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2009.08.31

NO.56 フランス語の形容詞4

さてさて、名詞の前につく形容詞の話である。
名詞の前につく、後ろにつくというのは、あくまで覚えるためであって、必ずしも100パーセントではない。
便宜上、そうやって覚えた方がいいからである。
だから、例外が出てきても、混乱したり、がっかりしたりしないことだ。
まともに捉えれば、難しく感じられるようになり、何の特もない。

前に付く形容詞代表例。

grand・・・大きい
petit・・・小さい
bon・・・良い
mauvais・・・悪い
vieux・・・老
jeune・・・若
beau・・・美しい
joli・・・かわいい
haut・・・高い

などである。
大小、良悪、老若であるのだが、高低と美醜は片側だけである。
また、vieuxは旧の意味もあるが、新は前につかない。

bas・・・低
laid・・・醜
neuf・・・新しい(新品・未使用)
nouveau・・・新しい(新規・初)

地方名、Basse-NormandieBas-Rhin
映画のジャンル、ヌーヴェルヴァーグ Nouvelle Vague
みたいに、後ろに付くって言って、前に付いているじゃないか!

偉大な人、grand homme
背の高い人、homme grand
後ろに付く事もあるじゃないか!

例外はある。探せばでてくる。

が、ざっくり分かっていればいい。

横浜行く。
横浜行く。
7時ぐらいに待ち合わせ。
7時ごろに待ち合わせ。

どれがただしい日本語で、どれが間違った日本語か?日本人でもあまり厳密に日本語を使っていないのだ。
言葉は生き物、通じたらいいのです。覚えられたらよいのです。


フランス語の形容詞は名詞の後に付く。
が、いくつか有名な形容詞の奴らは、前に付くことが多い。
それは、大小、良悪、老若、美可愛い、高いなどである。


だけ覚えときましょう。


次は、今回出てきた、nouveaunouvelle?、basse?、bas
形容詞男女形の特殊系をやりましょう。
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2009.08.28

旅の持ち物、便利なもの03 ノンオイルドレッシング

さて、今回は食べ物だ。
といっても、ノンオイルドレッシング

きちんと探せば、ノンオイルドレッシングがパリにもあるのかもしれぬが、アパート等少々滞在時期が長い場合はこれを持っていく。
もちろんホテルで使用。
サラダにかけてもいいし、パスタのサラダにしてもいい。

もっとも、オリーブオイルのドレッシングはあるだろうから、それでも健康的かも知れぬ。
ダイエットをする人間としては、気分的に、ノンオイルドレッシングを使いたくなるというものだ。

機内持ち込みは出来ぬだろうから、きちっと割れぬよう、中身が出ぬよう保護して、パリまで旅のお供として、地方まで、旅のお供として連れて行く。

重い荷物を少しでも軽くしたいのであるが、削れるものは削り、帰りは、空き瓶を捨てて帰ってこれるこのノンオイルドレッシングは、最近のわしの旬である。
Posted at 11:34 | その他 | COM(0) | TB(0) |
2009.08.27

ストラスブール12

090827
ストラスブールのアルザス博物館である。
中の紹介をしようというのではない。
こういった、鉄や木、陶器の看板が欧州には一杯ある。
そんな、楽しい看板を探しつつ、少々上を向いて歩くと、楽しい看板や可愛らしい看板に出会うこともある。
風景に溶け込んでしまっているが、時計になっていたり、その看板を見ればわかりやすいといったものもある。
全ての看板が、こんな風になっているわけではないが、こういったものを見つける楽しさもある。

