2008.12.31

南仏の路地から17

081230
今年最後の一枚。
南仏の路地のそらである。
通りのカーブ具合と変哲のない生活の営みと壁面が、探している平凡なのかもしれない。

さて、皆さんにとって、今年はいかがな年でしたでしょか?
一年ありがとうございました。
来年も宜しくお願いいたします。
良いお年を!
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2008.12.30

南仏の木々03

081229
南仏のどこだったかは不明であるが、やはり、この木が主役。
他の緑も、きれいにカットされている。

職人さんが、糸を張り、それにあわせて、カットしているのを、お城などの庭園でよく見かけるが、意外とアバウトなのである。
ここでは、どうやってカットされたのわからぬし、日本ではどうやっているのかは全くわからないが、きれいにカットしつつも、少々アバウトなところが、フランスらしい。

右にかすかに見える、共同住宅の壁面も、南仏らしいカラーである。
もちろん、古い建物でないが、こういったデザインの建物は多い。

寒くなれば、暖かいところを想像したくなる。
この時期のフランス人が求めるものは、太陽であり、太陽の話題が増える。

ノルマンディのルアーブルで出会った船乗りのおじさんが、オンフルールへ行け!ここ(ルアーブル)より雲が少ないよ!といっていたのを思い出す。
この地方、ブータンという画家もおり、印象派のモネの師匠でもあるが、雲の画家であり、光の印象派画家に大きな影響を与えたに違いない。
それほど、この国の人は、太陽が好きなのだ。

冬のパリにいたら、いや、住んでいたのなら、暗い朝、暗い午後にその気持ちがわかるというものだ。
2008.12.29

NO.24 ER動詞の微妙な例外1

さて、本日は前回の続き、ER動詞の活用ながら、ちょっとした例外の特集。

まずは、母音ではじまる活用。
habiter (アビテ)(住む)

j'habiteジャビット)
tu habites (テュアビット)
il habite (イビット)
nous habitons (ヌビトン)
vous habitez (ヴビテ)
ils habitent (イルビット)



エリジオンとリエゾンの問題以外、通常通り。
発音の問題ですね。
これは、例外とは言いません。
arriver (到着する)もおなじですね。


次に、 ger動詞。

manger (食べる)

je mange
tu manges
il mange
nous mangeons
vous mangez
ils mangent


mangeonsは、ER動詞のルールにのっとると、mangonsになるわけである。
マンゴン!
このゴンという音を嫌うわけです。
よって、
ゴン→ジェオンとなるわけですね。
フランス語っぽい音になりますね。たしかに。

voyager(旅行する)も同じ理由から、同じ活用になります。

その他、会話などで頻繁に使われる、ger動詞たち。

ranger(整理する)机の上を片付けて!
prolonger(延長する)
partager(共有する、分割する)
plonger(潜る)グランブルー、ダイビングファンならもちろん。
nager(泳ぐ)
neiger(雪が降る)
juger(裁判する)
loger(泊まる)ロッジという単語なら知っているでしょう。
engager(約束する)エンゲージリングと聞けば想像付く単語ですね。むろん発音はエンゲージではない。
échanger(交換する)違う国の人と、お互いに言葉を教えあうときに出てくる単語ですね。
dégager(サッカーで自陣から蹴り返す)テレビ見てたら、頻繁に聞きますね。このスポーツ好きなら。
changer(変える)
arranger(アレンジする)

新聞、学校、会話、テレビなどで、接触する回数の多いと思われる単語たち厳選です。
もちろん、これ以外にも重要単語ありますが、それを覚える頃には、この活用はもう手の内でしょう!

nousのゴンはジェオンになる・・・以外、ER動詞と全く一緒です。

さて、本日はここまで。

次回も、ちょっとした例外ER動詞の続きを。
2008.12.26

南仏の路地から16

081226
通りの街灯の光を、青くすると、犯罪発生率が減るらしい。
欧州の場合、街灯は大抵ナトリウム色である。ナトリウム灯かどうかはわからぬが、オレンジ色である。
蛍光灯の真っ白な街灯を見ることは少ない。

