが、カフェとタバコはまあ、一体である。
わしも、その一員であった、数年前までは。


そこへもってきて、今度はエコだ。
おいおい、カフェをどこまでいじめるんじゃい!とでもいうのか?
外でしか吸えぬタバコに暖房器具撤退となれば、東京よりは少なくとも寒いパリで、カフェの存在意義が相当薄れてしまったなどと思う人もいるかも知れぬ。


フランス人は寒い冬でも、寒さをものともせず、外でお茶をする。
なんて話も聞くが、そんなことはない。
前出暖房が存在しているか、そうでなければ、太陽が当たっているかは最低限必要だ。当たり前だが、フランス人だって寒いのが好きなわけではない。ご存知、太陽大好き民族なのである。

コーヒーショップ、喫茶店と比べ、カフェという単語は短い
短いということは、それだけ、重要単語なのだ。
生活に密着しているものである。

景気が悪化すれば、カフェで昼間もお茶が出来るようになるかも知れぬ。
ランチを食わず、パン屋に並ぶ人が増えるからだ。
陽気で暖かくなると、お昼には、公園のベンチの席がなくなることになるだろう。

2010.03.04

南仏のミモザ

100304
あまり、日本じゃ、ミモザを見かけないなぁと思っていたら、本日移動中にきれいなミモザの木を発見。
暗い、寒い冬に、黄色の色の訪れは、春を知らせてくれる。
日本なら、さしずめ、梅の木というところかも知れぬ。

白い石灰質の山に、赤い瓦屋根、ミモザ、そして、けしてこの地方の木ではないはずの椰子の木。
いずれも、南仏の光景である。

こうしたところに、高層マンションは不必要であるし、場違いである。
おそらく、あってはならぬのだろう。
バベルの塔は、やはり人の過欲であろう。寡欲の中にこそ情緒がある。
2010.03.03

フランスの日曜日

フランスに限らず、欧州は日曜に到着すると、何もやっていないということが良くある。
以前に比べたら、そうでもなくなったように思うのだが、基本、日曜日はお休みだ。


日本の常識日曜日は買い物客が多い日曜こそお店が開いている商店で働く人は日曜には休めない


であるが、欧州は、そのところ、文化的なものか?習慣的なものか?宗教的なものか?基本、日曜日は働かぬ日なのである。
日本でも士農工商という身分社会が存在したが、商はえげつなさのようなものがあるからなのかも知れぬ。
が、いつの時代も、お金持ちは、身分に関わらず商から現れる。
とどのつまり、日曜休みの最大の理由は、"利害"であるに違いなさそうだ。
日曜働いて儲ける店が出れば、平日に儲からなくなる店が出るということだ。
欧州的”(ほど)”の考え方なのであろう。


フランス王家とつながったメディチ家もそうであるし、昨今はやりの坂本竜馬、岩崎弥太郎の流れも商の流れである。


日曜といえば、フランスの毎月第一日曜は、国立系美術館博物館が無料になるところが多い。行列になる。
また、最近もそうかどうかわからぬが、映画館が日曜午前中安いことも多い。
スーパーは日曜やっていないところが多いが、中には、やっているスーパーもある。が、どこがやっているなんていうことを知らねば、食材を手に入れるのも大変だ。

銀行、デパート、その他お休みが多いから、お土産を買うにしても、そんなことを意識しないと、買いそびれること、食いっぱぐれることになる。

ただし、観光関係は別問題だ。
これらは、月曜、火曜に休みが多い。
こちらは、日曜やっており、地方の観光地のレストランなどでも、日曜営業、月曜休みなんてことも多い。

生活関係は日曜日、観光関係は月曜日が鬼門であるが基本である。
Posted at 11:52 | その他 | COM(0) | TB(0) |
2010.03.02

今年もミモザの季節

100302
さて、今年もミモザの季節が過ぎつつある。
ニースのカーニバルも終わりを告げ、ミモザも散る。
写真はだいぶ前だ。カーニュの民家にあった立派なミモザ。

このブログは、失敗写真を、なんとか見られるようにしているものばかりを載せているのだが、そんなこともあって、このミモザの迫力は中々伝わらぬ。
車がだいぶ古いが、この車が新車だったころの写真というわけではない。当時でも充分旧型車である。
2010.03.01

NO.67 マルセイユへ行きます

Je vais à Marseille.
Je vais à Fukuoka.

マルセイユへ行きます。
福岡へ行きます。

このあたりの説明はしてある。
àの話は前回までに終わった。
何処かの街、村へいく場合はこれでいいのである。




が、国などになると変わる。

女性名詞の国(仏韓中伊)
Je vais en France.
Je vais en Corée du Sud.
Je vais en Chine.
Je vais en Italie.



男性名詞の国(日加伯)
Je vais au Japon.
Je vais au Canada
Je vais au Brésil.



複数名詞の国(米)
Je vais aux Etats-Unis.


男性名詞と複数名詞の国は、言ってみれば、à+定冠詞の形であり、定冠詞の縮約で既に説明したとおりである。
女性名詞の国だけがenとなる。

このあたり、慣れだ。





日本語でも、
とある人は

私は岡山行きます。

別の人は、

私は岡山行きます


どちらかが正しいのか?それとも、どちらも正しいのか?
日本人であるわしもわからぬ。知らぬが、会話に困ったことはない。

そして、われわれは外人さんに

わたし、おかやまいきます

といわれても、もちろん理解できる。
女性名詞とか男性名詞とかの話とこの日本語は関係ない。

I am Japan.といっても、日本に行くという意味ととってもらえるかわからぬが、Je vais en Japon.とまちがえても、きっと通じるに違いない。
ふふふ、東京の新宿駅で、私は松山です。と外国人に言われても、なかなか、彼が愛媛の松山市へ行きたいのだと理解することは、日本人も大変に違いない。