日本の色、フランスの色

ピンク
昨日のミモザにつづき、今日は日本の花。
近所の垣根から顔をのぞかせていた。
梅?
花は全くの音痴なので、名前がわからない。
フランスで見る花の色は、どうも、もっとはっきりした色が多いように思う。
イメージとしてあるのは、前出の黄色以外だと、赤。虞美人草、すなわち、ひなげしだ。
赤といっても、ピンクに近いが、梅や桜の色とはだいぶ違う。
洋色だ。モネの絵にも描かれているこの花は、実際、線路沿い、土手、いたるところで見かける。
絵の花はほんとに普通にある花なのだな、と、思わせてくれる。
赤だと、窓辺のゼラニウムも良く見かける。
ピンクもあるが、圧倒的に赤のイメージだ。
白。これはスズランが印象的。フランスのメーデーと言えば、スズラン。
ピンクといえばインパチエンスか?
飾るといえば、これ!のように、なっている地方都市も多い。白もピンクもある。
写真は、近所だから当然日本だが、どうも、色合いが違う。
この色合いの違いが、両国の違いを表していたりするかもしれない。
暖かくなると・・・

本日は関東地方も暖かかった。
欧州は異常な暖かさのようだ。
少し先の天気予報などみていると、20度の文字がちらほら。
写真は、近くの公園。
パリは、暖かくなると、木々が一斉に葉をつけるが、今年は、この暖かさでどうなるだろう。
一方、日本は、以上に寒かった。まったく、木々から、葉が開く雰囲気はない。
が、本日の暖かさでちょっとだけ、春の匂い。
アジアティックな風景

フランスを訪れたら、モナリザに、ミロのヴィーナス、マリーアントワネットのヴェルサイユ宮殿にプチトリアノン。オルセーでゴッホの絵を堪能し、ピカソ美術館へも行く。
これら皆、フランスであって、フランス人たちではない作者、関係者である。
エッフェルの鉄の塔、ナポレオンの凱旋門、モネの睡蓮。これらはみなフランス人のものである。
せっかくきたのだから、ちょっとだけ、日本と比較。
既にお気づきだろう。歩いていれば、日本とやけに違う風景である。
建物の高さが整っているから・・・?
通りを挟むようにアパルトマンが並んでいるから・・・?
通りの歩道から、いきなり建物の入り口となっているから・・・?
どれも、日仏、欧亜の違いの一つであろう。
が、決定的に違うのは、看板たちなのである。
フランスのどの通りも、建物からこれら看板をつけてあげれば、アジアの一丁出来上がり。
写真は新宿であるが、この看板たちを見る限り、丸の内も、六本木も、表参道も、この看板によって、アジアティックになっていくのである。
看板たちが日本がアジアの一員であることを示している風景といって過言でない。
パリでも、こんな雰囲気のところがある。
中華街だ!
アジアの雑多な雰囲気が、この看板に象徴されている。
電飾ちかちかが駄目なシンガポールは、ある意味、欧州っぽくしようと努力していることがわかる。
そんなことを意識して、パリの街を歩いてみるのもいい。日本の街を歩いてみるのもいい。
アジアの街を歩いてみるのもいい。
日本って、やっぱりアジアなんだって、再実感する。
高層ビル

再度、仕事で新宿へ出たので、臣浮くのありふれた高層ビルをパチリ。
東京で高層ビル街といえば、新宿が老舗だ。
汐留、東京駅前もだいぶ様変わりした。
パリの高層ビルと言えば、モンパルナス駅前のモンパルナスタワーが代名詞である。
高いところからの風景も、ここか、サクレクールか、エッフェル塔か・・・。
ベルヴィル公園もおすすめだが、閑話休題・・・。
パリの高層ビル街とえば、ホテル、アパートの立ち並ぶ、15区セーヌ沿い。
パリの顔として、絵葉書なんぞにも登場する。
水に映る風景、エッフェル塔を借景、RERなどの鉄道と、当時としては、今も尚であるが、奇抜なデザインのビルたちが、”高層ビル街”としては有名だった。
そのほかなら、高層?とはなるが、リヨン駅近辺のやはりセーヌ河岸。
1993年だったか、パリ郊外に、フランス版摩天楼(古)が誕生した。
ミッテラン大統領のときのアルシュサミットの時の、新凱旋門地域、すなわち、ラ・デファンス地区である。
ここは、パリ郊外ながら、メトロ1号線の終点(延伸予定もあるらしいが)だから、限りなくパリの感覚である。
なんといっても、シャンゼリゼ通りなどの真直ぐ道路のおかげもあって、ルーヴル辺りからも、この高層ビルは見える。
新宿とは逆に、ここは、一応郊外。実質、ここと、この奥にあるナンテールへ向かうサリーマンが多いから、ちょっとした新宿状態ではあるが・・・。
で、郊外だから、大きなスーパー(オーシャン)もある。
大量に買い込むフランス人を見るにつけ、街中よりも、よりフランス実生活?に近しい雰囲気も味わえる、郊外といっても、ちょっと特殊だが・・・。
新宿も山の手線よろしく、山の手(郊外)であったのだろうが、今はもう都心と呼ぶべきである。東京の巨大さは、計り知れない。
日本のカフェ、フランスのカフェ