このオレンジ色というのは、副交感神経を働かして、リラックスさせる効果があるらしいが、そんなことも、もしかしたら、情緒の一因になっているのかもしれない。
昼光色という、まっしろな、昼間の太陽の光に似た蛍光灯は、仕事には向くが、神経は休まらぬらしい。
洋の東西を問わず、夕日は赤く、闇に暖かい明かりは、やはりオレンジ色である。

なんてことを想像させる、場末雰囲気の漂う、南仏の何処かの町の通りである。
夜、こんな場末のカフェのオレンジ色の明かりの下でいっぱいやりながら、たわいもない話と酒を楽しむことの方が、健康的とはいえ、交感神経をガンガンに働かせる真っ白な蛍光灯の下で、明日の旅のスケジュールを詰める話などをするよりは、よほどいい。
明日はどことどこを回ろうか!より、今夜は何を飲もうかである。

さて、青い光の通りが増えた場合、それは情緒があるのか、それとも、どうなのか?ちょっと微妙だ。
2008.12.25

南仏の教会01

081225
フランスがキリスト教化されていくのは、まあ、当然、紀元後ということになろう。
ローマ化されるのは、それ以前である。日本は、まだ、神話の世界。

中国でいえば、”レッドクリフ”の時代が、フランスでのキリスト教が広まった時代なのであろう。
それぞれの教会の、起源、建築様式なんぞは、欧州の歴史がわからぬと、なかなかピンと来ないものである。

ロマネスクだの、ゴシックだの、何世紀だのといわれても、なんとなくしかイメージがつかぬのだ。

ベルバラことフランス革命時代というは、ほんの数百年前のことでしかなく、日本で言えば、江戸後期の話だ。
京都で幕末ゆかりのお寺を回れば京都の歴史を俯瞰できるわけもないことを考えれば、それは、フランスも同じであるというものだ。
クリスマスという日が何の日かということもさることながら、フランスとキリスト教の関係の歴史に、チョっくら目を落としてみるのもいいかもしれない。

パンテオンのあるジュヌヴィエーヴという聖女の名前の付く丘に、キリスト教に改宗したフランクの王、クロヴィスの名の付く通りがある。
ベルバラに登場する王家の人々も眠る、サンドニ大聖堂と、聖ドニとモンマルトルについても、ちょいとかじってみるといいのかも知れぬ。

どこともわからぬ、写真の南仏の教会とも、クリスマスとも、フランスの文化とも、少しは関係のある知識が手に入るかもしれぬ。
2008.12.24

南仏の路地から15

081224
とある南仏の街のとある路地。
この路地から上の通りへ抜ける階段である。

階段の上には車が止まっているから、広い通りにでるのだろう。

フランスでは、階段の真ん中にこのように手すりがあるパターンが多い。
パリのモンマルトルでもこのような階段はある。

手すりも、鉄道のレールも、同じ高さで同じ幅であると、遠近感が一層際立つ。
建物の高さも同じであるから、こういった失敗写真でも、なんとなく情緒が漂うわけなのかも知れぬ。

路地、階段、坂道、家々の壁は、まあ、散策セットといっていい。
2008.12.22

NO.23 ER動詞の活用を覚えちゃおう!

英語にない、動詞の活用。
面倒くさいと言うが、英語以外は皆一緒なのだ。

フランス語の中で一番多いパターンのer動詞

活用は単語からerをとったラディラル(語幹)に、変化させたテルミネゾン(語尾)をつけるわけだが、発音は簡単。
事実上二つだけでいいのだ
jenousだけだ。
まず、vouser動詞の活用の発音はアンフィニティフ(不定形)と一緒で覚える必要ない。
je、tu、il、ils、elle、ellesは同じ発音である。から覚えるのは一つだけ。
残りはnousだけなのだ。
まあ、アンフィニティフ入れても3つということになる。

