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2010.01.18

NO.62 カフェオレとプリンアラモード

カフェオレプリンアラモードというのは、ハイカラな飲み物であり、デザートであった。
いまや、カフェオレは定番の何の変哲もない飲み物の一つであり、プリンアラモードなるものは、いまや、斜陽となりつつある、ファミリーレストランでも、なかなか見かけなくなった名前である。


カフェオレというのは、牛乳入りコーヒーであり、フランスでも、カフェオレカフェオレである。カフェクレームといってもいい。

プリンアラモードはアラモードの部分はフランス語であるが、プリンはおそらくプディングの和製英語であろう。
プリンアラモードの後継者にパフェというのがいるが、このパフェも完璧、完全というフランス語である。
カフェ、デザートの文化がフランス発であるといえるのだろう。


そういえば、プリンアラモードのプリンも和製であるのなら、カフェオレの後発、メロンオレイチゴオレもある。


カフェオレはカフェ・オ・レであり、プリンアラモードはプリン・ア・ラ・モードである。
café au lait と プリンà la mode である。
このカフェオレのauとプリンアラモードのà laは男女の違いはあれど、同じなのである。

カフェオレはlaitという牛乳という単語が男性名詞のため、定冠詞をつけて言うとle lait
アラモードはmodeという流行という単語が女性名詞のため、定冠詞をつけるとla mode
これにàがくっついた状態なのである。
プリンà la modeはわかりやすいが、cafe au laità+leauに変化している。
ここが、本日の話題の中心。

カフェオレの牛乳が男性形であるため、à+leauに変化しているのだが、なぜ?と考えてはいけない。
女性形のアラ~はいい易いが、アル~は言いづらいということであったのだろう。
ここは、数学ではない。理屈ではなく、そうやって話されてきた言葉なのだ。
覚えるのみである。牛乳を”うしちち”と発音しない理由を日本人は考えぬだろう。考えなくても話せるのだ。



定冠詞の縮約

前置詞deàに定冠詞がくっついた場合、どうなるか?の話である。
この、前置詞とくっつくパターンは結構多い。
とくに、行くとか、来るとかの場合、どこどこへどこどこからと言う場合、そのどこどこが”とある場所”という一般名詞ではなく、”はっきりと決まった場所”へ行くとか来るとかが会話になることがほとんどだ。
明日の試合を見に行くとか、明日のコンサートでどこどこへ行くとか、”特定された場所”へ行くと言う場合が多い。
だから、どこどこへというàという前置詞と、どこどこからというdeという前置詞に定冠詞がくっつくことになるのである。

厄介なのは、これがくっつく場合、くっついて別の単語になるということである。
話を聞いていると、面倒くさいが、使っているうちになれる。
とりあえず、並べておこう。

de+le ・・・du
de+la ・・・de la
de+l' ・・・de l'
de+les ・・・des


à+le ・・・au
à+la ・・・à la
à+l' ・・・à l'
à+les ・・・aux


このうち、男性と複数だけが変化するのである。

de+le ・・・du
de+les ・・・des
à+le ・・・au
à+les ・・・aux


この4つさえ覚えればいい。
平たく言えば、ここまで、長々と書いてきたが、たったこれだけの話である。
カフェオレは変化して””であるが、プリンアラモードは変化せず”アラ”なのである。

さて、この話の続きは次回。
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