自分のお気に入りの看板、お気に入りの風景、お気に入りの道、お気に入りの雑貨・・・お気に入りに出会う数だけ、自分の旅となる。
2009.08.26

フランス短期留学1

さて、フランスのプチ留学の話だ。
経験から話をしていこう。

まずは、きっかけだ。

どれが一番初めであったか?は覚えていない。

覚えているきっかけの一つが、パリへ友人と旅へ行くときのことだ。
相方のパスポートにトラブルがあり、なんと、成田空港で出発できぬことになってしまったのだ。

パリまでのキャセイパシフィック航空は、一人旅となった。

パリに着いたのだが、そもそも、友人を案内することも時間に含めていたので、その分自分のために使いたい。と、突然、パリに着いてから、プチ留学を思い立ったのである。


そんなことで、勝手を知っている学校を訪れ、申し込んだ。パリ到着、金曜日である。
来週月曜から、勉強したいんだけど・・・”と。

もちろん大丈夫であった。


3ヶ月以内のプチ留学にたいした準備は要らない
必要なのは、短い期間で受け付けてくれる学校がどこにあるか?だけである。
あとは、学校へ行ったらいいのだ。
もちろん、わしの場合は以前、その学校へ長期留学していたし、こういう短期を受け付けてくれる学校がたくさんあることは知っていたのだが、これを読んだ皆さんとは、この時点であまり大差ない。

たとえば、日本で、フランス語を習いたい場合、どうするのか?
アリアンスであったり、日仏であったり、アテネフランセであったり、それ以外であったり・・・。
まずは、HPを見るか、申し込みの仕方を電話で聞くか?直接学校へいって様子を見てみるか?受付で聞いてみるか?であろう。
我々が日本で暮らしているように、フランス人はフランスに暮らしている。
まあ、正直なところ、世界中の先進国と言われるようなところはどこへ行っても、暮らしそのものは大差ない。
だから、日本で思い立ってできる方法は、大抵海外で通用する。
学校へ行っちゃえばいいのだ。聞いてダメならあきらめな!である。

もちろん、ここまでの話は、3ヶ月以内の話で、滞在許可証と全く縁の無い世界でのことである。
2009.08.25

ストラスブール11

090825
奥に見えるのは近代美術館だ。

フランスの場合、大きな街には、必ず、それなりの美術館がある。そして、へぇというほど名の知られた多くの画家の絵に出会うことが出来る。

美術館だけではない。教会、お城、役所などにも、美術作品があふれる。
特に、教会や役所、公共施設などでは、無料で見られる大芸術に出会うことも、まれではない。

とはいえ、美術館巡りも、欧州のたびの楽しみの一つである。
2009.08.24

NO.55 フランス語の形容詞3

アメリカの大統領官邸はホワイトハウスである。
これをフランス語で言うとメゾン・ブランシュ
スペイン語で言えば、カサ・ブランカ
そう、カサブランカはスペイン語である。モロッコの有名な街の名前でもある。
カサブ・ランカではない。カサ・ブランカなのである。CASAって雑誌ありますものね。

もう、お分かりだろう。
ブランカブランシュなのである。
なんとスペイン語とフランス語は似ていることか!

いやいや、本日の話題はそこではない。
形容詞の位置なのである。

ホワイトハウス
メゾンブランシュ
カサブランカ

スペイン語とフランス語では形容詞(白)の位置は名詞(家)の後ろである。

形容詞というのは、フランス語の場合、基本、後ろである。と覚えちゃいましょう。

ムーラン・ルージュ(赤い風車)有名なキャバレーですね。
トラン・ブルー(青列車)・・・英語はブルートレインですものねぇ。
マイヨ・ジョーヌ(黄色いジャージ)・・・ツール・ド・フランスの個人総合成績1位の人が着てますな。
モン・ブラン(白山)アルプス最高峰
シャ・ノワール(黒猫)喫茶店もありますね、日本には。

