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2011.03.16

Le séisme

大地震が起きた。
静岡で昨日地震があって、本日は千葉。
川崎でも、昨日の静岡の地震はそこそこ揺れた。

糸魚川から静岡、関東から北海道のプレートと、その周辺はずり落ちたズボンをなおすがごとく、余震が発生しているのだろう。

停電が始まった日は、猛烈に朝は混んだが、帰りは、帰宅時間が遅かったこともあり、日曜日と間違うほど閑散とした車内であった。

本日昼間の新宿駅も、普段と比べれば、全く人気がないといえるような状態である。
福島原発の放射能問題などもあるのだろう。

未曾有の大災害だ。騒ぎすぎるのは良くない。
慌てるのも良くない。
慌てているとわかれば、買い占めておいて、ネットで高値で売り抜けようという輩もでてくる。
いま、できる人は、できるだけ元気に振舞うことだ。下を向いていても何も見えてはこない。
命がけで働いている人、被災地で大変な思いをしている人が少しでも元気になるようなニュースが増えることを期待したい。

Le séisme(地震)
Le tremblement de terre(地震)
Le tsunami(津波)


Le séismeという単語は辞書に載っていなかった。
以前フランス語の学校では、Le tremblement de terreと習ったのだが、今回Le séismeという単語をよく目にする。
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2011.03.07

NO.104 動詞の不規則活用 écrire

読むlireをやったので、書くも覚えておくべきだろう。

écris
écris
écrit
écrivons
écrivez
écrivent


radical 単数ecri 複数ecriv
terminaison 単数SSTシリーズ、複数er動詞

この単語、書くという意味だが、この単語一つで、手紙を書く(出す)という意味にもなる。そんな使い方も多いから、誰々に書くという場合は、誰々に手紙を出すという意味になる。


先日、覚えておくべき命令形で
décrivez
描写しなさい。

をリストに入れておいたが、この動詞の原形は
décrire
である。
活用は全く一緒だから、覚えやすい。


ここで、話になるのは、とある動詞にdがつくと、もとの動詞の否定の意味になりそうなものであるが、そうはなっていない。
もともと、書くという意味であって、増減とか上下みたいなおよそ相対的な単語が存在する単語ではない。
だからであろう、と勝手に推測する。
もしかすると、détail(細かい、ディテール)をécrireするという奴の短縮形で、ネットゲームをネトゲと略すのと同じ発想でできているかも知れぬ。
むろん、こちらの勝手な想像だが、単語は覚えればいいものであって、その由来は、会話では必要ない。
細かく書く、すなわち描写するであるから、こんな単語であるのだと決め付けておいても、なんら問題はない(笑)
言葉を略すことを否定する保守派もいるが、そういったところは、人間の性であって、実のところ新しくもなんでもないのかもしれぬ・・・・とécrireから話を膨らませることができる。

うそつき呼ばわりされぬために、くれぐれも、この話を自慢げに外でしないように!
2011.03.02

NO.103 覚えていきたい命令形

何しろ、留学などで困るのは、すべてがフランス語になることだ。
est-ce quequ'est-ce queの聞き取りの話は既にしたとおりだ。エスクケスクの聞き取りが重要との話だ。
他にも、たとえば、命令形Meireikeiと書いてくれたり、発音してくれるフランス人先生は、まずいない。
これも、文法用語をフランス語で覚えておかぬと少々面倒との話はした。
ただ、これは、覚えておかなくても、いっぺんに10個もの新しい文法説明を受けることはないから、大変大変と言ったってしれている。
アンペラティフアンフィニティフの区別が付けばいい。

これ以外にも、フランス語浸けになると、面倒なことが起きる。
最初はムカつくことに、こちらはフランス語初心者なのに、教科書がフランス語のため、問題文が読めず、その度に辞書のお世話にならねばならない。
まわりが問題を解き始めたときに、こちらは、一番肝心な問題文の動詞を辞書で引くことになる。
しかも、命令形であるから、当然活用しており、動詞の原形、アンフィニティフでしか辞書がひけぬ段階では、猛烈に大変なことになるのである。
そんな経験をしたので、最初に覚えておきたい動詞の命令形を羅列しておく。

