fc2ブログ
2009.06.30

ストラスブール02

090630
有名な大聖堂でありながら、ストラスブールの写真の第一に挙げられることは少ない。
2番目だろう。
しかし、ここを再度訪れたなら、この大聖堂を見てこそ、ここへ来た、戻ってきたと思うに違いない。

この巨大な大聖堂は赤い。
夕日に染まる、夏の夜の少々手前、晴れていれば真っ赤に染まる。燃える剣のようだ。
ただ、欧州の夏、夜になる時間は、かなり遅い。
スポンサーサイト



2009.06.29

NO.47  フランス語の熟語

教科書に載っている一番最初の熟語らしい熟語は大抵以下のものだろう。

avoir faim ・・・腹減った
avoir soif ・・・のど乾いた
avoir chaud ・・・暑い
avoir froid ・・・寒い


はぁ、熟語かぁと思うであろうが、もうあなたはこれ以前にも熟語を知っているわけです。

il y a
s'il vous plaît
ça va?


そうそう、既に知っているはず。

avoirêtrefaireとかいうような需要基本単語はとくに熟語が多い。

上に乗せたavoirの熟語も、教科書での出現回数は少ないが、どの教科書にも載ってくる。
日本語を見たら分かるが、暑い、寒い、のど乾いた、腹減ったなど、日常会話で頻繁に使う表現だ。

いっぺんに熟語本などで覚えちゃう必要などない。
ちょっとずつ覚えたら言いのだ。覚えたら、使うことが重要だ。
例文なんかを考えるとき、無理やり使って、口に出しちゃうのがいい。

また、いずれ、よく使う熟語をピックアップしていきましょう。
2009.06.26

外務省 海外安全ホームページ

外務省が載せている海外の情報サイトがある。
こちらに、危険情報その他の情報が載っている。
インフルエンザ問題なども、こちらにある。


仮にあなたが出かける国が、ツアーであったとしても、確認はしておくべきだ。
とくに、治安他に一抹の不安がある国の場合、そういった知識は仕入れておくのがマナーというものである。
ツアーでいくのだから、安心。連れて行ってくれる人がプロだから安心。というのは、あまりにも無防備すぎる。


現実にツアーであっても被害にあわれる方もいるし、個人でも、最悪の事態を招くことも少なくない。
ある意味、平和ボケしてしまっていると、通常の外国の人であれば、わざわざ避けて通るようなことを、後々の自身の自慢のために、無謀なチャレンジをする人もいるが、基本自己責任という意味では浅はかである。
つれてってくれるのは、プロなんでしょ!というのも、無責任の極地であることを認識しつつ、こういったHPを見ておくことは大事であろうと思われるのである。
自分に何かあってから、相手に責任を擦り付けても、後の祭りとなりかねないのである。


兎角、海外ではのぼせ気味になり、調子に乗ってしまいやすいが、メンツよりも自慢よりも、自己責任で安全を!である。
Posted at 11:17 | その他 | COM(0) | TB(0) |
2009.06.25

アランソン01

090625
アランソンという街自体、そんなに有名ではあるまい。
しかし、服飾関係の人にとっては、大変有名な街。レースの街なのである。
デザイナーさんや、パタンナーさんなどなら、知っている方のほうが多いだろうし、訪れたことのある方もいらっしゃるだろう。
レースといっても、ここの近所のルマンの24時間耐久レースのレースではない。
フランス語ならDENTELLE(ダンテル)である。
ドンテルと言った方が発音に近い。

そのドンテルのついたお土産チョコレート。
アランソンの観光局の横、カテドラル前のチョコレート屋さんで手に入る。
いわゆる普通のチョコレートであるが、フランスであるから、カカオ率の高めのビター系である。
そこは、どの街でも、通常ご多分に漏れずである。
普通に美味しいフランスのチョコなのだ。
2009.06.24

Grand LigneとTERとRER、それはSNCF

090624
フランスの国鉄は2種類で運営されている。
SNCFGrand LigneTERである。

TERというのは、いわゆる地方鉄道網で、たとえば、シャンパーニュ地方の地方内鈍行列車、アルザス地方の地方内各駅停車列車などである。
パリ近郊はTERという言い方ではなく、2種類の郊外国鉄が走っている。
TransilienRERである。