そういえば、フレンチ・ブルドックブルドック・フランセーズ
ジャパニーズ・フードキュイジーヌ・ジャポネですな。

ただし、すべてが名詞の背後というわけではない。
が、この部分が最も英語と違うところだろう。形容詞の位置は、英語と日本語は近いのだなぁ。

前に来る形容詞というのは、重要かつ短いものが多い。それは、また後ほど。
2009.08.21

マルシェで土産を買う

正直、どうでもいい人たちのおみやげは、日本で買っておいたって、わかりゃしない!でもいいと思うが、自分のおみやげはともかく、ちょっとした人には、それなりに渡したいもの。

駅や空港にもお土産屋らしきお店はある。
観光地ゾーンにもある。

が、同じようなものが、マルシェで売っていたりするのだ。
たとえば、エッフェル塔の爪きりであったりとか・・・。

マルシェというと、食べ物を売っていると思っている人が、案外多い。
生活雑貨もたくさんあるのだ。
お土産なのか何なのかわからぬようなものも、とりあえずお店出していたりする。
マルシェだって、観光客はくるのだ。

しかも、お土産屋さんと比べて、圧倒的に安い。何分の1という金額で同じものが手に入ることもある

街中をぶらぶらしていたら、朝ならマルシェ、午後でも、市中のあちこちで開催される、蚤の市にぶつかったりする。
そんなところで、オンリーワンや安く賢く、お土産を見つけていこう。

デパートの高級お菓子コーナーだけが、お土産ではない。

もっとも、おみやげという習慣、日本のものだと思われる。だから、おみやげ屋自体、フランスの田舎から上京する人目当てではないのだ。最大のターゲットは、おそらく、我々、東アジア人とアメリカ人である。しかも、注意しなければ、メイドインチャイナのフランス土産を買う羽目になる、ご注意を!
2009.08.20

ストラスブール10

090820
欧州において文化を知るために、キリスト教などの宗教を切り捨てることはできない。
地理においても重要なものがある。それが、川である。

現在の街の多くも川沿いにあり、鉄道も川沿いに走っているものは多い。
路線図を見ると、川が浮き出てくるかのようなところさえある。

昔から、この川が、道であったのであり、ラインとイルの二つの道が交わるところに、この道の町、ストラスブールがあるのである。ストラスすなわち道である。

そういったこともあり、川、水門、運河、これらは、はるか昔から作られ、重要な役割を果たしてきている。山から海への短い川の多い日本と違って、欧州も、中国も、川の意味は大きい。
それも、大きな文化、街の構造の違いを生んでいる。
2009.08.19

燃油代復活について

さてさて、燃油代は以前からブログでも心配していたように、復活の方向らしい。全日空は発表になった。10~11月という微妙な期間が意味深だが・・・。

シンガポールケロシンのデータ読みの件は、以前書いたので割愛するが、要するに、4月から6月のケロシンは基準値である1.4ドルあたりを4月に越え、6月末には1.8ドル台に乗せてきたのだ。
その後、下がってはおらず、高値止まりしている。


そう、ニュースになっているように、中国経済は早くも立ち直り、米の金融危機もひとまず安静化、GMもとりあえずのソフトランディング。
ダウ平均も上がってきた。
つられて日経平均も1万円突破だが、日本の実体経済は、回復からファーファーファーファーファーラウェイ状態である。


そんなこともあって、石油関係の価格は、当然、経済回復と共に、石油使用量も回復するだろうとの見方から、資金が流入するのである。
ドライバーは、ガソリン価格がつい先ごろまでだいぶ上がり続けたので、そこは実感する人もいるだろう。


早い話、秋に復活する燃油代は、おそらくその次も続きそうな気配だ。
7月から9月の平均ということになるので、全てのデータが出揃っているわけではないが、7月時点1.8ドル越えと充分高いため、よほどのことが無ければ、平均1ガロン1.5ドル以上は確実で、格安航空券時期である、1月末近辺も燃油代は避けられそうに無い。


そこでだ、いつ航空券を買えばいいのか?である。
9月までに買っちゃえばいいのか?である。


10月には、航空運賃洗い替えがある。だから、現時点で発売されている10月以降の運賃は、ある程度高い値段が設定されているはずだ。
9月末に燃油代がらみで一気の予約が入るとして、わざわざ、損するかも知れぬような値段設定を鉱区会社がするとも思えず、となると、10月以降の運賃が発表されるのは、ぎりぎりになったりするのではなかろうか?