-e、-es、-e、-ons、-ez、-entなんぞ活用は、
どんな覚え方でも言いから、口にして覚えてしまうことだ。
ウー、ウーエス、ウー、オンス、エズ、エント・・・であろうが、
エ、エス、エ、オンス、エズ、エント・・・であろうが、
何であってもいいから、口にすることだ。
もちろん、発音では、オンス、エズ、エントなどと口が裂けても発音せぬが、あくまで覚えるためだけだ。
覚えるためには、口と手は最大限利用したほうがいい。
こいつだけは覚えてしまおう。何度も出てくるから、覚えちゃえば、なんだったっけ?などということはなくなる。


さて、フランスなどでも使われる教科書からピックアップした単語の中で、出現回数、しかもどちらかと言えば、初級レベルでの出現回数の多いベスト10er動詞がこれだ。

rester
jouer
habiter
monter
passer
regarder
arriver
demander
chercher
tomber


もう出会った単語もあることだろうが、これは何?と言う人もいるだろう。
そんな人は、辞書で調べることをお勧めする。
とくに、passerは様々な意味で使われる、試験を・・・通りを・・・休暇を・・・、・・・などこいつは、後々の文法の事もあるから、複数の意味を覚えておいた方がいい。

さて、次回は、こんなer動詞であるが、ちょいと変わったパターンをピックアップする。
上の10語の中では、habiterarriverだけは母音で始まる。
これ以外、préférer(好む)というアクサン記号が付くもの、acheter(買う)、voyager(旅行する)、manger(食べる)という、旅行には欠かせぬ単語たちも紹介する。
微妙に例外なのだ。


最後に、辞書を引くときの話しであるが、多くの場合、アンフィニティフ(不定形)でないと、辞書には出てこない。
ようするに、文章を見て、 ①分からぬ単語が動詞であるということが理解でき、しかも②そのアンフィニティフ(原形、不定形)を知っている事が必要となる、わけだ。
だから、大変!!という意見もあるが・・・・・・、案ずるよりうむが易し。er動詞ir動詞re動詞などの不規則活用など進んでいくと、そんなことは気が付いたときには分かるようになっているものだ。
最初だけなのだ、そういう気苦労は。辞書を引きつつ、本や新聞やウェブを読むようになっても、どこか動詞でどこが名詞か分からぬということなど、まずありえぬのです。
これは感覚論ですが、やっているのに到達できぬ人は聞いたことはない(笑)
2008.12.19

南仏の路地から14

081219
ロックブリュヌであったような気がするが、定かではない。
街をぶらぶらと登っていくと、壁に日時計のある建物が出現。
どこかの街の坂を登っていったところにあったような記憶がかすかにあるが、記憶違いかも知れぬ。
太陽光の反射がすごく、写真は撮りづらい。

建物の下部は、何らかの記念碑的なものがあるから、何らかのモニュメントなのであろう。
残念ながら、この建物がどこの何であるかは、今となっては分からないが、どこかのガイドブックなどで出会う可能性もある。
なんといっても、一大観光地のコートダジュールであるのだから、この建物の写真も、どこかには載っているだろう。

壁の色、その他は、やはり南仏らしさが漂っている。
2008.12.18

南仏路地のトンネル02

081218
前回のトンネルとは違い、こちらは舗装された道。
トンネルを抜けたあたりに緑があるのは、全く同じ。

パリにも、ギャラリーはたくさんあるが、その主張度においては、こういった観光地、特に、南仏コートダジュール界隈は回っているように思う。
それだけ、規模の割りにギャラリーが多いこともあるだろうし、陽光豊かな南仏ならではともいえるのだろう。