Grand Ligneというのが、地方をまたいで走る列車で、TERが地方内と覚えちゃえば早いのである。
トーマスクックにこのTERまで乗っているのかどうか分からぬが、完全網羅はされてはいまい。

それぞれの地域に行けば、ポケット時刻表もあるし、その地方TER全体の冊子も駅においてあったりする。
無料でもらえる。
もちろんHPもある。

さて、パリの近郊の話だ。
Grand Ligneは措いておいて、TransilienRER
単純にいえば、Transilienはパリの地下を走らず、メトロと乗換できない。
RERはパリの地下を走り、パリ市内に限っては、メトロの切符で乗換自由である。
この違いである。
地下まで乗り入れる郊外列車もあれば、乗り入れない郊外列車もある。

TERというのは、基本地域内の列車であるが、ある程度ははみ出して走っている。むろん、人の流れ上、そうあるべきだからだ。
だから、パリにはピカルディやノルマンディ、シャンパーニュなどのTERもやってきているのである。

ただ、あまり、この名前にとらわれる必要などない。
それぞれ、別個の国鉄列車だと思えばいい。
JRも西日本とか東日本とか東海とか四国とかあるわけだが、通しで切符も買えるし、気にしないで乗ることもできる。
RERはメトロとの相互乗換ができるから、微妙であるが、それ以外は名前がTERだろうが、葉っぱのマークのTransilienであろうが、フランス国鉄なのであるから、意識する必要はない。

ただ、トーマスクックの時刻表だけ見ていると行けないような所まで、鉄道網があったりするので、そんなことを頭に入れておくといいという程度のものだ。

日本だって十分ややこしい。
地元の人にとってはなんてことはなくとも、東北本線宇都宮線湘南新宿ライン東海道本線横須賀線関西本線大和路線。などなど、地方の人にとっては、聞いてもややこしくなるだけのものもある。
それに比べたら、わかりやすかろうというものだ。
2009.06.23

ストラスブール01

090623
フランスの地方の楽しみは食にもある。
もちろん、ストラスブールといえば、アルザスパンにシュークルートにタルトフランベ・・・である。
が、フランスはそもそも、いろんな国がいろんな民族が集まって出来た国。
地方へ行けば、地方色豊で、しかも、その店限定かもしれぬ、知られていない、または、自分の知らない食べ物に出会う。

写真はパン屋にあった、甘いブレッツェル型の、たしか、ミュネットというパン。
白いところは、いわゆる砂糖だが、黄色い部分は甘そうで、そう甘くない。
2009.06.22

NO.46  フランス語のピリオドとカンマ

フランス語の授業だと、すべてがフランス語になる。
授業のないようそのものに関係のない言葉もフランス語になるから、先生が何を言っているのか分からぬことも多い。

カンマして!といってくれていても、ヴィルギュルという音を知らねば、何を言っているのか理解しがたい。
黒板、白版に書いている最中に言われても、何を言われているのか分からぬと、ただ頭が真っ白になるだけで、結局、先生に書いてもらったりする羽目になる。
しかも、そんなに重要じゃないから、ヴィルギュルという音を忘れてしまう。
わしなど、きちんと覚えようとしなかったから、理解できるようになっても、ギュルギュルだかグルグルとか言っているよね、などといっていた。もちろん、理解できていれば、まあ、なんでもいい。

以前も話をした事があると思うが、とある単語の意味が分からぬときに、先生が皆に言った一言”シノニーム!”というのが分からぬときは、単語の意味がシノニームといっているのだと思ったものだ。
もっとも、シノニームの意味も分からぬからで、シノニームは同意語の意味。
要するに、わしの単語の意味を教えようとおもって、同意語を並べるよう、他の生徒に促していたわけだ。
そんなことも分からぬから、シノニームという単語のあとに、同意語を並べられても、なんのこっちゃサッパリ分からぬのである。

effacerエファッセ)という単語がある。消すという意味だ。
先生によっては、黒板、白版を消すときに、いちいちこの単語を言ってくれる。
授業中よく聞いてみよう。
こんなところにも、授業で使う、文法用語でない授業用語があったりするのだ。

