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2009.07.22

切符売り場のスリ

フランスから帰国するときのこと。
随分昔の話だが、北駅でシャルル・ドゴール・空港行きの切符を買おうとして、早朝駅へ言ったときの話だ。

窓口がすべてしまっている。えーっ!?
日本じゃ考えられないが、そういうこともフランスでは多々ある。
一番の表玄関というわけではない部分はあいていたのだが、だいぶん離れたところであるし、気がついたのはそうとう後であった。

仕方なく、自動券売機で切符を買うことに。
しかしながら、どうもクレジットカードが使えない。
小銭は足りぬし、札は使えなかった。


そんな時、一人の親父が近づいてくる。
後ろで待っている。
”どうぞお先に”と合図を送ると、どこへ行きたいの?見てあげるよ、買ってあげるから、小銭かしなさい、と。


親父があれやこれや操作しつつ、切符が出てくる。
そして、切符を一枚手渡してくれたのだ。
買った切符はこちらの分二人分を合わせて3枚。うち2枚を渡してくれる。
改札も通れたし、いざホームで電車を待つ間に切符を見る。


あれ?空港行きの切符って、空港の名前がどこかにかかれていなかったっけ?
URBANと書いてあるけど、これ大丈夫?と一抹の不安が・・・。

近くに立っていた、フランス人と思しきカップルに、恐る恐る聞いてみる。
これ、空港までいけます?”

すると、少々見て、
”これでは行けない”URBANとなっているでしょ。これは、パリ市内のものよ、と。

あわてて、別の改札へ行き、外へ出ると、そこの切符売り場(北駅SNCFホーム中ほどからの乗換口)は開いている。
そこで急いで2枚の空港ゆきの切符を購入し、事なきを得た。


親父の得した額は、
空港までの運賃二人分-市内切符2枚分。おそらく、2000円はせしめただろう。

なぜ入れたのか
北駅は、空港にも行くが、市内の駅でもある。シャトレ方面に行くのなら、市内切符でいいわけだ。
だから、普通に改札も通れるし、空港に行ったら、そこで、キセルするか?つかまるか?しかなくなるわけである。
改札を通れちゃうから、すぐには気がつかないというわけだ

恐るべき知能というべきか・・・。
こんな方法で、上手くせしめたことが何度もあるのだろう。
その親父の稼ぎのために、窓口がすべてしまっていたとしか思えない気にもなってくる(笑)。
みごとなるワークシェアリングだ!とばかりも言ってられぬ。
ちょっとした、心のスキに見事に入ってこられてしまったのだ


空港までの切符は、ちなみに、どのメトロ駅でも買える
わざわざ、RERの駅まで行く必要はない。北駅までの切符代がもったいないというわけだ。
パリ市内発空港行きの切符であるから、どこで買っても値段は一緒
もちろん、空港からパリ市内の場合も、わざわざ、北駅やシャトレなどで降りて、カルネを購入しなおす必要はない外へ出なければ、乗換改札口だけなら、空港で買った切符で目的のメトロ駅まで行ける。もちろん、当日でなくても切符は買える。前日に買うのなら、一応、明日の分と言って買ったらいい。
ちなみに、切符の有効期限というのが、どんな風になっているのかは知らぬ。
が、”明日”使う分には問題ない。

そんなことを理解していれば、この被害にあわずに済んだというものだ。
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