continuez
続けなさい。

présentez
紹介しなさい

complétez
完成させなさい。空白埋めに多い。

écoutez
聞きなさい。

reliez
結びつけなさい。絵と文、絵と絵を線で結ぶ問題。

lisez
読みなさい。

imaginez
想像しなさい。結局作文ですな。

choisissez
選びなさい。

jouez
演じなさい。これも要するに作文。

répondez
答えなさい。日本で言う問題って、これが主流なのかも。

trouvez
見つけなさい。答えを見つけるもあれば、この答えの問題文を作れなんてときも。

écrivez
書きなさい。

faites
しなさい。

utilisez
使いなさい。

dites
言いなさい。

recopiez
書き写しなさい。

remplissez
空欄を満たしなさい。すべてのチェック項目にチェックつけなさい的な時。

observez
観察しなさい。次の絵を、表を、よく見なさいってことかな。

donnez l'ordre
順番に並び換えなさい。

rédigez
編集作成しなさい、書きなさい。これも、作文ですな。

décrivez
描写しなさい。人や風景の説明文作文です。

mettez les verbes
動詞を入れなさい。大抵は、ただしく活用させて・・・と付く。

identifiez
識別、判定しなさい。これも人や物の表現。

devinez
見抜きなさい、言い当てなさい。クイズ。

racontez
物語りなさい。今日何をしたの?なんて時。

regardez
見なさい。

transformez
変形しなさい。肯定文を否定文にする問題だったり。

précisez
正確に述べなさい。状況説明作文ですな。箱の中身はなんですか?など。

accordez
一致させなさい。形容詞性数一致問題など。blancとblancheなど。

dialoguez
対話しなさい。二人で会話文作文するみたいな時。

interrogez
尋問しなさい。住所年齢指名趣味etc.カツ丼は食うか?(笑)

remplacez
置き換えなさい。代名詞に置き換えなさいでしょう。

discutez
議論しなさい。少々重めの会話。

formulez
表現しなさい。意見の表現などの、要するに作文ですな。

notez
目印を付けなさい。要するにチェック。

comparez
比較しなさい。大小長短、まあ、比較級のお話しです。

commentez
コメントつけなさい。表か何か見て、コメント。この営業マンはどうだこうだなど。

caractérisez
特徴を書き出しなさい。行動や人物の様子。素早く出るとか、ゆっくり出るとか、キャラクターイメージ。



とりあえず、羅列しておいたが、これを留学出発前に覚えちゃう必要などない。
時間がある人は、このめちゃくちゃに並んだアンペラティフを、アルファベット順に並び替えて書き直し、授業で使う教科書に虎の巻として使う準備をしておいたほうがいい。
もちろん、書き直すのが面倒な人のために、ここで並び替えするのもいいのだが、まあ、一度、自分の手で書きなさい。
書いたほうが覚えるから、コピペして、並び替えなどしたら、いかん。
授業中に恥をかかぬ様、覚えてしまうなどという苦労は、結局のところ忘れるのも速く、本末転倒になる。恥はかいたほうが覚えるのだ。
もちろん、カタカナでルビをふるのも宜しくない。
2011.02.24

NO.102 フランス語の命令形2

街中でも聞く、見る、命令形をピックアップしておこう。

待って!
attends
attendons
attendez

駅では聞きませんが、バス停では聞きますね。
ちなみに降りるとき、バスの扉を開けてほしいときは、開けて!と命令形では言わず、La porte,S.V.P!って言ってますね。

聞いて!
écoute
écoutons
écoutez


来て!
viens
venons
venez

大人が子供に”来なさい!”なんて時、聞こえてくる。

取って!
prends
prenons
prenez


このほかにもよく聞くのがこれだ。

va
allons
allez


これに、”そこへ”というyをつけると

vas-y(ヴァジ)
allons-y(アロンジ)
allez-y(アレジ


となる。
とくに、allez-y(アレジ)はよく聞くはずだ。
そこへ行ってくださいということだから、つまり、どうぞ!という場合である。
ドアの扉を持って、アレジ!というのはよく聞くに違いない。もちろん、こちらの名前をジャン・アレジと勘違いしているわけではないし、日本人はジャン・アレジをしっているだろうと、気を遣って愛想を振りまいているわけでもない。レーサーのアレジの事を言っていた!と思った日本人は相当数にのぼるに違いない(笑)

命令形の基本でtuの時の活用からsを取るのが基本だ。
が、vas-yは母音が重なるのを避けるために復活しているのだろう。

2011.02.15

NO.101 フランス語の命令形

見る regarder の現在形

je regarde
tu regardes
il regarde
nous regardons
vous regardez
ils regardent


er動詞ですから、分かりやすい。

このうち命令形となるのは

tu regardes
nous regardons
vous regardez


見て!
見よう!
見てください!