さて、

ピリオド ・・・プワン
カンマ ・・・ヴィルギュル

つづりなどどうでもいい。音を覚えておこう。
2009.06.19

海外療養費

日本の国民健康保険を海外の治療費に当てることが出来る制度である。
詳しくは地元の市区町村区役所などに確認すれば分かることだが、大抵は、2年ほど、さかのぼることが出来るようだ。
そんな制度があることを、どこか頭に入れておくといい。

とはいうものの、該当疾病を日本で治療した場合の相当金額分しか認められぬ。
かりに600万円かかったとしても、日本国内で治療した場合、300万でできるとみなされれば、国保は3割負担なので210万円しか戻ってこない。
もちろん、300万と210万の差額分は高額医療対象となるが、残金300万円は自己負担だ。

これが、アメリカのような莫大な医療費がかかる国となると、とんでもないことになりかねぬのである。

実際のところ、海外の医療費といっても、国によって制度も料金も物価も違う。
病院やドクターによって金額が違うところもあるだろう。
となると、単純比較などできかねることもあろう。
金額などあってないような場合、どんな金額を請求されるか分からぬ。

そんなときのために、海外旅行保険などがあるのであると考えておいた方がいい。

あとは、クレジットカードの保険を有効活用するために、支払いその他も上手く利用しておくことだ。

診断書を、できれば、地元役所所定の用紙に書いてもらうか、国によっては、それ以上詳しい診断書がもらえることもある。
ただ、帰国後、翻訳は必要だ。
それにも、結構な金額がかかることもある。

そういう制度があるということを、頭の片隅においておきたい。
困ったら、役所に電話して相談してみることだ。

もちろん、国保に入っていなければ、お話にならぬが。
Posted at 11:39 | その他 | COM(0) | TB(0) |
2009.06.18

命の水 再

090618
先日載せた記事が、なぜか?桜の写真になってしまったので、もう一度、カメラとウィスキーの組み合わせが成り立った職場での写真を撮る。

親にもらったスコッチである。うまい。

ブルターニュの話は既に書いたので、重複は避けよう。

ウィスキーは修道士によって作られていたそうだ。

個人的に、宗教と酒の係わり合いは深いと思っている。

聖コロンバヌスが修道制をフランスに持ち込んだとき、ウィスキーもフランスに持ち込まれたのではないか?などと思ってみる。

ワインが、聖なるお酒であるのは、きっと、キリスト教とワインの製造が深く関わっているに違いないと思うわけで、ガロ・ローマ時代にキリスト教がどのように伝わったのか判っていないそうだが、きっと、キリスト教の伝播とワインはセットだったに違いないと思っている。

ワイン、チーズ、パン、ウィスキー、これら、現代の人の生活に欠かせないものは、欧州の場合、宗教と歴史を紐解くキーとなるに違いない。

中国の歴史でもそうだ。英雄は食を保証する。
宗教が食を保証したということがあったとしても、不思議ではないし、そうでこそ、フランク王クロヴィスの改宗があったのだとしても、そのほうがしっくりするというものだ。

マッサリア(マルセイユ)からキリスト教とワインがローヌの谷を遡る。
ナルボンヌから同じく、ガロンヌを下る。
さすれば、キリスト教聖人伝説の数々の古い教会や、現在のワインの産地に行き着くのである。

そんなことを考えつつ、ワインにチーズにウィスキーにチーズやおいしいパンを味わうと、豊かな時間が過ごせるというものだ。フランス語でロマンは小説。想像の世界が、意外にも現実に近かったりすることも無きにしも非ずだ。
Posted at 11:11 | 日本 | COM(0) | TB(0) |
2009.06.17

乗継出会った人

経由便の楽しさの一つに出会いがある。
経由地から様々なところへ飛んでいるから、いろんな目的地の人と出会うこともあるし、様々な日本の空港から飛んでいるから、日本の色々なところの人と出会うこともある。
また、言葉が上手く話せなくとも、いろんな外国の方と出会うこともある。


たとえば、大韓航空キャセイなどの場合は、日本の多くの場所から香港やソウルへやってくる。
アエロフロートエミレーツ航空になると、同じ空港からのった日本の方でも、目的地は様々だ。