結局は慌てることなく、思い立ったら吉日方式しかない。当たるも八卦・・・である。
天候不順、冷夏、暖冬、世界経済、景気、それらが如実に影響するのである。
バブル崩壊もアメリカ金融危機も結局プロでもミスしたわけだ。われわれに、先など読めるわけも無い。
燃油代は増えるが、客減が怖ければ、価格は下がるし、いやいや、燃油代原価償却できなきゃいけないのだから、そう簡単に下げぬだろう、路線廃止も、硝子の入れ物をプラスチックにしてまで、ガソリン押さえようとしているのだから・・・ともいえるし。

とくに、ライバル航空会社があるようなところは、値段設定が遅いことも多い。
2009.08.18

ストラスブール09

090818
欧州はどこでも、いくら鉄道が発達しているとは言っても、移動手段の主たるものは車である。
イタリアもドイツもフランスも、主たる産業のひとつが車である。

だから、駐車場というのは、どの街も、どの国も抱える大きな問題である。
街によっては、環境のため、車での入市制限が行われているところなどもドイツではある。

京都の電線と同じく、欧州の観光地の車というのは、ある種風景に邪魔な存在なのである。
ただ、こだわっていると、写真は撮れない。車が多数映りこんでしまうのも、また、欧州の風景なのである。
2009.08.17

NO.54 フランス語の形容詞2

今度、”プチ・バカンス”をとろうと思って・・・。
昨今、”プチ何々”という言葉は良くつかわれる。
そういえば、デパートでは、”グラン・バザール”が行われる。
お友達のマンション名は”グラン・メゾン何々”という名前である。

さて、ここで、フランス語の形容詞の基本形のお勉強である。

形容詞もフランス語は活用するのである。
面倒くさいが、フランス語に限った話しではない。
日本語でも、きれい、きれいな、きれいだ、きれいに・・・まあ、用法というのはいろいろある。
使いこなしているのだ。

フランス語の形容詞の通常形については参考書、教科書に載っているだろう。

女性形は語尾にe
複数形は語尾にs
女性形でしかも複数形であれば、両方足してes

複数はsというのは、われわれ、義務教育の英語でやってきているから、まあ、違和感ない。
しかも、フランス語の場合、最後の子音は発音しないから、この形容詞の後ろに母音で始まる単語が来て、リエゾンしない限り、発音に何の変化もない。s自体無視できる。

ただ、女性形はべつなのだ。
女性形っていうのは何だ?何なんだ?

ようするに女性名詞の前に付く形容詞、女性名詞の後ろに付く形容詞なのである。
副詞は先日お話したように、動詞に付くから、男女は不要である。

活用は以下の様である。
petit(男性名詞単数)
petite(女性名詞単数)
petits(男性名詞複数)
petites(女性名詞複数)

grand(男性名詞単数)
grande(女性名詞単数)
grands(男性名詞複数)
grandes(女性名詞複数)

このどれを使うかは、名詞によるのである。
さて、最初に戻ろう。もうお分かりであろう。
プチ・ヴァカンス
グラン・バザール
グラン・メゾン
プチ・カード
プチ・ギフト

vacanceは女性名詞。
bazarは男性名詞。
maisonは女性名詞。
カードとギフトは英語である。

だから、プチ・ヴァカンスはプティット・ヴァカンスでなくてはならず、グラン・バザールは正しく、グラン・メゾンはグランド・メゾンでなくてはならぬ。
もちろん、これはフランス語の話。
日本語において、プチの用法は日本人が決めるのであるから、どう使っても良いし、後ろに、英語がこようが、日本語が来ようがかまわない。
しかし、だからといって、フランス語は変わってはくれぬことは肝に銘じておこう。

