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2009.05.15

サンテティエンヌに注目!

さて、ヨーロッパのサッカーも5月が最も大事な時期である。
フランスもご多分に漏れずである。

先日上位のリヨンの異変の話であったが、あれは、上位の話。
下位チームはもっと深刻な問題を抱える。

負ければ地獄、勝てば天国の降格争いだ。
下位3チームは自動的にディヴィジョン2へ行かなくてはならない。

現在、
15位 ルマン
16位 ソショー
17位 サンティチエンヌ
18位 カーン
19位 ナント
20位 ルアーブル

である。

残り試合は3試合。勝てば3ポイント獲得できる。引き分けの場合は双方1ポイントだ。
ルアーブルはもう連勝しても逆転の目はなく、降格が決定している。

が、ルマン以下ナントまでは5ポイント差であり、今後2試合によっては、さようならなのである。
日本人、松井選手のいるサンテティエンヌは現在17位。水曜日に17位に上がったのである。
ガンバレーと応援しなくてはならない状態なのだ。

ルマン38
ソショー36
サンテティエンヌ36
カーン34
ナント33

である。

ちなみに
今週末
ボルドーvsルマン
サンテティエンヌvsトゥールーズ
カーンvsソショー
ナントvsレンヌ

である。
カーンvsソショーは直接対決であるから、どちらかは3ポイントの可能性ある。
ボルドートゥールーズも上位争いの真っ只中で、そう簡単に負けてはくれない。
厳しい試合が待っている。

来週末
ソショーvsナント
リヨンvsカーン
ルマンvsグルノーブル
オーセールvsサンテチエンヌ


最終週
カーンvsボルドー
サンテティエンヌvsヴァランシエンヌ
ロリアンvsルマン
ナントvsオーセール
グルノーブルvsソショー


カーンは強いリヨンボルドーと当たるので、ソショー戦に敗れるとピンチである。
ソショーカーン戦、ナント戦という下位同士の戦いが多く、勝てれば抜け出せそうだ。
ルマンは引き分けでも抜け出せる。

とすると、ナントサンテティエンヌが降格最後のイスを争うことになりそうなのである。
サンテティエンヌは地元では強い。3試合中2試合が地元開催なのが救いである。
2009.05.08

リヨンに異変が起きている

とはいっても、サッカーの話である。
このところ、8年だったか?ずっと、オランピック・リヨンがフランスサッカー界の天下を取ってきた。
ところが、今年は異変が起きている。
もう、リヨンには優勝の目がほぼない。

5月は欧州各国のリーグ戦の優勝チームが決まる大事な時期である。

そんなにフランスのサッカーに興味がなければ、知っているチームは、少し前の人なら、パリ・サンジェルマンオランピック・マルセイユなどであろう。
ロナウジーニョはパリにいたし、ジダンはマルセイユにいた。

いや、それよりももっと前からライバルの2チームである。
むろん、歴史は、マルセイユに軍配が上がる。

が、このところ、リヨンが席巻しており、その2チームとも、低迷にあえいでいた。

現在、4試合にして、優勝の可能性が高いのが、マルセイユボルドー
3位争いをリヨンパリがしている。

試合に勝つと3ポイント獲得できる。
残り4試合だから、12ポイントなわけである。
引き分けの場合は1ポイント加算され、負ければ0だ。

現時点では
1位マルセイユ68ポイント
2位ボルドー68ポイント
3位リヨン61ポイント
4位パリ60ポイント
5位トゥールーズ58ポイント
以下と続く。

優勝はもちろん、欧州最優秀チームを決めるチャンピオンズリーグ出場権は3位まで。
カップ戦出場権は4位まで。
5位以下何もなしである。
5位のトゥールーズと3位のリヨンの差はたった3ポイントであるから、1試合で追いつかれてしまうのだ。

もちろん優勝争いも熾烈だ。68で同点である。得失点の差でマルセイユがトップであるが、予断は許さない。

マルセイユの旧港にサッカーチームのカフェがある。
この近辺の街でも、試合の日は親父どもが酒を片手にカフェで地元チームを応援する。
マルセイユは言ってみれば、野球の阪神みたいなチームなのである。

ちなみに、やはり、大都市のチームは強い。
このほか、リールニースレンヌなども上位の常連である。

アメリカの野球同様、欧州のサッカーも基本フランチャイズ同士の戦いである。
レッズ対アントラーズやジュビロ対アルビレックスではない。
浦和VS鹿島、磐田VS新潟というのが基本である。

日本より、はるかに地元意識がつよいのは、フランスの欧州の歴史を紐解いていくと、わかるような気がする。
バスクのサンセバスチャン出身の男の子が話をしていたが、スペインのチームであっても、どんな大会の決勝戦であっても、マドリッドのチームを応援することはない。
ちなみに、バルセロナのチームは好きでもなければ嫌いでもないそうだ。レアルマドリッドについては、はっきりと、”だいきらい”と答えていた。
その背後に歴史が全くないとはいえまい。

さあさあ、阪神が久々に優勝したときは、盛り上がったものだが、マルセイユが優勝すると、盛り上がるのだろうか?
そういった意味では、フランスが盛り上がるわけではなるまい。"マルセイユ”が盛り上がるのである。
もちろん、優勝の可能性はボルドーといまのところほぼ五分の条件である。

特に、サッカー、ラグビー、自転車、競馬は大きな大会があると、盛り上がる。
これも、芸術、モード、料理、ブランドのフランスの別の一面である。