南仏で留学している人、フランスで働く人、ドイツを新婚旅行するご夫婦、ロシアと交易する方、アフリカへ旅行へ行く団体さん、フランスを周られるご夫婦、英国帰りの留学生、欧州を自転車で縦貫する人、団体旅行の中国人、里帰りのインド人、香港で働く日本人・・・。
トラブルで出会った日本人、フランス人etc、枚挙に暇がない。全てを挙げることは不可能なほどだ。
これら皆、会話の成り立った人たちで、また、そういうところからも多くの情報が入ってくるのである。むろん、皆がずっとお知り合いでいるわけではなく、その場だけの会話であったりする軽いつながりである。
それでも、長い飛行時間、少しでも楽しめるのはいいことだ。


こんなことも、また、旅の記憶である。
是非、いつもと違った選択もいいのではないか?と思うのである。


不思議なことになのか、当然であるのか、パリを往復する経由便で、パリまで搭乗する日本人が皆無であったことは一度もない。
いや、もしかすると、欧州の別の国経由の場合は、パリとその国の間はいない事もあったかも知れぬ。


いつもと違うエアラインなら、好き嫌いは別として、機内食も楽しみの一つである。
2009.06.16

ブランデー ヘネシー

090616
酒がすすむ。
親父の眠らせておいたブランデーをまた開けた。
楽しみだと思いつつ、あけると、もうコルクがイカレテイル。

何とか割れたコルクを穿り出し、一度、こす。
その上で、またビンへもどす。

コルクがないから、フランス土産に買った、ワインボトルの栓を差しておく。
赤いガラス製のものだ。
30フラン程度で買ったように記憶している。750円程度だ、だったと思うが、もう記憶は定かではない。
Posted at 11:44 | 日本 | COM(0) | TB(0) |
2009.06.15

音楽の日

今年もFête de la Musiqueが開催される。
6月21日である。
フランス中に音楽のあふれる日だ。

もう28回目を迎え、出演者も恒例の場所で”今年”の演奏をすることも多くなった。
この時期にパリ、フランスに行かれるかたは、サイトでチェックがいいだろう。

この催し、日本でも開催されるらしい。
といっても、関西地域だけのようだが、こちらに詳細が載っている。

ドイツ、スイスをはじめ、アジアでも、韓国やインドネシアでも行われるらしい。
6月21日に開催都市、開催国へ行かれる方は、イベントチェックがいいだろう。

日本の場合、クラシック、おフランス的な方向に傾いているようにも思うが、歴史と共に変わっていくに違いない。
日本の場合、近所迷惑だとか何とかで、音楽の日といえど、なかなか、路上ライブなどは、はやらぬかも知れぬが、仕事仕事、規則規則の毎日から、少しでも、何かを楽しむ、何かを共有する時間が増えることを祈りたい。
公的広場で夜12時までの無料ライブ+出店などが、全国で行われると、出かけよう!という気にもなるが、そうそう、日本は梅雨で、野外は難しいですなぁ。
Posted at 11:07 | その他 | COM(0) | TB(0) |
2009.06.12

燃油代がなくなる!燃油サーチャージなし!

どうやら、シンガポールケロシンの計算方法を間違えていたようだ。
バレルとガロンという単位があるのである。
1バレル42ガロンらしい。
ということは、今まで見ていた表はセント/ガロンの表であるから、1ガロン143セント(1.43ドル)あたりになると、1バレル60ドルを越えてくることになる。
60ドル以下で燃油代なしの航空会社であれば、ここが境目だ。

60割る42すれば、1ガロン当たりの値が出てくる。
現在、微妙ないちだ。
現在の値は、あくまで平均化されて秋以降に適用されるわけである。


夏は、既に、JALとANAは燃油サーチャージなしを発表した。
むろん、今後ずっとの話しではない。
その他の航空会社はどうであるのかは、どこを指標にしているかで違ってくるだろう。大きな差があるわけではなかろうが。

ただ、今のところ、燃油代要不要の境目辺りをうろうろしているから、秋になったからといって、莫大な燃油代が請求されることはあるまい。
いやいや少々上がってきたか?


