FC2ブログ
2008.09.11

ルイ15世と競馬の意外な関係

ルイ15世
さて、本日は、フランス競馬の母なるマリーアントワネットからさらに遡る。
ルイ16世のおじいさんの話だ。

サラブレットはフランス語でPUR SANG=ピュアな血である。
このサラブレットというのは、父親をたどるとたった3頭にしか行き着かないのである。
この3頭の血を引いていなければ、サラブレットではない。
この3頭の血=PUR SANG(ピュアな血=純血)なのだ。

このうちの一頭をルイ15世が持っていたのだ。
それをイギリス人が買ったというわけらしい。

その馬の名前をゴドルフィンアラビアンという。

この馬は今の日本の競馬にも当然大きな影響を与えている。

何年か前に話題になったアメリカの映画”シービスケット”はこの馬の子孫であるし、日本では引退レースの有馬記念で復活勝利したオグリキャップもまた、この馬の血を引いているのである。

ルイ15世の手からイギリス人の手に渡り、その血を引く馬が、木曽川のほとりを、誰にも気づかれぬまま歩いていたわけなのである。期待をそんなにされることもなく・・・。
その馬が、後に、大変な名馬として、日本の競馬ブームの火付けに一役を担ったわけだ。

話はまた飛ぶが、日本の映画”優駿”オラシオンという名前だった馬のモデルになった”メリーナイス”という日本ダービー馬も、また、このルイ15世の馬の血を引いているのである。

そんなところにも日仏をつなぐ話があるのだが、競馬好きのマリーアントワネットと違い、このおじいさんと孫であるルイ15世16世は、あまり馬そのものにも興味がなかったのであろう。

ルイ15世と言えば、この時代、フランスの馬産地にもなるノルマンディで、レースの工場などが出来てくる。ポンパドール婦人もマリーアントワネットも、このレースをこよなく愛したらしい。
町としては、アランソンが中心だ。いわゆるアランソンレースである。
このアランソンは、この地方、この県の県庁所在地であるが、この県のマークは馬のマークなのである。
ノルマンディといえば、レース、馬以外にも、カマンベール、シードル、カルヴァドス・・・。

フランス革命後、競馬に興味のある王、いや、皇帝がフランスに出現する。
ノルマンディはここの時代が重要だ。
その一族の話はまた次回以降に。

写真はロンシャン競馬場、凱旋門賞当日寸景。
スポンサーサイト