こうしたギャラリーにて、ちょいと値の張る絵は買えぬにしても、のぞいて見たり、そのギャラリーの入り口付近の飾り方と町並みを見ているだけでも、結構楽しい。

regardsと看板に書かれているが、よってらっしゃい見てらっしゃい!の意味なのだろう。
注目!と言うことでもある。
アトリエ兼ギャラリーである。

仕事ではあろうが、優雅である人生だなぁといつも感じるわけである。
2008.12.17

南仏寸景03

081217
フランスと言うのは、たしか、車検がない。
そのように記憶しているが、記憶違いかも知れぬ。

まあ、そんなこともあって、古い車がわんさか走っている。
古いといったって、日本じゃ見かけないような古さのものだ。

フランスじゃ古い=悪かろうではない。
もっとも、フランス人=ケチという部分はあるにしても、言い方を買えれば、物を大事にするのだ。

家具なんかでも、若い夫婦の家に一つくらい、家族から引き継いだ家具があったりするものだ。

そんなこともあってかどうか、古い車がブロロン、ブロロンと音を響かせながら、ある種、臭いガスを撒き散らしながら、こんな田舎町でも走っている。

こんな古い車であるのに、走っていることが整備のすごさなのさ!とおそらくは言うだろうし、歩くより早く移動できる。新しいのなんて、わざわざいらないさ!とも言うだろう。

こんな光景もフランス、欧州らしさの一つかもしれない。
古い町並みに、古い車。古ぼけた看板に、昔から変わらぬ町並み。
写真好きなら、絵にして切り取ってみたくなる場所ばかりだ。
もちろん、このトゥーレット・シュル・ルーのバス停近くのバス停前のカフェ(おそらく)の写真をわざわざ、いい場所だと言って撮る人もいないだろうが。
2008.12.16

南仏の木々02

081216
おそらく、トゥーレット・デュル・ルーのバス停前駐車場、鷲ノ巣村入り口付近の写真であると思われる。
カンヌといい、ここといい、やしの木が一つの南仏のトレードマークではある。
が、本来、ここは北海道なみの緯度である。
そして、冬であれば、やはり寒い。ミストラルも吹く。
気温も日本の冬とそう変わりはない。沖縄のような暖かさではない。

それでも、こうやって、木々を植えたり、丁寧に枝をカットしたり、花を飾りつけたりするのは、フランスどこでも、欧州は多くの街で、やるのだ。農業国であると同時に、観光大国フランスの底辺の広さを、こういった海岸から山奥へ入った村ですら感じることはできる。
2008.12.15

いよいよ来週から、また始めます。その前に・・・。

さてさて、来週から、フランス語文法コーナー復帰予定。
再発にあたって、今までのところをまとめておく。

動詞に関しては、etre と avoir のみ説明した。

日付に関しては、曜日、月を説明済み。

数は610の発音に注意という話をした。

定冠詞と不定冠詞、名詞の性(男性女性)も説明済み。

発音に関しては、
丸暗記でなく、ルールがある、アクサン記号の話、母音に挟まれたS、なども説明した。

ここまで、全22回の説明を思い出せない人は、しっかり見ておこう。


さて、来週は、er動詞の説明の予定。
とはいっても、

erで終わる動詞は、

je -e
tu -es
il -e
nous -ons
vous -ez
ils -ent


と活用します。
たとえばchanter(歌う)の場合・・・・・などと、参考書を見たら分かる説明はしない。

テルミネゾン、ラディカル、コンジュゲ、アンフィニティフという単語についても前回22回目で説明したから覚えて参加しよう。

まずは予告のみ、復習しておいて下さいね。
2008.12.12

南仏寸景02

081212
いかにも南仏の色壁に、ブルーのバル。
黄色の郵便ポストに、フランスでは残念ながら見慣れた落書き。

地方都市でも、たとえば駅前であったり、駅裏であったりするところは治安の悪いところがある。
おフランスといえども、観光地と言えども、聖人君子だけが住む、ボランティア精神あふれる、金髪の紳士淑女ばかりが住んでいるわけではない。

失業や暴動が老いるニュースも耳にするだろうし、差別問題も人種問題も厳然としてある。


日本では、列車に落書きされるだけで、走行しなくなる。
社会問題にも最近なった。
フランスなどは、もう、野放図になっている車輛の落書き。車内、社外、窓ガラスのキズ・・・落書きをしていない車両を走らせることなど、不可能である。
鉄道ファンが、写真撮影をしても、その多くに、特に郊外へ行くTERなどは、落書きも一緒に撮影されてしまう。
沿線の壁、トンネルなどは、ほとんど落書きキャンバス状態である。