太陽エネルギーで離陸し、風力発電で飛行する飛行機でも作ったら、たんまりもうけられるだろうなぁ。
2009.06.11

サントヴィクトワール山を目指して14

aixp14
山頂が見えない。
ひらけた緑の絨毯の向こうに、サントヴィクトワール山がある。

肉眼では、なんとか、ぼんやり、山頂付近を確認できぬこともない。
圧倒される風景である。
晴れていたら、もっとすごいのだろう。
が、写真では、全く見えず・・・・。

しばらく待ってみた。30分もたつと、小雨が降ってくる。
ジ・エンド。

また、いつの日か、晴れた日にやってこよう。
長い道のりを引き返す。

歩いてでも、この風景を見たさに、描きに、やってくるセザンヌの気持ちが分からぬでもない。
残念ながら伝わらない、目の前に、圧倒的な風景があるのに・・・・。
2009.06.10

エルメス賞

090610
先週に引き続き、今週の日曜も競馬の大きなレースがある。
エルメスがスポンサーのレースだ。
馬具屋さんであるから、このレースはエルメスにとっても大事なイベントなのだ。

毎年の恒例行事で、競馬が社交場であるのを実感できるレースだ。
ドレスコードなど堅苦しいものはこの国にはない。一般席の話だが・・・。
が、むろん、女性はおしゃれしてくるのが楽しみなのだ。とくに、帽子。
はじめての競馬観戦がエルメス賞だったなんていうフランス在住の日本女性も多いだろう。

優雅な一日を味わえること請け合いである。
ギャンブル、一家離散、赤ペン親父の正反対の競馬がここにある。
2009.06.09

サントヴィクトワール山を目指して13

aixp13
いよいよ、木の向こう側に、サントヴィクトワール山がある。
山のふもとは見える。

赤いひなげし、緑、黄色、後は山がくっきり見えてくれれば・・・。

晴れていさえすれば、ここからの風景は抜群に違いない。
ここまで歩いてきた甲斐があるというものだ。
2009.06.08

NO.45  国名その3

英語とフランス語の違いは結構あるものだ。ケルンという街のように、一緒の場合もある。
今回は、英語とフランス語を並べて比較してみよう。

まずはタイとフィンランドである。
フィンランド Finlande  英Finland
フィンランド人 finlandais  英Finn
タイ Thailande  英Thailand
タイ人 thailandais  英Thai
どちらも、landが取れたものが何々人という言い方になる英語であるが、フランス語とはちがうのがわかる。この場合、英語のほうが特徴的なパターン。

この逆パターンもある。
スイス Suisse  英Switzerland
スイス人 suisse  英Swiss
よく、スイス人は覚えていても、スイスが何だったか?と考えてしまうのだが、フランス語はそんなこと気にする必要なかったのね。

地理をよく知らぬ人が間違える両国。
オーストリア Autriche  英Austria
オーストリア人 autrichien  英Austrian
オーストラリア Australie  英Australia
オーストラリア人 australien  英Australian
英語は双方ともにAUSで始まるが、フランス語は違う。
フランク王国は最初の分裂でアウストラシアとネウストリアとブルグンドであったのだが、おそらく、その位置関係から、アウストラシアは東の国であって、そこがオーストリアの語源であるようにも思うのである。
現在のオーストリアがどこから見て東なのかはわからぬのであるが・・・。
英語は発音が似ている両国であるが、フランス語の場合、オーストリアはオートリッシュで、Sはつづりにも発音にも含まれぬから、そういった間違いは起きない。

最後に、ついつい忘れがちであったり、最近話題の国であったり、英語とだいぶ違う国なんかをピックアップしておこう。

ベルギー (意外とに国名の方を忘れる)
Belgique belge
  英Belgium Belgian
オランダ (複数です。英仏だいぶちがいますな)
Pays -Bas hollandais 
  英Netherlands Dutch
チェコ (英語との違いは頭にT。)
Tcheque tcheque 
  英Czech Czech
ニュージーランド (新しいの部分)
Nouvelle-Zelande neo-zelandais 
  英New Zealand New Zealander
ハンガリー (oだったかuだったか)
Hongrie hongrois 
  英Hungary Hungarian
グルジア (グルジアはロシア語読みなんですなぁ)
Georgie georgien 
  英Georgia Georgian
ギリシャ  (これも国名をつい忘れる。grecは食べ物でよく使うんですが)
Grece grec 
  英Greece Greek
2009.06.05

