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2008.04.30

No.15 アンシェヌマン

アンシェヌマンってなんだ?
これは、リエゾンの兄弟である。

リエゾンとアンシェヌマンの違いなど、考えたこともなかったのだが、要するに、両方ともまえの子音の音と次の単語の母音がくっつくものなのだ。

ただし、
リエゾンは、発音されない前の子音が発音されるようになり、
アンシェヌマンは、発音される前の音が、後ろの母音とくっつく

という違いなのだ。

アンシェヌマンの場合、厄介なのは、前の単語が“”で終わる場合だ。

たとえば、
belle allure
という単語があったとしよう。


それぞれ

belleベル
allureアリュール

と発音する。

これがくっつくと、
ベルアリュール
となりそうなものだが、
ベラリュール
となる。

これが、アンシェヌマンである。
ベル・アリュールを早口で何度も言ってみよう!
自然とベラリュールとなってしまう。
要するに、話しやすくするための規則だ。
話しやすくなったのを、説明のために、後から、理由付けした!と思っておけばいい。
こんな理由付けらしきものは、フランス語に一杯ある。
だから、例外として覚えなくても、覚えようがあるよ!というのがフランス語だ。



belle allureとは、この間、たまたま、見ていたレースを勝った馬の名前なので、意味なんぞは、全く気にする必要はない。
大事なのは、このレースの放送でも、ベラリュールとアナウンサーが発音していることなのである。



ややこしい!!

そう言うなかれ!

既に、あなた達は、このアンシェヌマンを使用している。
しかも頻繁にだ。

Il a(イラ)
Il est(イレ)
Elle a(エラ)
Elle est(エレ)


etreavoirだ。


これで2つのアンシェヌマンパターンをこなしている。

Ilのパターンは、前の単語の子音を発音する場合、(”il”はイルだから、“”を発音している。)
後ろの母音とくっつく。

Elleのパターンは、前の単語が、eで終わり(無音)後ろが母音で始まる場合、後ろの母音とeの前の子音がくっつく。

イル・アとか、イル・エと発音してませんね、あなたも既に。
アンシェヌマン使っているのです。

ま、こんなのがあるで結構。
実は、あっしも、本日まで、ごっちゃでした。アンシェヌマンもリエゾンも。
でも、あまり、それ自体問題ない。


etreavoir・・・ってなんだぁ?
それは次回。
etreavoirがごっちゃ。
こっちがetreでこっちがavoirでこっちがavoirでこっちがetre
ややこしやーを解決する。



一昨日の消えてしまったコラムは、またいずれしましょ。
本日は、馬の名前から、気になった発音規則、アンシェヌマンでした。

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