京都の風景で、電線の問題が取り上げられたりする。
フランスの場合、路上駐車の車と落書きは、写真につき物となってしまっている。
もっとも、路上駐車は、適正に停めているものが多いわけだが。
2008.12.11

南仏寸景01

081211
この写真も記憶がないが、手前の正方形の石組みから、街が結構大きそうであることから、ニースの近代美術館前から撮った写真ではなかろうか?と思われる。


ニースと言う街は、パリからだいぶ離れた、地中海沿岸にある、リゾート、コートダジュールの中心都市と言ったニュアンスで捕えられがちであるが、それは、あくまで、フランスと言う国の中に閉じて考えた場合であって、ここは、明らかにイタリアに近い。
当然、ローマ文化を色濃く影響受けた場所であり、プロヴァンスという国の中心都市であったのである。パリを中心に考えるより、そことは切り離して、このプロヴァンス地方という国の中心部の一つと考えた方がいい。
アンティーヴや、マルセイユなども、そういった古くからの大きな街なのだ。


ここには、珠玉の美術館が多い。
シャガール、マチスなども有名だが、この近代美術館のイヴ・クラインも有名だ。

個人的に青が好きなのだ。
最近は、東京上野でフェルメールをやっているので、ラピスラズリのブルーの話がテレビで放送されていたりするが、私個人としては、このクライン・ブルーも、ゴッホのブルーも、シスレーのブルーも好きだ。

たぶん、その、美術館前から撮影したものだとは思うのだが・・・・。
2008.12.10

南仏路地のトンネル

081210
鷲ノ巣村でも、旧市街でも、建物の下をくぐりぬけるようなトンネルがあちこち見られる。
ヴィルフランシュ・シュル・メールなども、このようなトンネルが延々とあったりする。

トンネルの向こうの明るさに、気をとられて、勝手にいい雰囲気だな!と思いシャッターを切る。
が、そうは、問屋が卸さない。
トンネルの向こうは、まぶしいほど明るく、トンネルは、電気が必要なほど暗い。
こういったときは、なかなかきれいに写真が取れない。
明暗による露出の問題もさることながら、カメラお任せのピントあわせでは、結構ピンボケ写真となることも多い。

とまれ、こういった、名もなき路地の散策は、南仏と言うより、南欧共通の楽しみと言える。
2008.12.09

南仏、フランスとは

081209
写真は、どこか不明ではあるが、南仏である。
オレンジの瓦屋根は南仏だけのものと言うわけではないが、南仏らしい屋根ではある。


北フランスと、南フランスでは、建物を含めて、大きく違う。
丁度、欧州のローマ圏とゲルマン圏の境が、フランス中部に東西に走っていると思えばいいのだろう。
アルプス地方、リヨンの辺りから、ポワティエ、コニャックあたりへ線を引いてみると、南北に分かれる。
言葉が違うのは、よく言われることであるが、建物の雰囲気も違う。


もっとも、フランスと言うのは、イルドフランス地方文化圏の現フランス地域の統一であって、日本のように、島国であるのとは大分違う。

アルザス、ブルターニュ、バスク、コルシカなどは、全く違う文化圏の代名詞のようなところであるが、ブルゴーニュも、もともとはブルグンド王国であり、プロヴァンスも別の国であったし、サヴォワもそうだ。ルシヨン地方はカタルーニャでもあるし、北部は、ベルギー、フランドル地方といえる。


さまざまな文化の融合体であり、だから、パリだけでは、イルドフランスの一部を知るに過ぎないのである。
もちろん、最近、おフランス文化に食傷ぎみの連中は地方へ向かうが、アルザス、ブルターニュ、バスクなどだけが、ステレオタイプのフランスと異なる文化を有しているわけでもない。