フランスサッカー 最終結果

最終戦はリーグ1もリーグ2も、もつれにもつれ、最終戦で優勝、降格、昇格が決定した。

カーン 0vs1 ボルドー
サンテティエンヌ 4vs0 ヴァランシエンヌ
ロリアン 1vs1 ルマン
ナント 2vs1 オーセール
グルノーブル 0vs1 ソショー

結果

15位 ソショー 42
16位 ルマン 40
17位 サンテティエンヌ 40
18位 カーン 37
19位 ナント 37
20位 ルアーブル 26

ボルドーが勝利して優勝し、サンテティエンヌヴァランシエンヌを4-0で破り、このため、ボルドーにまけたカーンが降格となった。

サンテティエンヌの松井選手は、来期もサンテティエンヌでプレーするらしい。
1部残留よかったよかったというところだ。
18位以下カーンナントルアーブルは2部へ降格。
新しく、ランスモンペリエブローニュ・シュル・メールが昇格。ストラスブールは最終戦でモンペリエに破れ、2位から4位に落ち、昇格を逃してしまった。
モンペリエは日本人プレイヤー広山選手のいたところだが、ひさびさの1部返り咲き。
2009.06.04

サントヴィクトワール山を目指して12

aixp12
山の稜線が見えてきた。
しかし、曇っていて、よく見えない。
手前には草花が咲き、木々も村の入り口と同じピンクの花をつけている。

山が見えてれば、ちょっと違った風景になるのだが・・・。
まだまだ、もう少し、前へ進んで歩いていく。
2009.06.03

フランスのダービー

090603
国宝級のお城をバックに競馬が行われる優雅な競馬場シャンティ。
お城の建物も、中の絵画もすばらしく、ミシュランの観光ガイドでも、ここはパリ郊外では数少ない三ツ星観光地である。
そんな場所に、競馬場がある。
年二回大変盛り上がるレースが開催される。
6月第一週と第二週だ。

こんしゅう、フランスのダービー、ジョッキークラブ賞が行われる。
入場料は8ユーロ取られるが、芝生の上でゴロゴロしつつ、盛り上がるレースを楽しむのもいい。

シャンティへいくのなら、この日にあわせてみるのもいい。

写真は、昨年のレース。勝った馬が赤い帽子。フランスの馬。
並んでいる内側の白い馬はお父さんが日本の馬。3着だった。
外にいるピンクの帽子がアイルランドの馬で2着になった。
2009.06.02

サントヴィクトワール山を目指して11

aixp11
いよいよ、山肌に近い岩肌が多く見えるようになってきた。
サントヴィクトワール山も近いのだろう。
緑の絨毯に岩肌を臨むと、その先の風景にわくわく期待感が皆強まってくる。

ここまですでに1時間弱歩いた。が、疲れは徐々に忘れられていく。
少々曇っているが、晴れていたのなら、もっと違う風景を見ていたのかもしれない。
2009.06.01

NO.44  フランス語の国名その2

前回、英国について触れた。
そこで、さらにそこを進める。
アングロ・サクソンに追いやられたケルト民族はウェールズ地方やスコットランドへも追いやられている。アイルランドもそうだ。
スコットランドの中村俊輔選手のいるチームの名前はセルティックであるが、セルティックはケルティックである。ケルトのという意味だ。
フランスでは、ブリティッシュという言い方はあまり聞かぬ。
イングランド人、スコットランド人である。

スコットランド Ecosse  英Scotland
スコットランド人 ecossais  英Scot
ウェールズ Pays de Galles  英Wales
ウェールズ人 gallois  英Welsh
これらは、サッカー、ラグビーなどの試合で何度も聞く単語である。

連合王国であるからUniという単語が付くわけであるが(Royaume-Uni
このUniに当たる国を二つほど。
アメリカ Etat Unis  英United States of America
アラブ首長国連邦 Emirats arabes unis  英Unites Arab Emirates
UAEは英語の頭文字であって、フランス語ではEAUになるわけだ。

アメリカはもちろん、ドバイが発展するなかで、アラブ首長国連邦の出現回数は多い。覚えておくと毎回辞書に煩わされることはなかろう。