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2009.12.17

アランソン15

091217
3匹の子豚の末っ子の家はレンガであった。
子供心に石造りの家は丈夫なのだと考えていた。
鉄筋などのことは考えぬから、四角い赤いレンガをもってきて、セメントを塗りつつ、重ねていけば、頑丈ないえが出来上がる。時間をかけさえすれば作れるのだと、ぼんやりと思っていたものだ。

さて、現実に欧州に来て石作りの家をみる。
別段、これが、歴史的建造物の写真というわけではなく、たんに、通りがかりに合った家の壁、入り口、であろう。
昔作られた家に、住所の看板がつき、通り名の看板がつき、雨どいがつき、そして、現在も使われている。
何だかわからぬが、一軒一軒立てられた時代も違えば、形も違う。
雰囲気も違う。
そんなところで生活をはじめたなら、なんとなく、ちょっぴり、自分らしい人生をスタートできるような気にさせる。もちろん、その代わり、古さによる制限、個性による制限とは共存せねばならない。
その選択も個性といえよう。
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