それぞれの地方、それぞれの歴史から、違っていたり、混ざっていたりの文化圏がたくさんあるのがフランスなのである。だから、フランスの地方は面白い。

そして、こんなところに何故、それなりの大きな都市があるのか?や、日本のように、一極集中型ではなく、巨大ではないけれども、結構そこそこ規模の都市が全土たくさんあるのも、フランスと言うこの地方、特有のものであることが分かる。皆違う文化圏だったのだ。そこの首府が、今の地方の中心都市とも言える。


パリの色は赤と青である。
フランス国旗を見れば、イルドフランス地方が現フランスを統一したと言っていいことが分かるともいえる。フランス語もまた、イルドフランスの言葉なのだ。
2008.12.08

南仏の木々01

081208
失敗写真や不明写真を中心に、このところブログを書いているのだが、これは、南仏であることと何の関係もない。
何の目的であるかも不明であり、石壁の石の一つ一つの部分が白く飛んでしまっている。
おそらく、このきれいに刈られたのかどうか、枝の揃った木々と石壁のコントラストが気に入ったのだろう。
ファイル名なんぞでチェックしておかぬと、このような仕儀になる。

それにしても、木々のあるスペースと、その手前の階段は気になる。
なにか、この数メートル四方を取り囲むように立つ木々と、そこにある祭壇へ向かうための階段かのごとくである。
そのスペースの角には、街灯も意味ありげに立っている。
街灯でこの高さであるから、この木は相当高い。
2008.12.05

南仏路地の洗濯物02

081205
同じ形の建物が色違いで続く。色を意識した建物が、いかにも南仏らしい。
単色の色違いのものは、意外とフランス人に受けがいい。
ジョリ=かわいらしい、という表現を使って、これらのものを表現することも多い。

いろんな色、模様、柄が好きな国民である、日本とは、こういった部分に完成の違いを感じるのである。
スーパーやBHVなどで売っている文具、ノート類なんかをみても、うなずける。
カラフルではあるが、あくまで、全てそろっていればの話であって、一つ一つは単色の文具が本当に多い。

こんなマカロンのように色違いの建物の建つ路地からも、フランスらしさが伝わってくる。

色と言えば、日本人は、色表現は、単色表現だ。
好きな色は?と聞かれて、赤!青!黄色!と答える。

フランス人は違う、青でもどんな青なのか、どんな茶なのか、どんな赤なのか・・・。
これも、この写真の建物の色に、感じることができる。

フランスと日本とて、大きな違いはない。どちらも人間の文化である。
が、このどうでもいいような微妙な違いこそ、楽しい部分なのである。
2008.12.04

南仏路地の洗濯物01

081204
路地はその風景を楽しむものでもあるが、なんと言っても、ここで感じたい楽しみの一つは生活感。
そんなものを感じさせるひとつが、洗濯物の干された風景である。
路地の特徴である少ない日照時間を十分活用して、冬の洗濯物は干されるのである。

もっとも、夏であれば、この狭い日の当たらぬ空間は、涼しい空間となるのだ。
それは、乾燥しているからであろう。
湿気がないから、日の当たらない部分はは涼しい。
熱気が存在しない。

これも、南仏に路地が多い理由なのかも知れない。

写真の洗濯物を干す物干し竿に当たる窓辺から突き出た鉄棒は、もう、備え付けのものなのだろう。
2008.12.03

街のフランス語

081203
既に、旅行単語のコーナーで載せた単語の写真だ。
Gare Routière
バスターミナルである。

S.N.C.F.・・・フランス国鉄。

La Poste・・・郵便局。

Pは駐車場。ノートルダム何とかは駐車場名だ。

そして、MONOPRIX。
すばらしい、スーパーの固有名詞が看板になっている。
南仏では、Casinoというスーパーの看板も含め、意外と見かけるのだ。

下のほうの看板は、ホテルだろう。地方都市には、こういったホテルの看板は駅前などでよく見かける。

歩きの人も、車の人も、看板には要注意。
こうやって、街中を案内してくれているのだ。
駅構内などの看板では、日本の案内看板がわかりやすく優れているが、街中はこちらの方が充実していることが多い。
2008.12.02