昔、筑後川という歌を合唱部でやっていたが、歌詞のなかに筑後平野という部分があるのである。
合唱部のほとんどは、地理の試験で筑紫平野と書くべき部分を筑後平野と答えていた。
むろん、全員間違いで、言い訳無用とされた。

プチ・ヴァカンスはおかしいのではなく、日本ではアリなのである。
プチ・ヴァカンスはおかしいから、プティット・ヴァカンスにしなさいと言っても、フランス語に興味のない人間にとって、はぁ!?という話である。もう、プチは日本語になっているのである。プティットは日本語になっていないのである。
2009.08.14

フランスの北と西

大都市圏のサッカーチームが多いのは、人口、観客も含め、当たり前といえばそうだ。

スペインなら、バルセロナマドリード、イタリアでもミラノトリノローマに、英国なら、ロンドンマンチェスターリバプールに、スコットランドならグラスゴー、ドイツなら、ベルリンミュンヘンバンブルグに有名なチームはある。

フランスもご多分に漏れず、パリマルセイユボルドーリヨンニースモナコ・・・となる。

が、異彩を放つ地域もある。
ブルターニュノール・パ・ドゥ・カレー地方だ。
この二つの地方には、強いチームが多い。

ブルターニュ
D1・・・Rennes、Lorient
D2・・・Brest、Guingamp、Vannes


ノール・パ・ドゥ・カレー
D1・・・Boulogne-sur-Mer、Lens、Lille、Valenciennes


フランスには22の地方があり、サッカーのJ1に当たるD1には20チーム、J2に当たるD2にも20チームがいる。
D1の20チームのうち4チームが近所のチームというのがノール・パ・ドゥ・カレーのすごいところである。

今年D1に上がったチームにBoulogne-sur-Mer(ブローニュ・シュル・メール)がある。
港町で、英国との貿易で栄えた街だ。
市庁舎の古めかしい鐘楼は世界遺産という街でもある。
現在でも英国との航路がある。

そもそも、現在も国境付近の重要な位置を占めるこの地方は、昔から、産業の盛んな場所でもある。
そんな、北のおらが街のサッカーチームがフランスのトップリーグに4チームも輩出しているのだ。
リールはそもそも大都会であるから、他の大都市チームと同じであり、また、実際、トップチームであるが、他は、中規模都市のチームだ。

これらのチームの戦いぶりを見つつ、フランスの地図を眺めつつ、旅のイメージを膨らまして見るのも楽しい。
2009.08.13

ストラスブール08

090813
それにしても、水景というのは、雰囲気をやわらげてくれる。
写真の水の部分が土だったらと考えてみると、大きな違いがあることがわかる。
大聖堂が映る鏡としての水、揺れる水面も軟らかさを出しているのかも知れぬ。

イル川というのは、支流であるとは言ったものの、意外と大きな長い川なのである。
小川というには当たらない。
川を遡ってゆけば、コルマール、ミュルーズといった、アルザスを代表する都市へとつながっている。
いわば、ラインに匹敵するアルザスの大動脈の一つなのだ。
2009.08.12

パリでライターを探す

タバコを吸う方の悲しい現実として、火がない!という現実があります。
私の場合、やめてしまったので、この悲しい現実に直面することはなくなりましたが、以前は、血眼で捜す羽目に。
機内持ち込みも通常1つしかダメです。

ライターはTABACタバ)にありますが、べらぼう高い。ちょっとデザインが可愛らしい、BICのが手に入ったりしますが・・・。

郊外のスーパーや、パリ市内の午前中やるマルシェなどで、安く手に入ります。
パリ市内の中型スーパーでは、安いのが手に入らないかもしれません。
あくまで、郊外(1号線ラ・デファンス3号線ガリエニなどにあります)。