日本にもフランスにも喫茶店がある。カフェがある。
どちらも、コーヒーを飲むところであり、お茶するところである。
もちろん、日仏での違いはある。
が、所詮、お茶するところなのだ。大きな違いはない。
日本のカフェどうしでも、大きな違いがある。
チェーン店とそれ以外の街カフェである。都市部のおしゃれカフェはチェーン店に近い存在かもしれない。
フランスの住んでいる人たちが通う地元のカフェは、人で繋がっている。
雰囲気、人、そういうものが重要だ。
日本でも、そんな喫茶店はある。
逆に、フランスでも、チェーン店の喫茶店もある。
工場で作られ、トラックで運ばれてきたパンやタルトにケーキ。
マニュアル通りの接客。
それは、日本でもフランスでも変わらない。
あるとすれば、働いている人の個人差と街の雰囲気、その店にいる人の人種の違いくらいだろう。
あえて言わねばならぬ差など、喫茶店に存在しない。
小さな部分の文化の差を合えてほじくるのなら、東京のおしゃれカフェよりも、郊外や地方の街カフェの方が、よほどフランスらしい。
もちろん、これは優劣と何の関係もない。
街カフェの魅力は、人にある。そこで働く人、そこに集う人、その街。そこに流れる、暖かい何かを包む空気感が街カフェのよさだ。
昨日は、仙川のいつものレキューム・デ・ジュール(写真)にてそんな話になった。
カフェを自分のリビングに・・・、いえいえ、カフェを自分の書斎に・・・でもなく、カフェが自分の生活に、なのかもしれない。
新宿の新しいビル

新宿駅前に新しいビルができている。
どうやら、東京モード学園のビルらしい。
奇抜なデザインだが、これも新宿の顔の一つとなるのだろう。
仕事がらみで新宿へ出かけた。
欧州には高いビルは少ない。だから、帰国したとき、タクシーやバスなどで、成田空港から新宿へ向かうと、ビルの大きさに圧倒される。特に夜は、威圧感満点である。
忘年会

昨日は、カフェ・レキューム・デ・ジュールにて、忘年会およびゲーム大会であった。
ゲームは、スゴットランドヤードという、泥棒と警察のボードゲームである。
泥棒1名と刑事数名で行うわけであるが、見事に泥棒に逃げ切られてしまった。
このゲーム舞台はロンドンであるが、どうやらニューヨークの物もあるようだ。
ルールはいたって簡単である上に、途中から、少々将棋かチェスに近い感覚となる。
パリ版はないが、テレビゲーム全盛の時代、このゲームのパリ版ができることなどないだろう。
あれば、土地勘があるだけに、また違った気持ちでやれそうだ。
2週間ほどロンドンに行ったことがあるのだが、何しろ、移動をほとんど地下鉄利用であったうえ、知り合いにバス飛び乗り飛び降りで連れてもらったため、ほとんど地理を把握していない。
歩かなければ、土地勘はつかない。頭に地図が入ってこないと、観光地をピンポイントで移動するだけで終わってしまう。最寄の地下鉄の駅から、目的観光地までだけが、ぶつ切りのように残ってしまう。そして、そのような記憶は、確実に消えていく。
バッキンガム宮殿ももシティも何とかガーデンもロンドン塔もタワーブリッジもヴィクトリア駅も大英博物館もピカデリーサーカスも全く持って線でつながらない。今となっては後の祭りだが・・・。
そんなことを、年の瀬の忘年会ゲーム大会の盤面を見ながら思ったのである。
写真は、京都である。