ヴァンセンヌの森の競馬場

081202
フランスで最初に競馬と呼べるものが行われた場所が、ここ、ヴァンセンヌの森である。
この競馬場はその跡地かどうかは知らぬが、この森ではある。

毎年冬になると、ここでの競馬が盛んになる。
競馬がありますだけなら、競馬のブログに書けばいいわけだが、競馬とは別のいろんなイベントをやっている。
12月21日には、クリスマスプレゼント、正月には先着1000人にお年玉、エピファニー(クリスマスの2週間後の日曜だったかな?)のガレット・・・。

そのほか、いろんなイベントがあったりするから、ヴァンセンヌの競馬場情報もチェックしておくと、何かしらのイベントにありつけるかもしれない。
1月最後の日曜は、イベントとは別にレースそのもので盛り上がる。
アメリカ賞。この話はまた後日。

この競馬場、普通の競馬ではない。後ろに車なんかをつけてやる競馬なのだ。
しかも走ったら失格の速歩。
古代ヨーロッパ、中世ヨーロッパの戦車などが、この形の原型だったりするのだろうか、と思われる。
もちろん、2頭立ての馬車というものなどは出てこないが、車をつけたり、馬に乗ったりする速歩のレースだ。

普通の競馬しか知らぬと、いささか拍子抜けする御仁もいるだろう。
が、意外と迫力ある。
是非、フランスならでは、欧州ならではのこの日本では既に行われなくなって久しい競馬をご堪能あれ。
2008.12.01

フォトショップCS3を手にいれたものの

081201
写真をホームページ用に圧縮したり、加工したりするのに、ホームページを作成しているひとは、何らかのソフトを使っていることだろう。
マクロメディアがアドビに吸収されたので、多くの人は、アドビ製品を使っているのだろう。

最近、CS4が発売されるというニュースに接し、フォトショップ他を5年ぶりに新しくすることにした。
なんでも、今月発売されるこのCS4バージョンへは、アップグレードできぬらしい。

現在持っているものは、一つ前のCS3へしか、アップグレードできぬらしい。
今回しておかねば、新しいバージョンを手に入れるためには、20数万という莫大な金を使わねばならぬことになるのである。
在庫がなくなったら、アウトらしいうえ、CS3からCS4へは無償アップグレードが付き、しかも、アップグレード価格自体、何万かは安くなっている?ようでもある。
じゃ、するか!となったわけである。おそらく、CS4後は、また5年ほどはアップグレードせぬだろう。

コンピューターの世界は5年もたてば、浦島太郎状態であるが、さすがに、このところは、そこまで進歩しているわけではないらしい。
もちろん、知らぬ機能なんぞが、いっぱい増えていたり、GUIが変更されていたりするのだが、なんとかついていけぬこともない。

もっとも、学校でお勉強したわけではなく、入門編の本を、途中で、めんどくさくて、諦めてしまった素人レベルであるから、やれることは限られている。
お勉強した人や、仕事で使っている人に、時々ヒントをいただいたりもするが、わからぬので、流してしまうこともたびたびである。

で、昔なかった、新しい機能を試しつつ、影部分の黒くつぶれた写真を直してみる。
チットは、影部分が、復活したようだ。
無論、プロがやれば、もっときれいになるのだろう。

が、いかんせん、元の写真がイカン!

頭を使い、時間を使い、写真撮影したなら、もう少しはまともな露出ができるのだろうが、そういうことをしていない。観光程度で、サラーッと歩いて、いい写真を撮ろうというのが甘いのだろう。
そういうことをした上で、人間の目と、勝手に露出を修正してしまう脳によって見ている風景に近づけるため、結局、こういったソフトは必要になるのだろう。
目の部分はカメラでなんとかなるが、脳の部分は、ソフトに頼らざるを得ない。
見た物と、出来上がり写真が違う場合、この脳で勝手に人が修正してしまう部分の違いであることも多いのである。