そこなら、100円ライターが1ユーロで3つぐらい手に入ります。
ただ、見た目昔から日本にもよくある100円ライターですが、つきが悪いか、回りが悪かったり、硬くて指が痛かったり・・・はザラ。3つ買えても、1つ、使い物にならぬなんてこともありえます。
でも、点けばいいのなら、これで充分。
2009.08.11

ストラスブール07

090811
ストラスブールといえば、ライン川を想像するが、街中を流れているのは、その支流イル川である。
イル川を地図で見ると、Illとなっている。アイの大文字にエルの小文字2つである。
まるで川の字のようだ。

写真は、そのイル川がまさに川の地に分岐している部分の一番右端のレストラン。可愛らしい。
日本の川床は宴会っぽい雰囲気が漂い、それもであるが、こちらは、というより、である。
とかく、この町にゼラニウムは似合う。
2009.08.10

NO.53 フランス語の形容詞1

まず、最初に日本語のお勉強である。
形容詞ってなんだ?ということだ。


形容詞は名詞を修飾する。

副詞は動詞を修飾する。


ここを押さえておかねば、形容詞を日本語を使って理解していくことは難しい。

bonbienの違いが分からぬということになるのだ。
実は意外とこの部分を知らぬ人がいるので、押さえておこう。

bonは形容詞。
bienは副詞。

bienには形容詞としての使い方もあるが、細かいことはさておき、一般的にそうなる。



きれい、赤い、暗い、長い
きれいな花、赤い信号、暗い夜、このように”い”で終わるものが形容詞。

速く、しばらく、完璧に
速く走る、しばらく待つ、完璧に行う、このように”う”音または”に”で終わるもが副詞。

あくまで、日本語の語尾は参考程度で、これにこだわりすぎると、わけが分からなくなるので・・・。


文保用語はフランス語で言われるので、覚えておかねばならぬ。

adjectif・・・形容詞(アジェクティフ)
adverbe・・・副詞(アドヴェルブ)

adは加えるという意味である。副詞などは、まさに動詞につくという意味になる。


もうお分かりだろう。
良い料理、美味しい(味)、良い料理人、
bonは形容詞なのである。おいしいがセ・ボンC'est bon!となるわけです。

良く動く、上手に話す、良く焼く、
bienは副詞なのである。
だから、トレ・ビアンTrès bienは、動作に対していうわけですね、それがすばらしいと。

すばらしいという日本語は””で終わってます。だから、あまり日本語にとらわれぬ方がいい。
”すばらし、を、”すばらし・・・た”を一言で言ったものだと置き換えられればいいのですが、考えすぎはややこしくなるだけですな。
2009.08.07

フランスのワールドカップへの道

さてさて、12日には、フェロー諸島とのワールドカップ予選のあるフランスである。
間違って、足元をすくわれないことを祈る。

日本代表は、世界に先駆けて、南アフリカワールドカップの切符を手にした。
が、欧州は、オランダ以外まだ決まっていない。
フランスは、現在ヨーロッパ予選の予選グループ7の2位につけている。
ワールドカップへ出るためには基本、グループをトップで通過しなくてはならない。
2位であれば、2位どうしの出場権獲得マッチを戦って、勝たねばならなくなる。自動進出とは行かぬ。

現在2位のフランスは、事実上、一つも負けられぬ。いや、引き分けも許されぬ。
そうとう厳しい。
12日に行われるフェロー諸島戦はもちろんだが、9月の最初の連戦、ルーマニア戦とセルビアへ行ってのアウェイのセルビア戦に勝利しなくてはならない。
そこまで勝ち続けて、ようやく、出場権云々が言える立場となる。
その後の2戦フェロー諸島戦も、初戦で敗れたオーストリア戦も事実上、引き分けは許されぬ。

