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2008.01.04

ノートルダム・デュ・トラヴァーユ教会

ノートルダム・デュ・トラヴァーユ教会

モンパルナス駅には正面以外にモンパルナス2と3がある。
2は要するに、通常のモンパルナス駅の別の出口である。パリの駅は、いわゆる引込み線になっていて、列車は行き止まりに停まる。上野駅の地平ホームと同じである。
この駅のホームの途中から地上に出られるところがモンパルナス2である。
モンパルナス3は、モンパルナス駅まで、引っ張りきれなかった線路部分から、発車する電車たちで、グランヴィル方面のローカル線が出ていたりする。モンパルナス2から近い。
もちろん、普通にモンパルナスから入っていくこともできる。

このモンパルナス2や3の近くから14区方向へ行くと、まるで塀に囲まれたかのような、カタローニュ広場に出る、ここから南方向にこの教会が見える。

モンパルナス裏手の、どちらかといえば、静かな界隈である。

ここに建つ、ノートルダム・デュ・トラヴァーユ教会は、その内装がいかしている。
鉄骨つくりなのである。1900年前後に作られているわけだから、エッフェル塔と同じ時期であり、鉄の巨大建物が次々と建てられていた時期に重なる。

この、体育館か倉庫らしき雰囲気でありながら、この鉄の教会は、その鉄柱こそ、自己主張しているのであって、この教会の全ての印象をそこに集約させている。
つくられた当時、最新のアーティスティックな教会であったことだろう。
現在でも、その、パリのその他の教会で感じることのできない、この時期独特の建築物としてこの教会に入ってみると、当時のパリの活気を何となく感じることができるのである。
駅の雰囲気すら感じさせるこの教会と、モンパルナス駅はどちらがモダンであるのだろう・・・。
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