の3つである。

そのた、主語が自分、彼、彼女じゃ、命令しようがない(笑)




命令形の作り方は簡単である。

主語を省けばいい。
tuの時は最後のsをとる。


regarde!
regardons!
regardez!


このあたり、教科書どおりで、あまり特筆すべきではない。

子供が親に向かって、見て見て見て!なんて時、この単語の命令形はよく聞きますな。
親に連れられた子供が親の方に何か提示しているとき、こんな単語が聞こえてくる。
regarde!って、きこえたら、あなたも、もう、街ゆくフランス人の会話が耳に入ってきた一人なのです。
そして、おおっ、その命令形ならs抜きね!とでも思えば、文法も完璧なわけです。


どんなフランス語の命令形がよく使われるか?
それは、どんな命令形の日本語がよく使われているか?っていう質問と同じこと。

次回は他の命令形例を見ておきましょう。
2011.01.31

NO.100 動詞の不規則活用 lire

lire 読む

je lis
tu lis
il lit
nous lisons
vous lisez
ils lisent


ラディカル:単数li、複数lis
テルミネゾン:単数sst、複数er動詞



リテラシー(読み書き能力)、ライブラリー(図書館)

それぞれ
literacy
library


偶然かも知れぬが、読むに関係のあるよく使われる英単語の頭がliで始まる。

reは繰り返すという意味の単語に付くし、否定的な場合はdで始まる単語が多かったりする。


そんなことを考えると、lire(読む)rire(笑う)の覚え間違いはあるまい。


話は横にそれるが、リテラシーという単語、特に日本では読み書き能力が大事とされる。
日本人は語学に読み書きから入りたがるし、つづりという根拠よ文法という理屈がないと大変不安になる。
それはきっと日本の文化であろう、。
だからこそ、話す聞くということを意識してやらねばならないのだ。
話すためには聞かねばならぬゆえ、聞くというのは日常に取り入れる必要があるのである。
2011.01.24

NO.99 レアルマドリードは大嫌い!

aimer (すき)
aimer beaucoup (けっこうすき)
adorer (めっちゃすき)

n'aimer pas (好きじゃない)
n'aimer pas beaucoup (あまり好きじゃない)
n'aimer pas du tout (全然好きじゃない)
détester (大嫌い)




クラスメートにスペイン人の男の子がいた。
休み時間に話をしたいのだが、なんと言っても言葉も不自由な上に、話題がない。
そういえばと、日本で行われている南米と欧州のサッカーのクラブ選手権、トヨタカップをネタに話をしようと考えたのだ。

その彼に、1998年、トヨタカップに出場するレアルマドリードについて、休み時間に聞いてみたのだ。
Tu aimes Realmadrid?

すると、ものすごい形相で、こんな答えが返ってきた。
Je déteste Realmadrid!!

こちらが完全に”ひく”ほどの形相であった。

彼は、スペイン人であるが、バスク地方のサンセバスチャン出身である。
ああ、とスペインの歴史で思い当たるふしもあって、納得できたのだが、日本は平和な国であると実感することにもなったのだ。

ちなみに、今は、日本代表の内田選手と同じドイツのチームでプレーする、当時のレアルマドリードのエース、ラウルゴンザレスについて聞くと、Il est bon joueur.と答えが返ってきた。
ちなみに、FC Barcelonaは、好きでも嫌いでもないそうだ。地元のチームを聞いてあげるべきだった。




さて、ポイントは二つ。

J'aime le café.
コーヒーが好きというのは、コーヒー全部が好きなのであって、一杯のコーヒーについての事にはならぬから、冠詞が定冠詞になると言うこと。

フランス語は"好き"の反対語は"好きじゃない"と言うように、否定形多用すると言うこと。
まあ、否定形の作り方を覚えておけば、単語の覚える数は減るし、フランス語らしくなるというものだ。(笑)