アンリ、リベリー、ベンゼマなどスーパースターを擁しても、以前の輝きはフランスに無い。
とにかく、絶対に負けられぬアウェイ戦のフェロー諸島戦を壮行試合としつつ、どんなメンバーでどんな戦いをするのか?9月の連戦へ向けて、大事な戦いが始まる。

フランスを破ったオーストリアは番狂わせといえぬことも無いが、そのオーストリアフェロー諸島とアウェイで引き分けた。番狂わせがあるのがサッカーである。
2009.08.06

ストラスブール06

090806
旧市街、バラージュ・ヴォーバンのあたりで、川はフォークのように何本かに枝分かれする。
そこに、レストランがある。
そのテラス席の写真だ。

こういったレストランが日本にないということはあるまいが、きっと、木が違うのだろう。
それが、日本と欧州の雰囲気の違いになっているのかもしれない。
2009.08.05

それも現実

パリの大きな駅や、有名観光地に物乞いはいる。
地方の観光局前にも、そういった人たちはいる。

見に行くものではない。でも、いるという現実を知っておくべきだ。
その理由が、貧困であれ、人種差別であれ、他力本願であれ、何であれ、それが、我々の生きている地球の現実である。

日本では体験できることは少ない。

モンマルトルの下で、上で、観光客相手に、何やらをして、まるで、正当に、お金をとろうとする者もいる。母国さえ明かしてくれる。

全く、余分なことに相手にせず、目的地を目指すべきだ。
ただ、そんな現実があることも、また事実だと知れば、日本では感じられない、ガイドブックにも、ネットにもない、微妙な、世界観を感じることは出来るかも知れぬ。

貧富、差別、肌、目、髪、言葉・・・。ガイドブックだけでは感じ取れない何かを感じることも、また大事な事かも知れぬ。
Posted at 11:38 | その他 | COM(0) | TB(0) |
2009.08.04

エクサンプロヴァンスから03

090804
写真は、旧市街である。
こういった、街中にあるカフェに、サッカーのある晩は、親父達が集まって地元を応援する。
テレビを見ながら、酒を飲みながら・・・。
阪神タイガースを応援する居酒屋、広島カープを応援する居酒屋、浦和レッズを応援する居酒屋・・・日本もフランスも同じ光景が展開する。
ことしも、フランスのサッカーリーグが開幕。
親父達の暑い夜が始まる。

こういった、日常風景に触れ、ただただ、有名店でおしゃれに食い、有名観光地を訪れ、これでもかと複数都市を駆け足で回り、人と競走するかのように雑誌の店を訪れ、異文化コミュニケーションするだけでなく、同じような日常があることを、ゆっくりと流れる何の変哲もない日常があることを知ることも、また、旅の醍醐味であり、人生に何がしかのほっとする養分を与えてくれる。

人がけしてうらやましがらない、自分だけのオンリーワンの旅の時間の数だけ、旅人であることを至福に感じられるのである。
旅は物語であり、小説であるとするなら、それをフランス語に直せば、イストワール(歴史、物語)であり、ロマン(小説)なのだ。人の物語を読むか?自分の物語を作るか?どちらも、旅のスタイルであり、どちらも楽しいものだ。
2009.08.03

NO.52 トゥタラーとアトゥタラー

挨拶の話が出たので、これも追加しておこう。

トゥタラーア・トゥタラー
がつくのか、つかぬのかで意味が変わるものだ。

月曜日に・・・です”という文章と”じゃあ、月曜日に!”の違いは説明済みなので、まあ、さほど変わらぬ。混乱しやすいので、混同しやすいので、ついでに載せておこうというわけだ。

A tout a l'heure! また後で!じゃあ、また!
別れ際の挨拶だ。大抵、本日中にもう一度会うときはこれ。

tout a l'heure さっき、先程
さっき、聞いた。
さっき、見た。
さっき、買ってきた。

こんなときだ、使うのは。

この二つ、通常会話、旅先でも、結構使ったり、聞いたりする。
挨拶でもあり、熟語でもある。